今回は、セレナのバッテリー交換の方法や費用についてご紹介します。
ファミリーカーとして絶大な人気を誇るセレナですから、家族でお出掛けしようとしている時にバッテリートラブルに見舞われすぐに出かけられない!なんてことになてしまうと、家族からは大バッシングを受けますし予定も変わってしまいます。
また、遠出している出先で起きると更に大変ですよね。
そんな風にならないように、前もって未然に防ぐ方法を知っておきましょう!
それでは、セレナのバッテリー交換の方法や費用についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
バッテリー交換は避けては通れませんから、出来るだけ突然のトラブルは避けたいものですね。
【目次】
セレナのバッテリーは寿命が短い?
セレナにはどのようなバッテリーが搭載されているのでしょうか?
また、どのくらいの寿命があるのかも気になりますね!
セレナのバッテリーの寿命
セレナに限らずバッテリーの寿命というのはおおよそ2年~5年と言われています。
このように幅が広いのは、使い方や環境で寿命が大きく異なり、5年以上使っても平気という場合も珍しくありません。
ただ、最近のバッテリーは以前のものに比べて前兆などなく、突然バッテリーが死んでしまうという事も増えているようです。
また、セレナの場合は一部グレードを除きはアイドリングストップを搭載しています。
アイドリングストップは省エネにはとても有効なシステムですが、バッテリーへの負荷はとても大きくなってしまいます。
また S-ハイブリッド用にはバッテリーも2つ搭載されています。
セレナのバッテリーの型式
『アイドリングストップ非搭載車』
セレナ(C26)のアイドリングストップ非搭載車のバッテリーの規格は、このクラスでは定番の55B24Lが搭載されています。
『アイドリングストップ搭載車』
セレナ(C26)のアイドリングストップ搭載車のバッテリーの規格は、S-95が搭載されています。
『S-ハイブリッド搭載車』
S-HYBRIDには、S-95(メイン)とK-42(サブ)の2つのバッテリーが搭載されています。
大きな電力消費に対応するのが、S-95(メイン)バッテリーで、アイドリングストップの再始動に対応するのが、K-42(サブ)バッテリーと、使い分けられています。
2つのバッテリーは、同時交換が推奨されています。
『e-power』
e-POWER車になると、バッテリー事情は少し変わってきます。
駆動に関わるメインバッテリーは、リチウムイオンバッテリーです。
このメインバッテリーは、通常に使っている範囲では、車が壊れるまで交換する必要はないようですが、サブバッテリーの55B24Lは、システム起動用なので、バッテリが寿命になると走行できなくなってしまいます。
サブバッテリーは、鉛バッテリーであるので一般的な目安の3~5年での交換が必要です。
基本的にバッテリーの寿命はどれも2~5年といったところです。
セレナのバッテリー寿命はエンジンのかかり具合で判断できる?
セレナに限らずバッテリーの寿命には乗り方などによって幅がありますので、あまりあてになりませんよね。
では、何か目安や前兆があるのでしょうか?
バッテリーの寿命の前兆
1番わかりやすいのが、キーを回したときのキュルキュルというセルモーターの回転音が鈍くなってきます。
また、エンジンのかかりが悪く、キュルキュルと言う音が長くなったりします。
他にも症状があります。
- パワーウィンドウの動きが遅い
- ヘッドライトが暗い
- バッテリー本体が膨らんでいる
- バッテリー液が減りやすい
- バッテリーの天板にバッテリー液が漏れている
- バッテリーの端子付近に粉がふいている
このような症状が見られたら、早めにバッテリーを交換しましょう。
バッテリー交換の目安
上記のような症状が出てきてから交換と言う方も多いと思いますが、最近では前兆が出ずに突然寿命が来てしまうと言う事もあります。
その為には定期的に電圧をチェックすることも大切です。
またそして、前兆などを待たずに定期的に交換するのもオススメです。
目安は車検ごとでの交換です。
また、日頃あまり車に乗らない方は余計に早めに交換するのがオススメです。
ですが、更に寿命を延ばすことが出来るのでしょうか?
セレナのバッテリーの寿命を延ばす方法はある?
バッテリー上がりを起こさないためにも、セレナのバッテリー寿命を延ばす方法についてご紹介していきます!
定期的にエンジンをかける
バッテリーは走行中に充電されますが、エンジンがかかっていない時は自己放電によって充電が減り、バッテリー上がりにつながってしまいます。
その為あまり放置せず、出来るだけ車に乗るようにしてあげるとバッテリーは長持ちする傾向にあります。
目安は、週1、30分以上運転することです。
電気を無駄遣いしない
電気の無駄遣いを抑えるとバッテリーの寿命は長くなります。
特に車をあまり運転していない状況でこれらを使用し過ぎると、バッテリーが消耗して寿命は短くなってしまいます。
夜間走行時は電力消費を抑える
夜間走行時にヘッドライトやブレーキランプを多用すると、バッテリーの劣化につながってしまいます。
エアコンはエンジン始動時に付けない
エンジン始動時はまだエンジンが温まっていないため、エアコンの効きは良くありません。
またバッテリーは車のエンジン始動時に電力を大量に消費してしまいます。
その為、エンジン始動に加えてエアコンを付けることでバッテリーへの負担が増えてしまいます。
また目的地に到着する前にエアコンを切っておくこともオススメです。
到着前にエアコンを切っておくことで次回エンジン始動時用の電力が蓄えられます。
アイドリングストップは極力控える
セレナにも搭載されているアイドリングストップ機能ですが、バッテリーの寿命を考えると使用は極力控えた方が良さそうです。
エンジンの始動と停止が頻繁に繰り返されるため、大きくバッテリーが消耗する原因となります。
電圧計でこまめにチェックする
電圧計でこまめにバッテリーの状態を確認することでバッテリー上がりの予防につながります。
また、電圧計が無い場合はディーラーやガソリンスタンドなどで定期的にチェックしてもらうのがオススメです。
バッテリー上がりをさせない
バッテリー上がりが起こると、回復させるためにバッテリーに大きな負荷がかかり、結果的にバッテリーの寿命が短くなります。
バッテリーをこまめに充電する
こまめに充電しておくことでバッテリー上がりを防ぐことができます。
車に乗る頻度が少ない方は充電器を買っておくと良いかもしれません。
日頃から心がけたいですよね。
セレナのバッテリー交換方法は?
では、バッテリー交換をする際どのような選択肢があるのでしょうか?
大きく分けて、プロに依頼するか自分でDIYするかの2つになります。
プロに依頼して交換する
やはり車の作業ですから、これが定番かと思います。
ですが、依頼する場合でもどこに依頼するかで異なってきます。
定番は『ディーラー』への依頼です。
点検や車検のついでに、交換を勧められそのまま交換するという事も多いと思います。
また他には『ガソリンスタンド』で給油中などに、『電圧チェックしておきませんか?』などと声をかけてきてくれることもあるかと思います。
また、ガソリンスタンドでは粗品をくれたりキャンペーンを行っている事も多いですよね。
そして、『カー用品店』でも交換してもらえます。
カー用品店では、豊富な品ぞろえから愛車に合うものを購入しそのまま隣接するピットで取り付けをしてもらえる店舗も豊富です。
また、自店で購入したものは工賃不要な店舗も多いようです。
自分でDIYで交換する
自分自身で交換することも可能です。
バッテリーの交換くらいの作業だとネット通販など予算に合うものを探し、自分で交換する方も多いのではないでしょうか?
自分で交換すればもちろん工賃はいりませんし、どのバッテリーを搭載するかも自由に選べますよね!
ですが、やはりリスクはあります。
バッテリー交換は手順などを間違えるとショートしてしまい車が故障してしまったり、火災に繋がる事だって考えられます。
その為、自分で交換する場合はしっかり準備してから行いましょう。
ですが、やはりセレナはハイブリッド車もありますしプロに依頼するのが安心ではありますよね。
セレナのバッテリー交換費用はどこがおすすめ?
バッテリー交換にもそれぞれ選択肢がある事がわかりました。
それぞれどのような特徴があるのか、費用はどうなのか見てみたいと思います。
ディーラーでバッテリー交換
ディーラーでの作業には、整備士の技術も経験も安心して任せられますし、何より保証があります。
バッテリー交換といった簡単な作業でもやはり安心感は重要ですよね。
ですがディーラではバッテリーの在庫の数があまりなく種類も少ないためどのバッテリーにするか選択肢はない場合が多いようです。
その為、安さを重視するのは難しいかもしれません。
また、工賃も他に比べて少し高くなってしまいます。
また、ハイブリッド車は基本的に2つのバッテリーを同時交換を推奨されているようですが、交換するとなるとディーラーでは60000円ぐらいの費用がかかてしまいます。
その為、同時ではなくサブバッテリーだけ交換する場合も多いようです。
おそらく電装系の供給はサブバッテリーからになるので、やはり負担が多いのではないかと思われます。
カー用品店で交換
オートバックスやイエローハットなど全国には多くの店舗があります。
そして、カー用品店ですから品ぞろえが豊富にありバッテリーも選択することが出来ます。
また、工賃も自店で購入したバッテリーの場合無料で取り付けしてくれる店舗が多いようです。
有料の場合でも、ディーラーよりも安い場合が多いです。
ただ、整備士の腕にはバラツキがある場合も多いようですね。
ガソリンスタンドで交換
ガソリンスタンドではキャンペーンがやっている事も多いのですが、カー用品店に比べると少し価格設定が高い場合が多いですし、ディーラー同様にあまり種類を豊富においているわけではありませんので、どのバッテリーにするかは選べないかもしれません。
また、ピットも少ないのでお客さんが重なると待ち時間がある場合もあります。
ですが、給油ついでに交換もできますし、簡単な作業なだけに便利ではありますよね!
どこを重視して交換するかで選ぶ必要がありますね。
セレナのバッテリーを自分で交換する方法・手順は?
バッテリーを自分で交換する方法も簡単にご紹介してみたいと思います。
実際に作業を行う場合は、もっと詳しく説明書などで手順をチェックしてから行ってくださいね!
バッテリーを交換する手順
初めにリベット(真ん中押し込みタイプ)を外します。
次にもう一つのリベット(真ん中引き上げタイプ)2箇所を外し、エアインテーク全体を手前方向に引き抜いてしまいます。
真ん中押し込みタイプのリベットは、このように真ん中部分を少し押し込むことでリベット全体が引き抜くことができます。
エアインテークパイプは、手前方向に少しこじってみるとエアクリーナーボックスの根元部分から引き抜けるようになります。
これらを外すことでバッテリー本体にアクセスできます。
外す手順
- マイナスターミナルを外す。
- プラスターミナルを外す。
- バッテリー固定金具を外す。
- 旧バッテリーを車両より取り外す。
これらは10mmのスパナがあれば作業が可能です。
取り付け手順
- 新バッテリーを車両に搭載します。
- バッテリー固定金具で固定します。
- プラスターミナルを取り付けます。
- マイナスターミナルを取り付けます。
エアインテークパイプを先ほどのエアクリーナーボックスに差込み、ゴム台座に位置を合わせて載せ、リベットのネジ穴と合わせて固定します。
もう1つの部品を差込み、台座部分に位置を合わせ、穴に合わせてリベットを差し込めば完成です。
価格を重視し抑えたいようであれば1度検討してみてください。
新車・中古車を買う時の下取りで損しない必勝法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
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まとめ
今回は、セレナのバッテリー交換の方法や費用についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
セレナのハイブリッドでは、バッテリーが2つあり1度に両方交換となってしまう事も多く高額な費用になってしまう事も多いようですね。
安さを重視するのか、安心感を重視するのかによってどこで交換するかは様々です。
交換を検討する際は、それぞれの店舗に問い合わせて費用等聞いてから依頼するのがよさそうですね。