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ヴォクシーハイブリッドのバッテリー交換方法を紹介!自分でも簡単にできる?

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今回は、ヴォクシーハイブリッドのバッテリー交換の仕方についてご紹介します。

ヴォクシーに限らずハイブリッド車には、駆動用の大型バッテリーの他に、システム始動用の補機バッテリーを搭載しています。

ヴォクシーのボンネットを開けても補器バッテリーは見当たらないので、バッテリーの交換が必要ないと思う方もいるかもしれません。

しかし、ヴォクシーハイブリッドも、他のガソリン車と同じように定期的なバッテリー効果が必要です。

今回はヴォクシー補機バッテリーの交換方法を中心に、分かりやすくご説明してまいります。

それでは、ヴォクシーハイブリッドのバッテリー交換の仕方についてご紹介していきますので、お見逃しなく!

ヴォクシーハイブリッドのバッテリーはどこにあるんですか?

ハイブリッドでも定期的なバッテリー交換の必用があるのでしょうか。

ヴォクシーのバッテリー交換費用が知りたいです。

 

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ヴォクシーハイブリッドのバッテリーは特殊?

ヴォクシーハイブリッド バッテリー交換

出典:https://minkara.carview.co.jp/userid/1370812/car/1107331/4684647/note.aspx

ヴォクシーの駆動用の大型バッテリーはボンネットの下のエンジンルームにあり、ハイブリッドシステム始動用の補機バッテリーは後方のラゲッジルームにあります。

駆動用のバッテリーは、20万キロ以上は持つとされ、普通は廃車になるまで大丈夫とも言われます。

また駆動用のバッテリーに不具合が起きたとしても、素人では太刀打ちできるものではありません。

今回は、定期的に交換が必要である補機バッテリーについてご説明いたします。

 

ヴォクシーの補機バッテリーは欧州規格?

ヴォクシーの補機バッテリーは、前述のようにリアのラゲッジの端にあります。

上にプラスとマイナスのマークが刻印されたカバーがあり、それを持ち上げると下にバッテリーが見えます。

ヴォクシーハイブリッドの補機バッテリーは『LN2』という型式のバッテリーを使っています。

寒冷地仕様も同じものです。

聞きなれない型式なので戸惑う方もいらっしゃると思いますが、この『LN2』はEN規格という『欧州統一規格』に則したものです。

トヨタでは、現行プリウスのZVW5型からEN規格のバッテリーを採用しているようです。

因みに、プリウスはLN1を使っています。

2017年辺りでは『LN2バッテリー』はあまり出回っていませんでしたが、最近はカー用品店でも用意している場所が増えてきました。

価格で考えるとネット購入等の方が安く、自分で交換を考えている人は、カー用品店等でも取り寄せになる事が多いので、安く買える方法を選択するのも良いでしょう!

LN2のバッテリーは『トヨタ純正』の他に、『GSユアサ』、『Panasonic』、『アトラス』、『BOSCH』などの主要メーカで扱っていますので、ご利用されるといいでしょう。

交換の時には確認の為、説明書やディーラーで、バッテリーの型式を再度確認して下さい!

 

補機バッテリーは車内設置だから特別なの?

ヴォクシーハイブリッドの補機バッテリーは車内に設置しています。

ですから、有害で危険な水素を車外に排出するチューブ付きの専用バッテリーを使用しています。

交換する際にはチューブを外し、取り付けには排気ダクトにチューブを取り付ける必要があります。

はじめての人には聞きなれないので難しく思うかも知れません。

自信が無くて心配だという人は、バッテリーをネットで購入して、交換だけ有料でしてくれる車屋さんに頼んでも安くできそうです。

まずは、電話などで交換工賃や持ち込みが可能かを確認してみましょう!

 

ハイブリッド車でもバッテリー上がりは起きるの?

ハイブリッドカーでも、バッテリー上がりによってクルマが始動できなくなることがあります。

ハイブリッド車も補機バッテリーは、普通の車と同じ鉛タイプのバッテリーを使っています。

補機バッテリーは、ハイブリッドシステムの制御を行うコンピュータや電装系パーツの電源をまかなっています。

トヨタが採用するハイブリッド方式である『THS-2』では、駆動用バッテリーの電力を利用してエンジンを始動させています。

よって、補機バッテリーの不具合でセルが回らないという事はありませんが、ハイブリッドシステムが始動できない為にエンジンは動かなくなります。

仕組みは違うものの、補機バッテリーがバッテリー上がりになると、エンジンは停止すると考えて下さい!

補機バッテリー自体はガソリン車のバッテリーと同様のものなので、使用と経年で劣化してバッテリー上がりが起こります。

普通の車と違い、エンジンの始動には使われないため、ハイブリットカーのバッテリー自体は容量がかなり小さいものを使っています。

容量が小さければ、少しづつの放電が長く続くと思ったより早くバッテリー上がりになることも考えられます。

また、ハイブリッドであるがゆえに、バッテリー上がりの兆候が掴みにくいともいわれます。

ハイブリッドシステムが起動すると、常に充電が行われるため、基本的にはバッテリーの持ちも良いとされています。

補器バッテリー上がりの予防は、定期的な交換と点検です。

劣化が進行する時期よりも、少し早めに交換するということが大切だと考えます。

駆動用のバッテリーは20万キロは大丈夫らしいけど、壊れたら凄い金額がかかるらしいです。

ホンダのハイブリッドバッテリーは高いらしいけど、トヨタは量産のおかげで15万円位だと聞きました。

『THS-2』では、エンジンの始動に補機バッテリーは関与していないんですね!

 

ヴォクシーハイブリッドのバッテリー交換のやり方

ヴォクシーハイブリッド バッテリー交換

出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/161000/car/1628358/2993773/note.aspx

ヴォクシーハイブリッドの補機バッテリーの交換は、もちろんディーラーで引き受けてくれます。

しかし、金額は想像されるように安くはありません。

では、カー用品店はというと、こちらも思った程には安くはありません。

自分で購入して自分で交換するのが最も安くなりますが、ハイブリッド特有のこともあるので、全くバッテリー交換の知識や経験のない人には難しいでしょう。

あとの安心を考えるなら、ディーラーでの交換が一番でしょう。

知識とチャレンジ心のある方のために、自分でやる交換方法を分かりやすくご説明いたします。

 

基本は普通のバッテリーと同じ!

バッテリー自体は、前述のように普通のガソリン車と同じですので、特別に難しく考える事はありません。

特別な事といえば、車内にバッテリーを積んでいるので、危険な水素を車外に排出するチューブの取り外しと取り付けの作業があることです。

また、普通のバッテリーとは積んである場所が違うので、事前に確認しておきましょう。

ヴォクシーでは、リアのラゲッジスペースに隠れています。

上にも安全なように、割とかためにフタをかぶせてあります。

一度はフタを開けてバッテリーを確認してみても良いでしょう。

フタは手で開けられますが、フックで引っ掛けてあるので、結構な力で思い切って持ち上げないと開かないこともあるので気を付けて下さい。

 

補機バッテリーを自分で交換する!

ヴォクシーハイブリッド バッテリー交換

出典:https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000614629/SortID=17456051/ImageID=1883688/

バッテリーの交換方法は基本的にガソリン車と同じです。

それに先述の水素排出チューブの作業が加わるだけだと思ってください。

まずは、バッテリーを交換する前にメモリーバックアップの準備をしましょう。

ハイブリッド車は、いろんな電装機器を使っていますし、ハイブリッド制御システムの電源の供給源になっている補機バッテリーです。

大切なデータがコンピューターから消えてしまわないように、バックアップ電源などを使って非常事態に備えましょう。

バックアップの為の装置は、ネット等で2,000円程度もあれば購入できると思います。

自分で安く購入して自分交換すれば、2,000円以上の見返りはあるはずですから、この時に購入されても良いでしょう。

 

バッテリーの交換手順

それでは、バッテリーを交換しましょう!

用意する物は、『10ミリ』か12ミリのスパナと軍手のみです。

軍手は色んな場面で活躍する万能工具であり、保護手袋です。

ぜひ用意して下さい!

車のエンジンを止めて、走行後であれば30分以上は放置して下さい!

時間が経過したら、リアのラゲッジスペースにあるバッテリーを確認します。

フタが固く閉まっているので、思い切って上に引き上げて下さい。

バッテリーが確認できましたか!

あとは普通と同じように作業していきますが、リアで他の部品なども無いので、割とゆったりと作業ができますから、慌てないで落ち着いて作業していきます。

  • 最初にマイナスの端子からはずします。
  • 黒がマイナスです、この時にスパナが車体に接触しないよう注意しましょう。
  • 次にプラスの端子をはずします、赤がプラスです。
  • 次にガス抜きチューブを外します!
  • 次にステー『バッテリーを押さえている取り付け金具』をはずします。
  • はずしたナットはなくさないように箱などに入れておきましょう。
  • 古いバッテリーをはずします。
  • 新しいバッテリーを箱から出します。
  • 取り付け前にプラスマイナスの位置を確認して下さい。
  • 新しいバッテリーを、古いバッテリーがあった場所におきます。
  • この時ショート防止のため、端子のキャップはつけたままにします。
  • 新しいバッテリーが受け皿にのったことを確認したら、ステーを取りつけます。
  • 新しいバッテリーを取りつけていきますが、今度は反対の順番で取りつけます。
  • プラス端子から取り付けます。
  • 次に、マイナス端子を取りつけます。
  • マイナスを接続する際にパッチっと火花が出るような音がしますが問題ありません!
  • ガス抜きチューブを最初についていたように取りつけて完成です。
  • 最後にエンジンをかけて確認します。

注意するのはガソリン車と同じで、プラスとマイナスを間違えないことです。

また、車自体がボディーアースでマイナス端子の役目になっているので、プラスの端子の作業の時にスパナがボディーに触れると、プラスとマイナスが繋がることになり、ショートしてしまう事があります。

これもガソリン車と全く同じですので、軍手を使って絶縁するのも良い考えです!

※最後に水素排出のチューブの取り付けを忘れないで下さい!

 

作業時間と金額は?

作業時間は、特に難しい事はありませんので、順調にいけば多く見積もっても20分でできると思います。

不安な場合には、ネットで交換の動画なども配信されていますので、確認しながらでも30分程度で作業は終わると思います。

割と早く終わる作業ですので、焦らずにゆっくり丁寧に確認しながら作業して下さい。

かかった金額は、バッテリーの本体価格が殆どで『15,000円』程度と考えれば良いでしょう。

工具もスパナ位なので、家にあれば購入する必要もありません。

あとは、バックアップ用の器具を購入された方が安心です。

これが2,000円程度としても、合計で20,000円はかかっていません。

因みに、ディーラーにお願いした場合には、バッテリーは違うものになるでしょうが、3万円は超える事になるでしょう。

カー用品店でも、ディーラーより若干安い程度だと思います

バッテリーも小さいので軽く、設置場所が広いスペースで作業もスムーズに進められると思います。

慣れれば10分程度で終わる作業ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい!

 

ハイブリッド車でバッテリー上がりの救援は厳禁!

ハイブリッド車には高電圧の駆動用バッテリー『200Vを超える』と、12Vの補機用バッテリーの2つのバッテリーを使用しています。

バッテリー上がりの故障車が助けを求めていた場合に、補機バッテリーと故障車のバッテリーをブースターケーブルでつないでジャンプ救援できるような気がしますが、ハイブリッド車で他車のバッテリー上がりを救援するのは厳禁とされています。

その理由についてトヨタのお客様相談センターでは、『ハイブリッド車の補機用バッテリーと、ガソリン車のバッテリーをブースターケーブルでつないで救援しようとすると、救援車のエンジンがかかった瞬間、大きな電流が流れ、ハイブリッド車の電源系統やハイブリッドユニットが故障する可能性があるので、ハイブリッド車でバッテリー上がりのガソリン車を救援することはできません』とのことです。

一方、ハイブリッド車の補機バッテリーが過放電になってバッテリーが上がった場合には、ガソリン車から救援してもらうのは問題ありません!

補機バッテリーが上がった時には、ボンネット内のカバーを外して救護用の端子の『プラス』に赤のケーブルをつなぎ、救援車のプラス端子とつなぎます。

次に救援車のマイナス端子に黒ケーブルをつなぎ、それをハイブリッド車のエンジンルームの未塗装の金属部分につないで始動させれば作業完了です!

他車の救援はできないが自分の車は救援してもらえるという、とても理不尽なシステムのようですが、そういう構造になっている以上は仕方ありません。

バッテリー上がりの時は、ハイブリッド車以外に救援を頼むという事を覚えおきましょう。

また、ハイブリッド車の補機バッテリーの平均寿命は4年程度と言われます。

早めの交換で、バッテリー上がりにならないよう気をつけましょう!

補機バッテリーは、ガソリン車と同じ種類のバッテリーだから、交換も同じと考えていいようですね。

特別なのは、積んである場所と『水素を排出するチューブ』ですね。

ハイブリッド車が、ジャンプ救援ができないとは知りませんでした!

 

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まとめ

ヴォクシーハイブリッド バッテリー交換

出典:https://www.webcg.net/articles/-/30848

ここまで、ヴォクシーハイブリッドのバッテリー交換の仕方についてご紹介してきましたが、如何でしたか?

ヴォクシーには駆動用の大型バッテリーと、ハイブリッド機能へ電気を送る補機バッテリーが積まれています。

駆動用のバッテリーは基本的には車の寿命まで持つと考えて良く、万が一故障してもディーラー等でなければ手に負えません。

一方の補機バッテリーは補助的なものですが、これが不具合を起こすとエンジンが始動しなくなります。

安全な状況を維持するためにも、早めの補機バッテリーの交換を考えると共に、自分で交換する事で仕組みが理解できれば、もっと楽しいカーライフがおくれるはずですよ!