今回は、子育て中にスライドドアの車は不要なのか、必要性はあるのかについてご紹介していきたいと思います。
人生の中でマイホームに次いで大きな買い物と言える車の購入ですが、自分の置かれている状況によって必要な車は変わってきます。
子育て中と言うのは子供の予測不可能な行動や快適性など様々な視点から考えないといけませんよね。
その中で、車を選ぶための選択肢として大きなポイントとなるのがスライドドアの有無ではないでしょうか。
それでは、子育て中にスライドドアの車は不要なのか、必要性はあるのかについてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
便利かもしれないけど、そんなにも必要性の高いものなのか気になりますね。
【目次】
子育てにスライドドアは不要?必要性が高い装備
まずはスライドドアだけに限らず、子育て中に必要な車の装備を見ていきたいと思います。
子どもが生まれる前に、子育て中の車を検討する方も多いと思います。
でもやはり子育て前となると、いざ直面してみないとわからない出来事も多々あると思います。
ですがその都度車の買い替えを検討しなくなってしまっては大事ですよね。
スライドドア以外にも車の使い方を考える必要性がある?
今は子供が1人しかいないから、軽自動車など小さい車で十分!と安易に考えてはいけません。
もしかすると、数年後には子供が増えるかもしれませんよね?
そうなると、子どもが小さいうちは平気でもいずれ手狭になってしまい早々に買い替えの必要に迫られる可能性もあります。
その為、ご家族で話し合って将来何人の子どもが欲しいのかなどを視野に入れるのも車を選ぶ重要なポイントです。
子どもだけでなく両親など他の人を乗せる可能性があるかどうかもですよね。
将来両親を乗せる可能性があるならば、乗り込み時の高さが低いフラットな車も検討材料の一つです。
実際我が家では恒例の祖母を頻繁に乗せることがあるのですが、購入時に車の低さなんて全く気にしていなかったのですが、いざ購入してから低いことに気が付き大変ホッとした思い出があります。
また、その車を誰が主に運転するのかです。
旦那さんなのか、奥さんなのか、またどのような使い方をするのかです。
ずっとペーパードライバーだったけど、出産を機に運転を再開すると言う方もいらっしゃると思いますし、運転が苦手な女性も多いと思います。
そんな方にとつぜん大きなミニバン!と言っても不安もあると思います。
車の装備だけでなく、車を使う環境をしっかり考えてから選ばなければいけませんね。
子育てに安全装備は重要!
どの車種を選ぼうとも、絶対に目をそらしてはいけないのは安全装備です。
小さなお子さんを乗せながらの運転は泣き声や、子どもがグズったりと何かと気を使うことも多いです。
また、これは限定的なケースですが、産後のママでも、退院後すぐから通院しないといけないと言う場合もあります。
私自身も、退院後翌日から子どもを診察に連れていかなければならず運転をしないといけない状況に迫られました。
やはり産後間もない母体は、一見元気に見えてもいつ何があるかわかりません。
そんな万が一の事態を防ぎ、またそれが起きてしまった時の被害を小さくするという意味でも安全装備はとても大切ですよね。
自動車の安全性能は大きく2つに分けられます。
- 『パッシブセーフティ(衝突安全)』
- 『アクティブセーフティ(予防安全)』
この2つです。
『パッシブセーフティ(衝突安全)』とは事故などの異常事態が起きた場合に人体にかかる負荷を最小限にするものです。
基本的には3点式シートベルトがメインですが、それだけでは運転中にハンドルに頭をぶつける可能性があるため、最近はSRSエアバッグも併せて装備するのが一般的です。
一方で最近はABS(アンチロックド・ブレーキングシステム)のように未然に事故を防ぐアクティブセーフティの考え方も浸透してきています。
このような安全装備は、オプションの場合が多いです。
オプションには後付けできるものと、購入時しか出来ないものがありますが、安全装備は購入時にしか付ける事が出来ません。
もし事故が起きてしまった時に、付けておけばよかった…と後悔しない為にも安全の状態を作っておくのが安心ですね。
両側スライドドアは子育てに便利!
今回本題のスライドドアです。
結論的にいうと、やはり子育て中にはスライドドアは大活躍してくれます!
子どもを抱っこした状態でも開けやすいですし、狭いところに駐車しても乗り降りは楽ですよね。
また、子どもは予想外な行動をしてくれます。
大きくなってくると、もちろん自分で車を開け閉めするようになると思いますが、隣の車が近いのに勢いよく開けてしまうと、いわゆるドアバンと言う事故になりますよね。
また、車によっては片側のみパワースライドドアと両側パワースライドドアとがあります。
我が家は両側電動スライドドアにしていますが、やはり便利です。
駐車場の狭さなど、電動の方を意識しなくても済みますし、大きな荷物を持っていても楽々でドアを開けられます。
また、子どもでも開け閉めが出来るので荷物で手がふさがってしまっている時も開けてもらうことが出来ます。
でも、実際私も体験してみて思いますが、子育て中にはスライドドアがとっても便利です!
子育ての車にスライドドアを選ぶメリット・デメリット
子育て中にはスライドドアはとっても便利!ということがわかりましたが、でもやはりメリットばかりではありません。
もちろんデメリットもあります。
実際に選択する時にはメリットばかりでなくデメリットも知っておきましょう!
スライドドアのメリット
では、まずメリットです。
- 開け閉めに必要なスペースが小さい
- 開口部が広いのでチャイルドシートに乗せやすい
- 安全性が高い(ドアバンなどのリスクがない)
- 室内が広い
スライドドアのメリットは、やはり開け閉めに必要なスペースが少なくて済みます
一般的なヒンジドアだと、どうしても子どもが乗り降りするときや、チャイルドシートを利用するときは大きく開かなければいけませんし狭い場所では無理な姿勢で大変ですよね。
隣に車が停まっている場合は特に気を使いますね。
自分でドアを開けられるようになると、隣の車のことなんかお構いなしにおもいっきり開けてしまってドアバンなんてことになったら大変ですが、スライドドアならその心配もありません。
また、ヒンジドアの場合、閉めるときに勢いを付けなければいけないのでうっかり子どもの指を挟んでしまう危険がありますし、勢いがついているので途中で止めることも難しく、ケガも重傷になりがちです。
でも、最近のスライドドアはパワースライドドア搭載車が増えて、自動で開閉できます。
パワースライドドアでなくても、勢い良く締めなくても半ドアにならず、更に挟み込み防止の機能も搭載されています。
その為、ケガの危険性はかなり低くなっています。
他にも、電動スライドドアなら運転席から操作が可能ですので、わざわざ運転席を離れなくても開閉できるるのも便利ですよね。
スライドドアのデメリット
もちろんスライドドアにもデメリットがあります。
- 開閉に時間がかかる(電動スライドドア)
電動式のスライドドアはボタン一つで開閉ができとても便利ですが、ヒンジドアなどに比べ開閉に時間がかかってしまいます。
発進までに時間がかかってしまいますよね。
- 重くて開閉が大変(手動スライドドア)
手動スライドドアは、開ける人の力によってはやはり重たく感じてしまいます。
とくに坂道だと、さらに重さが増してしまいますので開けにくいと感じてしまう方も多いと思いますし、形式の古い手動スライドドアだと、勢い良く締めないと半ドアになりやすい傾向です。
- 車が重たくなることで燃費が悪化する
スライドドアはヒンジドアに比べ重量があります。
その為車重も増えてしまいます。
車重が増すと、燃費の悪化につながってしまいます。
- スライドドアを選ぶことで購入費用が高くなる
スライドドアが標準装備という車種もありますが、オプションとしてスライドドアを追加する場合は当然追加費用が発生します。
電動スライドドアとなると更に価格は上がってしまいますよね。
- 故障時に修理費用が高額なりがち
電動スライドドアですと、故障した場合の修理費用が一般的なドアに比べて高くついてしまう傾向にあります。
修理費用は故障原因等で異なりますが、10万円近い費用がかかる場合もあります。
子育て中は何かとお金がかかりますから痛いところですね…
子育て中におすすめのスライドドア車3選!
スライドドアにはメリット・デメリットありますが、それでもやはり子育て中にはスライドドアの車がとっても便利な事にはかわりありません。
では、どのようなスライドドアの車がおすすめなのでしょうか。
トヨタ・ヴォクシー
ノア/エスクァイアと並んでトヨタ3兄弟ミニバンとして一番人気のあるのがヴォクシーです。
実は私もヴォクシーに乗っています。
後部スライドドアの開口部が広く低床設計なので小さなお子さんがでも乗り降りがしやすくなっていますし、高齢の方でも乗りやすいです。
また、車内の高さも1400mmありますので、小学生低学年くらいなら立ったままで着替えもできるので便利ですよね。
また、7人乗り仕様車の場合、2列目のキャプテンシートは810mmの超ロングライドが可能なので、大人でも足を伸ばして乗ることができ、とても快適に過ごせますよ。
ダイハツ・タント
スーパーハイトワゴンというジャンルを開拓したタントは、2019年7月に4代目へとモデルチェンジしました。
初代から大変人気な1台ですよね。
Bピラーをドアに内蔵し、広い開口部を実現する『ミラクルオープンドア』は、新型にも継続採用され大開口で子育て層に大人気の1台です。
さらに、最大540mmにもなる運転席ロングスライドシートと合わせて『ミラクルウォークスルーパッケージ』を実現した為、運転席から後席へのアプローチもしやすくなっています。
また軽自動車として初めて、全車速追従機能付きのACC『アダプティブクルーズコントロール』装着車も設定されているのも安心ポイントです!
スズキ・スペーシア
2019年で『日本で2番目に売れているクルマ』が、スズキのスーパーハイトワゴン、スペーシアです。
2017年12月に登場した現行モデルは、加速時に電気モーターがエンジンをアシストするマイルドハイブリッドを搭載することが特徴です。
キュートなスタイリングにも関わらず、走りの良さも追求されており、派生モデルとして、アウトドアテイスト溢れるスタイリングを持つスペーシア ギアも登場しました。
防汚タイプとなるシート背面や荷室フロアは、ベビーカーなどを収納できるなどファミリー層にも嬉しい装備満載です!
もちろんこの他にも特に近年の軽自動車は、ファミリー層にとても使い勝手が良い1台になっている気がします。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、子育て中にスライドドアの車は不要なのか、必要性はあるのかについてご紹介してきましたが、如何でしたか?
結果的に、子育て中にスライドドア絶対必要!と言う訳ではないですが、絶対便利!と言う事でした。
でも、メリットばかりではなくデメリットもあるので購入の際は良く考えなくてはいけませんね。
自分の為だけに車を買うとなると、好みだけで購入する方も多いと思いますがファミリーカーとなると幅広い視点で検討しましょう!