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サンバーのバッテリー上がりの正しいつなぎ方は?対処法も紹介

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今回は、サンバーのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルの正しいつなぎ方についてご紹介します。

サンバーは1961年から発売され、50年間での累計生産台数が約364万台にのぼる超ロングセラーの軽自動車です。

軽自動車と言っても商用で使われる事も多く、赤帽サンバーと言われたり、農道のポルシェとも言われた事で知っている方も多いのではないでしょうか?

サンバーの販売台数は350万台を超えているため、多量のサンバーが日本中を走り回っていることになります。

販売開始からはもちろん、販売終了からも時間がかなり経過しており、バッテリーの劣化やバッテリー上がりが心配な車体も増えてきていることでしょう。

それでは、サンバーのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルの正しいつなぎ方についてお届けしていきますので、お見逃しなく!

サンバーの歴史は古くLPガスを燃料にしたモデルも発売されていたんですね。

リアエンジンで、その重みが上手くバラストの代わりになって走行が安定していたので、『軽自動車界のポルシェ』とも言われていたんですね。

リアにエンジンがあるのなら、バッテリーがどこにあるのかも気になります!

 

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サンバー特有のバッテリー上がりの原因ベスト3!

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出典:http://osasaf.com/4772.html

サンバーはキャブオーバー車で、エンジンを床下に縦に積んでいます。

これがバラストの代わりになり、空車時でも十全なトラクションが確保され、安定した走行と登坂能力を得ています。

では、バッテリーはどこにあるのかというと『助手席シート下』に積んでいます。

バッテリーは購入時に搭載されている物は多種あるようですが、殆どのサンバーのバッテリーは『B19L』型のバッテリーが標準装備とされているようですが、交換や購入される場合には、現在積まれているバッテリーと、年式やグレードで再確認してから購入して下さい。

 

3位:雨漏りによるバッテリーが上がり

サンバーのバッテリーは助手席の下にむき出しで積んでいます。

むき出しといっても、助手席シートを上に上げると、簡単な工具箱がフタの役目のようになっていて、簡単に持ち上げれるようになっていて、上げるとバッテリーがすぐ下にあります。

工具箱のフタは密閉できるものではないので、助手席で水をこぼしたりするとバッテリーにまでかかってしまいます。

バッテリーの周りには危険な水素ガスがあるので、非常に危険な状態ともいえますが、雨漏りで不具合がおきたのは、実は『スピードメーター』でした。

バッテリーが上がりセルは回らないが、スピードメーターのライトがついたままという事で調べたところ、メーターの基盤の数カ所が電蝕しているのを発見しました。

雨漏りからメーターの基盤に電蝕がおきて、バッテリーが上がったという次第です。

因みに、雨漏りは助手席の上からでした。

直にバッテリーにいかなかったのが、唯一の救いでしょう。

 

2位:クランクプーリーの脱落によるバッテリー上がり

サンバーのTT2では、タイミングベルト切れやクランクプーリーの脱落が良く起こるとの事です。

バッテリー上がりで最初に確認するのは、放電電流やバッテリーの充電電圧等です。

充電電圧が低ければ、発電が通常にされていないと判断でき、発電機であるオルタネーターの故障が疑われます。

今回はm通常であれば14V位まであがっているはずの充電電圧が6Vしかありません。

これは、まさしく発電系のトラブルです。

オルタネーターの交換となれば5万円以上の部品と修理代がかかるのが普通です。

確認したところ、オルタネーターにかかるはずのタイミングベルトが外れていました。

理由はクランププーリーの脱落で、いわゆるねじれ防止のトーショナルダンパー破損と判明しました。

ベルトが外れているためオルタネーターが充電できなかったという事で、最悪の事態にはなりませんでした。

サンバーでは、このベルトやベルトをおさえるプーリーの脱落が良く起こるそうで、今回はベルト2本の交換とクランクシャフトプーリーの交換となり、工賃と部品代を合わせても2万円で済んだということです。

 

1位:キーが抜けることによるバッテリー上がり

やはりバッテリー上がりのサンバーですが、充電電圧や暗電流なども全てが正常です。

他の配線などを確認したけれども異常がないようで、鍵を抜いて保管しているとのことなので、電気の点けっ放しなどの人的ミスでもないようです。

そこで取り合えずキーを借りてエンジンを始動させてみようと思ってもかからず、キーを抜きました。

少し違和感があったので、ACCの位置でキーを引くと、これまた抜けます。

最後にONの状態でもキーが抜ける事が判明し、どの位置でもキーを抜けるサンバーだと分かりました。

つまり、本人は自覚していないけれど、きちんとOFFまで回さずにキーを抜いたために、ACCで電源が入りっ放しで、バッテリーが上がったという推測です。

恐ろしく意外なバッテリー上がりでした。

スピードメーターの漏電とかは、意外と多くあるものなんですね。

メーターは通常は普通に動いているから、異常が起きているのが気付きにくいみたいですね。

発電系のトラブルは、お金がかかりそうで心配になります!

 

サンバーのバッテリー上がりの対処法はジャンピングスターターがベスト?

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出典:http://osasaf.com/4772.html

サンバーのバッテリー上がりの対処法は、通常と同じでブースターケーブルを使ったジャンプスタートが一般的ですが、商用車やアウトドアでも使われるサンバーは、ジャンプスターターを持っていれば、その場は簡単に回避する事ができるでしょう。

 

ジャンプスターターによるジャンピングスタート

まずは、下記にあるジャンプスタートと同じように赤と黒のクリップをバッテリーにつなぎます。

最初にプラスに赤のケーブルをつなぎます。

次にマイナスに黒をつなぎますが、これはボディーにつないだ方が安全です。

バッテリーのマイナス端子を見ると、車体につなげてあるのがわかります。

車体は電気を通す金属でできていますから、どこにつないでもマイナスにつながるという事です。

なぜ、マイナス端子に直接つながないかというと、バッテリーは爆発性のある水素を放出しており、これに引火すると激しく燃えるか爆発します。

最後のマイナス端子をつなぐと電気経路が完成され、つなぐと同時に火花が出ます。

もしマイナス端子に直接つなぐと、バッテリーに近いので危険なバッテリー液が飛散したりすることも考えられるので、なるべくバッテリーから離れた金属につなぐのが普通です。

また、プラスとマイナスをクロスしてつなぐとショートします。

『プラスは赤』、『マイナスは黒』とキチンと覚えて必ずその通りにつなぐようにしましょう。

※ジャンプスターターによっては、先にケーブルをつないで、最後にケーブルの根元のソケットをスターター本体に差し込むものもあるようです。

それぞれの説明書をキチンと読んでから使用しましょう!

 

なぜプラスから繋ぐの?

これにも理由があります。

マイナスを先につなぐと最後にプラスをつなぐことになるのは分かるでしょう。

車にマイナス端子がつながっているので、最後のプラス端子が少しでも車の金属部分に触れてしまうと、プラスとマイナスがクロスで繋がってショートする可能性があるので、プラスを先に挿すようにするのです。

このマイナス端子を車につなぐことを『マイナスアース』と言いますが、普通の車はマイナスアースなので問題ないのですが、稀にプラスをボディーアースしている『プラスアース』の車がいるので要注意です。

自分の車なら分かっているので問題ありませんが、ケーブルを使ってジャンプする場合には、同じアース同士でジャンプしなければいけません。

必ず確認してから作業して下さい!

 

ジャンプスターターのスイッチは?

ジャンプスターターにスイッチはありません。

すでに電気の回路ができていて電気もながれています。

スイッチを入れる必要もありませんし、オン・オフのスイッチもないでしょう。

つないだら、エンジンを始動するだけです。

これで作業は完了です。

あとはエンジンがかかってくれるのを祈るだけです。

エンジンがかかったら、エンジンは止めずにスターターを外します。

これもケーブルの外し方と同じです。

今度はマイナスから順番に外して下さい!

あとは普通のジャンプの時と同じで、スターターは充電までの機能は持っていませんから、そのまま1時間くらい中速走行されることをお勧めします。

バッテリー上がりの原因が分からなければ、ディーラーに向かいましょう!

 

使う前に充電が必要なの?

ジャンプスターターは中に小型のバッテリーが入っています。

自宅のコンセントなどで、コードをつないで充電しておきます。

もし、充電していない状態で、使う時だけ電源コードをコンセントに挿して使おうとしてもパワー不足で使い物になりませんので、事前に充電しておくようにします。

ジャンプスターターは購入直後でも7~8割ほど充電されていることがほとんどで、使わなくても1年ぐらいは充電しなくても大丈夫だと言われています。

但し、モバイルバッテリーなどの用途でも使用できるので、定期的に充電を行い、容量が80%を下回らないようにしておくことが大切です。

75%の残量があればエンジン始動には十分足りるといわれています。

スターターにによって異なるようですので、説明書を良く読んで下さい。

また、使用後の充電も忘れないようにしましょう!

 

ジャンプスターターの価格相場はいくら?

ジャンプスターターの使い方はとても簡単で、ブースターケーブルや救援車も必要なくバッテリー上がりの応急処置ができる便利な道具です。

ディズニーランド等の駐車場においても、バッテリー上がりにはジャンプスターターが使われています。

最近は携帯電話タイプのコンパクトなものもありますので、1台もっておけば便利でしょう。

ジャンプスターターは、3,000円位から販売されており、携帯タイプの小さなものでも5,000円位で購入できるようです。

また、付属のUSBポートやモバイルバッテリー等の機能を持つ物もあり、高い物は30,000円位するものまであるようです。

必要に応じて適切なものを購入して下さい!

ジャンピングスターターはどこでも使えるから便利ですね。

救援の車がいなくても一人で処置できるのは、アウトドアや非常時にもいいですね。

充電だけ忘れないようにしておきましょう!

 

サンバーの正しいケーブルのつなぎ方は?

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出典:http://boxerawd.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-25b3.html

サンバーのバッテリー上がりが起きた場合に、ジャンプスタートする場合のブースターケーブルのつなぎ方と手順を、詳しくご説明してまいります。

 

ブースターケーブルのつなぎ方

まずは、バッテリーが上がった車に救援してくれる車に、できるだけ近づいて停めてもらいましょう。

ブースターケーブルが届く位置にきたら、救援車のエンジンを切ってもらいます。

最初に故障車のプラスに赤のケーブルをつなぎます。

『プラスは赤』、『マイナスは黒』と覚えましょう。

手を放しても外れないように、しっかりとつけましょう。

続いてこの赤いケーブルを救援車のプラスにしっかりとつけます。

これで両車のプラス同士がつながりました。

次はマイナスの黒いケーブルですが、今度は救援車からつなぎます。

そのあとに故障車のマイナスをつなぐのですが、ここでは基本的にバッテリーの端子にはつながず、エンジンのボルト等の金属部分につなぎます。

どうしても金属部分が無い場合には、故障車のマイナス端子につないでください。

※覚えておきたいのは、お互いのプラスとプラス、マイナスとマイナスをつなぐという事です。

これさえ間違えなければ、大きな事故は起きないでしょう。

 

ジャンピングスタートの手順は?

ブースターケーブルをつないだら、救援車のエンジンをかけて、エンジンが暖まり救援車のバッテリーが充分になるまで待ちます。

そして、故障車のエンジンの始動を試みます。

かかったエンジンは止めずに、かけたままにしておいて下さい。

あとは、つけた逆の順番でケーブルを外していきます。

必ず、エンジンは止めずにかかったまま外して下さい。

  • 故障車の−を取り外す
  • 救援車の−を取り外す
  • 救援車の+を取り外す
  • 最後に故障車の+を取り外す

以上の工程でジャンピングスタート作業の完了となります。

プラスとマイナスさえ間違えなければ大きな危険はないみたいですね。

でも火花も出たりするみたいだから、やっぱり怖いです。

分からない時は、ロードサービスに頼むしかないですね。

 

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まとめ

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出典:http://blog.goo.ne.jp/nisidadajpjp/c/7830073c2c49cb8632d133744d4f4f69/2

今回は、サンバーのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルの正しいつなぎ方についてお届けし来ましたが、如何でしたか?

スバルのポルシェが販売終了してから7年以上になりますが、販売台数が物凄かっただけに、最近でも見かけることがあるサンバーです。

特に、サンバークラシックは愛嬌のある顔が可愛らしく、同じサンバーには見えません。

また商用サンバーにも味があり、赤帽サンバーも忘れられない素敵な車だったと思います。

サンバーのように皆に愛される『農道のスーパーカー』が現れることを期待しています!