今回は、2018年フルモデルチェンジの新型クラウンの値段やグレードについてご紹介します。
新型クラウンは2018年9月に5年半ぶりにモデルチェンジを行いました。
これまでの保守的なイメージを覆しスタイリッシュに大きく変化しました。
そんな新型クラウンの、新しいグレードについて詳しく見ていきたいと思います。
それでは、2018年フルモデルチェンジの新型クラウンの値段やグレードについてお届けしていきますので、お見逃しなく!
新型クラウンは今回のモデルチェンジで大きく変更されたようですから、尚更ややこしいですよね。
【目次】
2018年新型クラウンのフルモデルチェンジでグレード構成が変更に?
それではまずは、2018年6月にデビューを果たした15代目新型クラウンのモデルチェンジはどのような内容だったのか見ていきたいと思います。
全グレードがスポーティーに
2018年6月26日、トヨタの伝統を受け継ぐクラウンが5年半ぶりにフルモデルチェンジを行いました。
流麗と躍動感を併せもつトヨタ15代目クラウンは、クラウンとしての存在感を保ったまま、よりスポーティな1台へと進化しました。
新型クラウンは、インターネットと車をつなぐ、トヨタ初のコネクテッドカーとなり、車の更なる可能性を広げる革新的な車種となりました。
また、今回のモデルチェンジで大きく変更された点は、従来の『マジェスタ』『ロイヤル』『アスリート』というシリーズ構成が撤廃されたという事です。
クラウンの特徴とも言えたものですから大きな変更点ですね。
エンジンは3種類の設定に!
エンジンもV型6気筒2.5リッターと、3.5リッターのノーマルエンジンから変更されました。
- 直列4気筒2リッターターボ
- 直列4気筒2.5リッターハイブリッド
- V型6気筒3.5リッターハイブリッド
これらの3種類となりました。
駆動方式は後輪駆動の2WDが基本ですが、2.5リッターのハイブリッドには4WDも設定も用意されています。
グレードの基本構成は実用装備を充実させたS、豪華指向な装備を備えたG、スポーティなRSが基本で、3種類のエンジンにこの3グレードが組み合わせられます。
さらに2リッターターボ専用のグレードとして、価格が最も安いBもあります。
グレードごとの詳細は後ほどご紹介したいと思います。
このほか2リッターターボと2.5リッターハイブリッドでは、Sにリアクロストラフィックオートブレーキなどの安全装備を充実させたS・Cパッケージがあり、これを装着するRSアドバンスも用意されています。
ボディーサイズは取り回ししやすいサイズをキープ
ボディーサイズは若干変更がありました。
- 全長×全幅×全高:4910×1800×1455mm
- ホイールベース:2920mm
- 車重:1690kg~1900kg
- 乗車定員:5人
- 最小回転半径:5.3m
- タイヤサイズ:215/60R16 or 215/55R17 or 225/45R18
新型クラウンのボディサイズは、前モデルのクラウンと比較して全長が15mm、ホイールベースが70mm拡大されました。
ですが、日本国内では1800mm以下の車が乗りやすい道路状況となっていますので、全幅は1800mmを維持することで使い勝手が確保されているようです。
2018年新型クラウンの標準グレードの価格は?
では本題のグレードについてです。
旧型とは大きく変わった新型クラウンのグレード設定ですがどのような設定となているのでしょうか?
そもそも標準仕様とRS仕様の違いは?
先ほど、旧型グレードの『マジェスタ』『ロイヤル』『アスリート』いったグレードが廃止されたとご紹介しました。
そして新型クラウンのグレードでは『標準仕様』と『RS仕様』と分けられるようになりました。
これらは、ロイヤルの後継が標準仕様、アスリートの後継がRS仕様となっています。
そしてそれぞれが、更に細分化されました。
必要最低限を兼ね備えた『B』
16インチのホイールを装着した必要最低限の装備のみを備えたグレードが『B』です。
RSにもBというグレードがありますが、これはまた別物で今回ご説明しているBとは標準設定の『B』です。
Bの特徴はハンドルが本革ではなくウレタン製で出来ています。
車両本体価格は、4,606,200円となっています。
旧型クラウン『ロイヤル』相当の『S』『G』
トヨタの伝統あるクラウン『ロイヤル』は、新型クラウンのの『S』『G』に相当します。
歴代クラウンの『ロイヤル』は、高級感を備えつつ、肩肘張らずにゆったり乗れるクラウンのメイングレードでした。
今回、新型クラウンでも『S』は主要グレードと言えます。
また、さらに快適装備を追加した『G』は、旧型クラウンの『ロイヤル』『ロイヤルサルーン』を受け継ぐモデルとなります。
マジェスタ相当の最上級グレードG-Executive
『マジェスタ』はトヨタ セルシオに代わるトヨタの最上級車で、3シリーズの中でもトップモデルとして位置していました。
ロングホイールベースの大排気量サルーン『マジェスタ』に相当するのは、3.5L V6ハイブリッドエンジンが搭載される最上級グレード『G-Executive』です。
快適装備が充実し、本革シートも標準装備となっています。
新型クラウンの中でもトップモデルに相当するのは『G-Executive』です。
このグレードは3.5L V6エンジンで統一されており、組み合わされるマルチステージハイブリッドシステムは、レクサス LCにも搭載されるものと同じシステムで、2つの高出力モーターをより広い回転域での使用を可能にし為、大排気量エンジンさながらの高速巡航性能を発揮してくれます!
ハイブリッドモデルのあるグレード
やはり、グレードを選ぶ際に第一段階となるのがハイブリッドかガソリンではないでしょうか?
標準仕様でハイブリッドモデルのあるグレードは、
- 2.5S
- 2.5S Four
- 2.5S CPackage
- 2.5S Four CPackage
- 2.5G
- 2.5G Four
- 2.5 G-Executive Four
- 3.5 G-Executive
Fourは4wd設定です。
ハイブリッドモデルもこれだけありますので、グレードによって選びやすいですね!
新型クラウン標準仕様の価格
- B(2.0Lターボ車):4,606,200円
- S(2.0Lターボ車):4,746,600円
- S Cパッケージ(2.0Lターボ車):4,941,000円
- G(2.0Lターボ車):5,416,200円
- S(2.5Lハイブリッド車):4,978,800円
- S Cパッケージ(2.5Lハイブリッド車):5,157,000円
- S(2.5Lハイブリッド車) Four:5,194,800円
- S Cパッケージ(2.5Lハイブリッド車)Four:5,373,000円
- G(2.5Lハイブリッド車):5,621,400円
- Gエグゼクティブ(2.5Lハイブリッド車)Four:6,323,400円
- S(3.5Lハイブリッド車):6,237,000円
- Gエグゼクティブ(3.5Lハイブリッド車):7,187,400円
それぞれ装備など細かく異なりますがやはりややこしそうですね…
新型クラウンRSグレードの価格は?
続いて新型クラウンのRS仕様についてです。
どのようなグレードで、価格設定になっているのでしょうか?
新型クラウンの『RS』とはどういう仕様?
『RS』とは、旧型クラウンの『アスリート』の後継で『Runabout-Sports(ランナバウト・スポーツ)』の略です。
2.0Lガソリンターボ、2.5Lハイブリッド、3.5Lハイブリッドの全パワートレーンに用意されています。
トヨタ車では過去75年の歴史の中にも、1984年登場の『MR2』の車名は『Midship Runabout 2 Seater』の略称ですし、99年デビューの『MR-S』は、『Midship Runabout-Sports』の略で『ミッドシップ方式の小型車』と言う意味があります。
また、ヴィッツRSもあります。
このように新型クラウン以外にも昔からトヨタではアルファベットでの略称が採用されているんですね!
2.5RSと2.5RS Advanceの違いはどこ?
2.5RS Advanceには多くの安全・快適装備が標準でついてきます。
クラウンは死角の多い車なので、注意していても見落としてしまう恐れがあります。
もし死角内にいる車両に気づかず車両変更すると、接触して大事故に繋がってしまうこともありますが、ブラインドスポットモニターがあれば、後方にいる車両を検知し、死角内にいるとドアミラーのインジケーターで知らせてくれたり、警報で注意を促してくれるので見落としも防ぐことが出来ます。
これは2.5RSにはオプションで付けることができます。
他にも、2.5RSには盗難防止システムは侵入センサー付のタイプではないため、セキュリティは若干弱いかもしれませんし、2.5RSにはオプションとしても付けられません。
2.5RS Advanceの方が安全面・セキュリティ面共に安心ですね。
また、内装も雰囲気はシートの表皮が異なり2.5RS Advanceの方が高級感があります。
2.5RS Advanceは合成皮革ながら質感が高く、いかにも高級なセダン!と言った印象を受けます。
ですが2.5RSの方は、ファブリックシートですから少々残念に思われる方も多いのではないでしょうか?
もちろん他にも2.5RS Advanceには、マイコンプリセットドライビングポジションシステムや、パワーイージーシステムなど豪華な標準装備ですから、大変満足できる1台なのではないでしょうか。
新型クラウンRSグレードの価格
- RS-B(2.0Lターボ車):5,00,400円
- RS(2.0Lターボ車):5,184,000円
- RSアドバンス(2.0Lターボ車):5,594,400円
- RS(2.5Lハイブリッド車):5,416,200円
- RSアドバンス(2.5Lハイブリッド車):5,799,600円
- RS(2.5Lハイブリッド車)Four:5,632,200円
- RSアドバンス(2.5Lハイブリッド車)Four:6,015,600円
- RSアドバンス(3.5Lハイブリッド車):6,906,600円
1番安いグレードでも標準仕様よりは少し高額になりますが、全体の価格を見ても標準仕様とはさほど大きな差はなさそうです。
標準仕様とRS仕様、どちらを選ぶかは価格よりもやはり装備や好みで選ぶことになりそうですね!
高額な買い物ですから、じっくり比較しながら選ぶ必要がありそうです。
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まとめ
今回は、2018年フルモデルチェンジの新型クラウンの値段やグレードについてご紹介してきましたが、如何でしたか?
『マジェスタ』『ロイヤル』『アスリート』と言ったグレードが廃止されたことによって、新しいグレード『B』『S』『G』『RS』になり、かなり複雑なグレード構成になりました。
ですが価格は、標準仕様が安くてRS仕様が高いと言う事はないので、好みで選ぶことが出来ますね。
また、装備についてはグレードによってかなり変わりますので、予算を決めてからしっかり比較する必要がありそうです。