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トヨタ86の中古車選び方は?年式・走行距離別の目安はある?

86 中古 選び方 年式 走行距離
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今回は、トヨタ86の中古車の選び方を年式や走行距離別でご紹介していきます。

トヨタ86は、トヨタとスバルの共同開発車であり、1960年から1970年代に若者を中心に人気になった車を再現したものです。

走り重視のFR車で、ATとMT車が用意してあり、中古で購入を考えている方は選び方も気になるところです。

年式や走行距離を中心に、トヨタ86のベストな選び方、購入の際の注意点も触れていきます。

それでは、トヨタ86の中古車の選び方を年式や走行距離別でお届けしていきますので、お見逃しなく!

本格的なスポーツクーペの復活は、凄い評判になりましたね。

新車の購入では、それなりの価格なので中古車購入は良い考えかもしれませんね。

但し、中古車での購入には気をつける部分がたくさんありそうです!

AT車かMT車にするかも迷いますね。

マニュアルの方が安いみたいだし、走りを楽しむならマニュアルかしら。

 

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トヨタ86の中古車の年式による選び方は?

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出典:https://www.youtube.com/watch?v=QEKpnP-Lxeo

中古車を選ぶ場合の大きな要素の1つに『年式』があります。

86の場合に適切な選択方法としての『年式』の見方をご紹介します。

 

年式は新しければ良いの?

中古車を購入するために注目するポイントの一つが『年式』です。

中古車市場では、年式の古いものほど安くなるのが基本ですが、年式の新しいものが良い商品だということではありません。

年式の古いものは走行距離も多くなり傷みも多いから当然だと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、価格の上下の理由はそこではありません。

年式が新しいものが高値で取引される本当の理由は、『モデルチェンジ』にあります。

新しいモデルは高く、古いモデルは安くなる傾向になります。

特にフルモデルチェンジが行われた前後の価格では、結構な価格の差になってあらわれることがあります。

逆に何のモデルチェンもなかった車の年式が1年違うくらでは、他の条件にもよって価格が同等であったり、たまには価格が逆転している場合もあります。

単純に年式が新しいものが高く、良い車だという認識は中古車選びの場合には余計な知識となることもあるで注意しましょう。

 

年式が同じでも良い車を選ぶには?

86は、2012年4月に発売されてから、仕様変更やマイナーチェンジは実施されていますが、フルモデルチェンジはされていません。

復刻版として発売された2012~2013年に登録された中古車の台数が圧倒的に多く、価格相場は150~190万円あたりとなっています。

もし、2012年と2013年の86が中古販売されていた場合、すぐに年式の新しい2013年のものを選択すれば良いのかというと、そういう事でもありません。

基本的には古いほど走行距離も多くなるので、車両の傷みも激しくなると考えがちですが、1年程度の違いでは走行距離もそうですが、使用状況によって車の状態が逆転する場合も多いので注意が必要です。

たった数年で乱暴に扱った車と、5年以上のってもキチンとメンテナンスや手入れを怠らなかった車では、後者の方が状態が良く安値で良い商品が購入できることもあります。

まずは、先入観を無くする事が必要で、その後は普通に新しいものを優先すると考えるのが良いでしょう。

先述の話とは矛盾するようですが、やはり1年でも新しい車は、多少の改善が図られている事があります。

マイナーチェンジでは、前モデルの弱点を克服している場合もあるので、この辺りには要注意でしょう。

年式も大事な要件ではありますが、他の要素とあわせてみる事が大切になります。

 

年式別の価格相場は?

トヨタ86中古車の年式別の価格相場を見てみます。

  • 2012年式:170万円~
  • 2013年式:190万円~
  • 2014年式:220万円~

続いて、トヨタ86の主なグレードや型式別での中古車の価格帯を見てみましょう。

  • 初代 86 FT86:112.3~1000万円
  • ZN6:89.8~1000万円
  • G:89.8~378万円
  • GT:127.9~1000万円
  • GTリミテッド:125~387万円
  • 14R:199~377.7万円

中古車は新車と違って、年式や走行距離、グレード、車種の人気度によって大きく相場が異なります。

これは、需要と供給で価格が変動する中古車の特異性であり、人気が価格に反映されるという事です。

逆に言えば、高い価格がついているから良い車という事ではありません。

人気のある車で高い価格がついているが、相応の状態であるかを確かめことが大事です。

年式は新しいものが最も良いと思っていましたが、状態も見ないと判断できませんね。

モデルチェンジが行われなければ、年式が1年違う位はあまり気にしなくて良いみたいです。

でも全く同じ状態であれば、年式が新しい方が良いですよね!

 

トヨタ86の中古車の走行距離による選び方は?

86 中古 選び方 年式 走行距離

出典:https://syaken23eni.biz/toyota-86-zn6-3195.html

もう1つの中古車選びの際に気になる要素が『走行距離』です。

では、走行距離が少ない車が、最も良い車かと言えばそうとも限りません。

走行距離での選び方の注意をご紹介します。

 

走行距離の目安は?

86の場合、走行距離に関しては1万~4万kmの中古車が多くラインナップされているようです。

中古車は、走行距離が多いほど価格が安くなるのが一般的です。

買取店での価格の境界線は、『走行距離5万km』と言われています。

5万キロ以下と、5万キロ以上では価格差に大きな影響を与えるという事です。

しかし、普通に考えて、4.9万キロと5.1万キロの走行距離の違いで、どれだけ車の状態に変化があるのかと言えば微妙になります。

この辺りを上手に使って、安く良い中古車を購入する事が狙い目です。

因みに、86ではあまり関係ありませんが、走行距離の区切りは『5万キロ』と次は『10万キロ』と言われます。

5万キロ以内は全く同じかいえば、そうでは無いでしょう。

やはり次は『3万キロ』が目安になり、細かく1万キロ刻みで価格に反映してくるでしょう。

販売店では、単純にそういった数字で値付けされることも多く、自分の目で見て本当に過走行なのか、お買い得車なのかを見極めるべきです。

1万キロの走行距離の差は大きいですが、5千キロ程度であれば、走行距離よりも状態を良く見た方が、良い買い物ができると思います。

ネット購入などの場合には、できるだけ多くの画像を見せてもらいましょう。

中古車は状態が最も重要だと考えるので、画像だけで判断するのは危険だということは覚悟しておきましょう。

 

走行距離と年式のバランスも確認!

最近の車では、1年間の平均走行距離を1万kmを目安にしています。

走行距離が10万kmならば、新車購入から10年経過しているのが適正な年数と考えられます。

しかし、10年経過した車でピッタリ10万キロという車も少ないでしょう。

10万キロを大幅に超える走行距離の車は『過走行』の車と考えられ、過酷な状況で使用されていたことが予測されます。

反対に、10年も経過しているのに2万キロにも走行距離が達していないような車は、『メーター改ざん』の恐れや、何らかの問題のある車ではないかという事も考えられ、過走行以上に敬遠されることもあります。

できれば、年式相応に近い走行距離で、2~3割程度、走行距離の少ない車が理想でしょう。

もしくは、走行距離が少ないキチンとした理由がある場合には、走行距離が少ない車は絶好の好条件とも言えます。

但し、保管の状況や短い期間の使用状況によっても状態は大きく変わりますので、現在の状態は、必ず自分の目で確認しましょう。

外側だけでなく中も見る事で、前の所有者がどういった使い方をしていたかも、ある程度は分かる事もあるでしょう。

可能であれば、試乗できれば最高です。

 

走行距離だけでなく定期点検の記録も大事

状態を正確に知る為には『定期点検記録簿』があると便利です。

通常は用意されているのですが、中古車の中には無いものや、一部しか残っていないものなどがもあります。

定期点検記録簿は、売却の査定価格に影響するので、普通は保管されているものですが、紛失してしまったり、他の理由で破棄したことが考えられます。

破棄された理由は色んなことが考えられますが、あまり良い事でないのは確かです。

但し、点検記録簿が無いからといって悪い車と決めつけるのも早計で、ある事が好ましいくらいに考えておき、あとは自分の目で確かめるようにしましょう。

目視で確認できない場合には、売り手に直接確認して下さい。

大きな買い物ですから、分からない事を聞くのは恥ずかしい事ではありません。

相手が何かを言いづらそうにしているようであれば、そこは特に聞いてみるべきでしょう。

出来る限りは、定期点検記録簿がきちんと保管されている車を選び、ない場合はその理由を中古車販売店に聞くようにするのが良いでしょう。

走行距離は多すぎても少なすぎても問題がありそうですね。

年式とのバランスを見た方がいいですね。

理由がわかるなら、走行距離の少ない車は良い選択になります。

 

トヨタ86中古車の選び方の注意点

86 中古 選び方 年式 走行距離

出典:https://motorz-garage.com/topic/detail/535

トヨタ86の中古車を購入する場合の注意事項をご紹介致します。

 

マニュアル車はクラッチ板の減りに注意

86は、ご存知の通り『走りを楽しむ』ための車で、AT車もありますがマニュアル車も人気です。

マニュアル車は、クラッチやそれに関わる部品がたくさん付いています。

普通の乗り方では、クラッチの故障や不具合も5年位は問題ないなずですが、使い方によってはクラッチ板などが普通以上に減っていて修理が必要になる事があります。

1例では、購入から2年程度の86ですが、クラッチ板の減りによってクラッチが滑ったり、最終的にはクラッチが入らなくなり、前進できないという86がありました。

理由は走行の仕方で、半クラッチ状態のまま長い距離を走行したことによるとの事です。

オートマ車と違い、マニュアル車では運転者の癖などが出ます。

それが車に影響する事は多くあり、あまりにも酷い場合にはこうした状況もあると覚えておきましょう。

残念ながら、クラッチ板などは外観や中を見ただけでは分からないので、判断するのは難しいです。

やはり、試乗できれば違和感を感じとれるので、無理ならば売り手に状況を細かく聞いてみましょう。

 

クラッチ板の減りの兆候・修理費用

因みに『クラッチ板の減り』の兆候は、クラッチの滑りです。

ギアチェンジしたあとに、スッと入らずに少しタイミングがずれて繋がる感じです。

そのため加速が遅れる感じがするのが兆候です。

しかし、クラッチが滑ってしまった状態は、かなり状態が進行している場合が多く、ここでディーラー等に持ち込めば、確実にクラッチ板の交換と言われるでしょう。

しかし、そのまま乗っていては、悪くなるだけで動かなくなりますので、兆候があらわれたら覚悟してディーラーに行きましょう。

クラッチディスクが滑ってしまった場合には、オーバーホールしてディスクを交換するしか方法はありません。

通常は、ディスクだけを交換するのではなく、その他クラッチカバーやレリーズベアリングなども交換する必要があります。

オーバーホールして交換の部品代などを含めると、10万円位かかってしまうようです。

正直言って、部品代よりも工賃『技術料』の方が高く、修理代金の半分以上が工賃になります。

自分でそうした状況を作らないように、常に半クラッチ状態での走行はしないで、正しいクラッチの繋ぎ方で運転して下さい。

 

ボディーカラー

中古車では無難なカラーに高値が付くことが多くあります。

また人気のカラーも高値で取引され、86についても同じことが言えます。

日本の中古車市場では、モノトーンカラーの人気が高く、そうした色の中古車は値が張るという事実があります。

逆に考えると、人気のないボディカラーの中古車は安く買うことができるとも言えます。

稀に、人気色かそうでないかで50万円以上の差がつくこともありますので注意が必要です。

飽きない色が売れる現状でもありますが、自分の気に入ったカラーが安値で売られているならば、こんな好条件は無いでしょう。

このカラーの選択も、安く良い86を買う条件の1つになります。

 

オプションの装備

中古車は、メーカーオプション装備を後から付けにくいというデメリットがあり、本革シートや純正カーナビ、サンルーフなどが付いているものは価格が高くなっているようです。

これらの装備が備わっているかいないかで、数十万の差がつくことも多く、必要と考える人であれば良いでしょうが、必要ないと思う方には余計なものとも言えます。

もし、価格に反映されていなければお買い得な商品にもなりますので、価格の構成も考えてみると良いでしょう。

しかし、付いているものを外すというのも難しいのが中古車なので、よく考えてみる事をお勧めします。

また中古車では、新車当時の姿で売られている方が珍しく、何かしら前使用者の手が加えられています。

メーカーオプション以外では、価格に反映されることも少なく、同じ86でもお得な車になる事もあるので、よく見ておきましょう。

たった2年でクラッチ板の交換になる事もあるんですね。

色が違うだけで10万円も差が出るのなら、違う色も候補に入れた方がいいかしら。

内装のカラーや本革シートなども良く見た方がいいですね!

 

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まとめ

86 中古 選び方 年式 走行距離

出典:https://remobii.jp/media/86-usedcar/

ここまで、トヨタ86の中古車の選び方を年式や走行距離別でご紹介してきましたが、如何でしたか?

2012年に発売された86は、ドリフト走行に持ち込みやすいような、車を操る楽しさを追求する作りになっていて、車好きにはたまらないでしょう。

また、トヨタ86の開発責任者の話では、良質な中古車を出して自由にカスタムしてもらいたいと言う気持ちも込められているようです。

安全で、車本来の走りを楽しむためにも、態をきちんと見極めた上で、上質の86を手に入れて下さい!