アクア

トヨタアクアのエンジンがかからない原因・対処法

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今回は、トヨタアクアのエンジンがかからない時の原因と対処法についてご紹介します。

アクアはハイブリッド車であるため、エンジンの起動の仕組みがガソリン車とは違います。

もしエンジンがかからなくなった場合にも、ガソリン車とは原因や対処法も異なる場合が多くあります。

正しい方法を知らずに対処しようとすると、車が壊れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

それでは、アクアのエンジンがかからない時の原因と対処法についてお届けしていきますので、お見逃しなく!

エンジンがかからない時にハイブリッド車でも自分で直せる場合があるんですか?

エンジンがかからなくなったら、パニックになりそうで冷静に状況を判断できるか心配です。

いくつか、考えられる原因や対処法を教えてもらえれば、何とか考えられるかもしれません!

 

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アクアのエンジンがかからない時の原因は?

アクア エンジンかからない 原因 対処法

出典:https://autoc-one.jp/hikaku/1381241/photo/0007.html

まず、エンジンがかからない時には、冷静になって状況を見てみましょう。

全くメーターのランプやライトの灯火もできないのか、エンジン音などの有無を知るだけでも原因を特定する材料になることもあります。

 

バッテリー上がり

バッテリーが上がった場合には、エンジンは始動されることはできません。

アクアはハイブリッドシステムを起動させるために補機バッテリーからの電気供給を必要とします。

補機バッテリーから電気供給がなければ、ハイブリッドシステムが起動しないため、モータもエンジンも動かないので、車は全く動かないということになります。

アクアのバッテリーが上がってしまうと、スマートキーなどの機能が使えなくなり、ロックがかかっていれば、鍵が開かなくなってしまします。

もし、鍵が開いていたとしてもメーターランプが点かず、ライトも点灯しません。

こういう症状の時には『バッテリー上がり』を疑ってみましょう。

バッテリー上がりの原因は、ライトの点け忘れやバッテリーの劣化が考えられます。

アクアには、ハイブリッド用の本体バッテリーと、ハイブリッドシステムを起動させる補機バッテリーの2つが搭載されていますが、先に説明しましたのは『補機バッテリーが上がった』場合です。

本体のバッテリーが充電不足に陥った場合には、鍵の開閉は普通にできるでしょうし、メーターランプやライトも点灯するはずです。

しかし、ハイブリッドシステムの異常を示すランプが点灯して警告してくれます。

 

バッテリーの劣化

バッテリーが劣化しているとハイブリッドシステムが起動しない事があります。

普通車の場合には、セルモーターを回してエンジンを起動させるのに、かなりの電流が必要になります。

ハイブリッドの場合には、普通車程の大きな電流は必用ありませんが、ハイブリッドシステムを起動させるための電力が必要になります。

そして、劣化とバッテリー上がりの違うところは、一時的に電力を消費してしまったのではなく、バッテリー自体が劣化して寿命を迎えていることです。

たとえバッテリーを充電したとしても、すぐにまたバッテリーからの電流が不足してエンジンがかからなくなるでしょう。

このような症状があらわれた場合には、バッテリーの劣化を疑って、劣化したバッテリーを交換する必要があります。

 

スターターの故障

スターターとはセルモーターのことで、セルが回らないという事は、燃料に点火されないためエンジンが始動しない事になります。

スターターが故障した場合には、メーターやナビ、当か装置などの電気系統には問題ないので、それらは普通に稼働するのが特徴です。

スターターの故障の原因で考えられるものは、『セルモーターの劣化』です。

特に中古車などを購入した場合には稀に起きる事もありますので、症状が当てはまる時は疑ってみましょう。

たまに叩いた振動で動き出す事もあるようですが、他の部分にダメージを与えることもあるので、あまりお勧めはできません。

素直にプロに診てもらった方が安全です。

 

スマートキーの誤操作、電池の消耗

スマートキーは非常に便利なものですが、使い方が分からなかったり、トラブルが起きると逆に不便に感じることもあります。

特にエンジンがかからない場合には、焦ってしまい他の部分の故障を疑ってしまい、簡単なスマートキーの電池切れに気が付かない事もあります。

本来は、電池消耗の警告灯などが点いて知らせてくれますが、気付かなかったり電池に残量がある場合には、警告灯が点かない事もあるので注意が必用です。

スマートキーは使わなくても常に放電しているため、中の電池は必ず消耗します。

できれば、定期的な電池交換がおすすめで、1年に1回は交換された方が良いでしょう。

他にもプラグの劣化などもあるようですので、定期点検も大事ですね。

クラッチレバーが、『パーキング』に入っていない場合もシステムの起動がしませんので、確認した方がいいですね。

まず、トラブルが起きたら、基本的な事から確認するようにしましょう!

 

アクアのエンジンがかからない時の対処法は?

アクア エンジンかからない 原因 対処法

出典:http://www.key-

アクアのエンジンがかからない時の原因別の対処法をご紹介いたします。

原因が分からない場合には、ディーラーや整備工場に早めに持ち込むことをお勧めします。

 

バッテリー上がりはディーラーへ?

一部の説明では、ハイブリッド車の補機バッテリー上がりも普通車と同じように救援車とブースターケーブルでつないでジャンプスタートや、『ジャンプスターター』を使っての復旧を勧めていることもあるようです。

実際に、プリウスの場合には補機バッテリーは後部のトランク内に積んであり、フロントのエンジンルームに救援用のバッテリー端子ボックスが用意されています。

ここにつないでジャンプという記述も多く見られるようですが、製造元のトヨタは救援車との接続は危険であると言っています。

何が危険で、何のためにエンジンルームに救援用のボックスがあるのかも不明ですが、もし勝手に処置して不具合やケガをした場合には、トヨタは何もしてくれないと思いますので、言われた通りにした方が無難です。

トヨタによると、アクアのバッテリー上がりは、一般車とは違ってジャンプスタートは厳禁で、レスキューなどを呼んで速やかにディーラーに持ち込むようにとの事です。

アクア以外のハイブリッド車も他車とのバッテリー直結はダメだと言っており、バッテリー上がりには、要注意とのことです。

余談になりますが、一部の記述では救援されることは問題ないが、ハイブリッド車が普通車のバッテリー上がりを救援する事は絶対に避けるようにと書いているものもあります。

バッテリー上がりで困っている車があっても、ハイブリッド車は見過ごしていかなければいけませんので、これも覚えておきましょう。

 

スマートキーの電池切れの緊急対処法

スマートキーの電池が切れたり、消耗してエンジンがかからない場合には電池の交換が必要ですが、近くに店がない場合などの緊急の対処法をご紹介します。

こういう時には、スマートキーをプッシュスタートボタンにくっつけてスタートボタンを押すとハイブリッドシステムが起動します。

一回でかからない場合には、角度を変えるなどして再チャレンジして下さい。

 

ドアが開けられない時の対処法は?

スマートキーの電池切れの場合には、ロックをしてあると解錠できないこともあります。

キーの中にあるインテリジェントキーを使い、ドアにある鍵穴に差し込んで解錠する事が出来ます。

解錠したら、上記の方法でスマートキーをキーシリンダーにくっつけてエンジンスタートし、あとで速やかに電池交換するようにしましょう。

キーの電池切れマークは気付かない事も多いので、定期交換した方がいいですね。

緊急時の対処法も覚えておくと良いかもしれませんね。

 

アクアのエンジンがかからなくてバッテリー交換をする場合の注意点

トヨタアクアのエンジンがかからない原因・対処法

アクアの補機バッテリーが劣化した場合には、バッテリーの交換が必要になります。

アクアの補機バッテリーは、後部座席のシート下にあり、シートを持ち上げるとハイブリッドバッテリー、燃料タンク、補機の鉛バッテリーを確認できます。

交換する前に確認しておきたいのですが、名前は『補機バッテリー』と言いますが、ガソリン車のバッテリーと比較すると1.5倍くらいは高価なものになります。

それでいながら寿命はガソリン車のバッテリーと遜色ありません。

3年もてば良い方で、それ以上もつ場合もありますが、バッテリーが上がってからの交換になると、エンジンのコンピューターであるECUの機能がリセットされてしまいます。

現在はほとんどの車に『学習機能』が備わっており、運転する程に最上の状態を記憶してくれて、その状態を維持してくれるようになっています。

ところが、バッテリーが上がってリセットされてしまうと、それまで学習して記憶していたものが消えてしまい、初期値に戻ってしまいます。

学習機能はなくなる訳ではありませんので、時間が経過すればまた良い状態に戻っていくようにはなりますが、学習するまでの時間が必要になります。

そこで、もしリセットされるとエンジンの調子が悪いように感じてしまう事があります。

もし、良い状態をキープしたいのであれば、早めのバッテリー交換をお勧めいたします。

定期的な交換や、ライトが暗く感じたり、パワーウインドが弱いなどの前兆があらわれた時には、すぐにディーラーで確認してもらいましょう。

 

ディーラーではバックアップ電源をとって交換するの?

実はトヨタのディーラーでも、バックアップ電源をとらずにバッテリー交換する事もあるようです。

ある報告では、バッテリー交換によって、それまで学習機能で補完されていた部分がリセットされてしまい、本体バッテリーに異常があらわれた事象も報告されています。

つまり、本体の大きなバッテリーは、小さなバッテリーの集合体となっていますが、その小さなセルが数個ダメになっても、学習機能によって補われている場合があるようです。

これがリセットされると、補っていた学習機能が働かなくなって、エラー表示が出てしまい、結果として本体バッテリーの交換を余儀なくされたという報告がありました。

もちろん、ディーラーがバックアップ電源をとってくれていれば防げたことですが、ディーラー側では、ハイブリッド車は大電流が流れて危険なため、バックアップ電源はとらないとの回答でした。

結局は、本体のバッテリーエラーが出たため、補機バッテリーを交換してもハイブリッドシステムが起動せず、全く動かなくなってしまったそうです。

さっきまで動いていたのに、ディーラーによって動かなくなったので、納得がいかず詰め寄ったものの、対応は悪く代車も貸してくれなかったといいます。

エンジンがかからなくなると思わなかったかと問いただしても、思いつかなかったとだけの説明で終わったとのことです。

 

異常警告灯が3つ点灯した状態で返車

その後、ユーザーは納得がいかず、トヨタ本体の客さまサービスに電話するも、トヨタ店舗を確認して終了。

後日、担当した『ネッツトヨタ』の統括店舗に電話するようにとたらい回しにされたとの事です。

結局は、統括店舗から連絡が入ったのか、何とかエンジンはかかったので車を引き取ってほしいとの連絡があったが、警告灯は消えないとの説明もあったようです。

実際にひきとったところ、ハイブリッド警告灯と、エンジン警告灯、ブレーキシステム警告灯まで点灯したまま車を返されたそうです。

ハイブリッド警告灯をクリックすると『ディーラーにもちこむように』との指示が表示されましたが、今ディーラーから返却されたばかりで、何とも言えない心境だったとの事です。

ディーラーに持ち込む場合にも、修理の方法は確認した方が良いでしょう。

また、中古車などではディーラーよりも整備工場でバッテリー交換された方が安全な場合もあるようですので、ディーラーといっても安心するのは禁物です。

因みにこれはアクアではなく、プリウスの場合でしたが、兄貴分がこれでは弟分のアクアは、より気をつける必要性を感じます。

 

バッテリー上がりで『エンジン警告灯』が点灯?

ハイブリッド車は電気系統が命になりますので、この部分が高温になって影響が出ないように、エンジンルームが一定の温度を超えた場合には警告灯が点灯することがあります。

エアコンを点けっ放しで長時間停車していると、バッテリー残量が少なくなってエンジンが始動します。

エアコンのコンプレッサーはハイブリッド用バッテリーからの電気供給で動きますが、室内に送風するファン等は、通常のバッテリーからの電気供給で稼働します。

送風ファンの電力消費は思ったよりも大きなもので、普通車でもバッテリーへの充電が追い付かずバッテリーが上がることが多くあります。

ハイブリッド車では、より注意が必用になるでしょう。

また、コンプレッサー側の電源は本体バッテリーからになりますので、この電気残量が減ってくると、必死でエンジンが稼働する事になり、エンジンルームは高温になります。

停車していて動いていないのであれば、更に高温になる時間が短くなると考えられます。

アクアを運転していて、エアコンを点けっ放しで休んでいたら、エンジンが止まってバッテリーも上がり、『エンジン警告灯』が点灯していたという事例もあるようです。

なお、すぐにエンジンの再始動をしても『エンジン警告灯』は消えず、エンジンルームが冷えるまではエンジンを始動する事もできないでしょう。

30分以上は待ってエンジンルームをしっかりと冷やさなければ、警告灯も消えずエンジンを始動させることもできないでしょう。

まずは、アイドリングしながらの長時間の停車は基本的にやめるべきです。

ディーラーでバッテリー交換しても危険な事があると聞いてビックリしました。

ディーラーの対応も、メーカーの対応にも疑問を感じます!

 

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まとめ

アクア エンジンかからない 原因 対処法

出典:https://autoprove.net/toyota/113662/

今回は、アクアのエンジンがかからない時の原因と対処法についてお届けしてきましたが、如何でしたか?

エンジンがかからない原因で最も多いのは『バッテリー上がり』です。

ハイブリッド車の場合には、本体バッテリーの他に補機バッテリーがあり、普通車と同じようにバッテリーが上がる事もあれば、定期的なバッテリー交換も必要となります。

但し、普通車のように自分でのバッテリー交換や、ジャンプスタートによるバッテリー充電はディーラーからやめるように言われています。

他の原因の場合も同じですが、定期点検や定期的な部品交換をすることで、未然にエンジンがかからなくなる事を防いでください!