今回は、車のバッテリー交換の時期や走行距離の目安についてご紹介します。
車のバッテリー上がりが突然起きると、仕事や私生活にも影響が出ます。
それを未然に防ぐためにも定期的な交換は大切です。
交換時期や走行距離の目安を知る事で、スムーズなバッテリー交換が可能になります。
バッテリーの平均寿命や、走行距離から劣化のタイミングを判断して、バッテリー交換に役立ててくださいね!
それでは、車のバッテリー交換の時期や走行距離の目安についてお届けしていきますので、お見逃しなく!
多少、早めの交換が理想的です。
バッテリーの標準の寿命を時期や距離でとらえて事前に交換するのが良さそうですね!
【目次】
車のバッテリー交換時期の目安は2年?
出典:https://www.furukawadenchi.co.jp/products/car/chishiki/02.htm
バッテリーは運転の仕方や、使用方法によっても劣化の進行は違ってきます。
また、バッテリーには割と多くアタリ・ハズレもあるようで、長く持つものもあれば、普通より持たないものもあるようです。
とりあえずは、平均寿命の一歩前で交換されるのが理想でしょう!
基本的なバッテリーの交換時期は?
通常のバッテリーでは、2~5年での交換が目安となります。
特別大きな消費を伴う電装品などがなければ、3年は持つと考えられます。
新品のパッケージにも保証期間を3年としているものが多く、高性能のものでは5年の保証をしている事からも、その時期を目安に交換されるのが良いでしょう。
但し、他の車よりも電装品の使用が多かったり、大きな電気を使うものを装備している場合には、これより短い期間で交換されることをお勧めいたします。
まれに、ハズレのバッテリーを引いてしまった場合には、早めにバッテリー交換のサインが出る事もあるでしょう。
エンジンの始動が悪くなったり、電装品の明るさや動作に異常を感じた場合は、バッテリーの寿命が近付いている合図でもあります。
目安の期間に到達していなくても、交換やバッテリー点検されることをお勧めします。
また、使用頻度の少ない方は、使ってい内部だけ長持ちすると思っていらっしゃる方もいるようですが、実際は反対です。
適度な使用が無いとバッテリーは劣化の進行が早くなるので、定期的に長距離を走ってバッテリーを満タンまで充電してあげることも大事です!
アイドリングストップ車の交換時期は早い?
バッテリーの劣化は、充放電の回数が多い程、進行していきます。
アイドリングストップ車では、頻繁にエンジンの始動と停止を繰り返すので、普通の車よりも充放電の回数も多くなります。
ですから、普通のバッテリーよりも劣化の進行も早いと言われます。
そのため普通車よりも性能の高い『アイドリングストップ車用』の専門バッテリーを使っています。
アイドリングストップ車に普通のバッテリーを積んだ場合には、すぐにバッテリーが上がってしまう事もあるので、専用のバッテリーを使いましょう。
普通車のバッテリーより高価ですが、すぐに壊れたりエンジンや他の部分にも負担をかける事になるので、注意して下さい。
専用のバッテリーでも普通車のバッテリーよりも交換時期は早く来るようです。
目安は2~3年になりますので、できれば車検ごとのバッテリー交換をお勧めいたします!
充電性制御やハイブリッドバッテリーの交換時期は?
充電制御機能の付いた車は、余分な充電を控えるように80%程度の充電で、充電機は作業を中断します。
これによって、余分な抵抗値等を無くして燃費の向上に努めているのですが、バッテリーには負担がかかります。
特に冬場は通常のバッテリーでも、寒さで80%の能力しか発揮できません。
80%の充電をした充電制御バッテリーでは、その80%の機能しか発揮できないので、64%の能力しかありません。
エンジン始動時は35%程度の充電が残っていないと始動しない事も多いので、暗電流や電装品、エアコンの放電で電力を消耗すれば、すぐにバッテリー上がりになることもあるので、注意してください。
こちらも、そういった不安があるために、専用のバッテリーが積まれています。
最近の車には多いので、確認して専用のバッテリーを使って下さい!
バッテリー交換の目安は、約2年です。
燃費は良くなるけど、バッテリーの交換時期は早く、バッテリーも高価になるんですね。
トータルでも高くつくかもしれませんが、自然には優しい車という事ですね!
車のバッテリー交換が必要になる走行距離の目安は?
出典:https://blog.goo.ne.jp/purinn2003/e/42aaa847a645c8903637e7164786d845
一般的にバッテリーの交換の目安を走行距離で言うと、2万キロ~8万キロまでと幅広く言われます。
保証期間では2万キロの表示が多いようです。
バッテリーは使わなくても劣化する?
保証期間というのは、最低でもこのくらいは持つだろうという目安です。
ほとんどの方が、走行距離よりも時期を目安に交換した方が良いと解説しています。
というのも、バッテリーは使わずとも劣化していく商品です。
たとえ全く使わないでいても5年や10年が経過したら、劣化して使えなくなる場合も多いでしょう。
また、使い過ぎても消耗するバッテリーですが、使わなすぎても劣化が進行します。
適度な充放電をしないとバッテリーの寿命を縮めることになります。
そういう事からも、バッテリーの交換は時期を目安にした方が良いでしょう。
先述のように、たまには長距離を走ってバッテリーをマン充電してあげないと、バッテリーの寿命が早く来てしまう事もあるので、いたわってあげましょう!
走行距離よりも時期で交換した方が安全?
バッテリーの寿命は使用環境によって大きく変わるのは前述の通りです。
バッテリーは充放電の繰り返しで劣化しますから、何度もエンジンの始動と停止をする運転が必要な人はバッテリーの劣化が早くなります。
距離を走っても、長距離を運転する事の多い人は、エンジンの始動や停止の回数も少なく、バッテリーもマン充電になり、適度な充放電がされるのでバッテリーは長持ちする環境にあると言えます。
やはり、バッテリーの寿命は、走行距離よりも経過年数を重視した方が確実だということが、こうした事実や理屈からも理解いただけるでしょう!
走行距離の多い人は距離も考える!
商用などに使い、走行距離が極端に多い人は、走行距離も考慮された方が良いでしょう。
1年で1万キロのように計算されていますので、倍くらいまでは許容範囲として1年で3万キロ以上走る人は、走行距離も考えた方が良いでしょう。
それが日中の長距離走行であれば、2~3年は持つかもしれませんが、都心の渋滞を含んでその距離を走るようであれば、バッテリーに与えているダメージは大きいと考えられます。
そうなれば、交換時期前にバッテリーの寿命を迎えることも考えられるので、特別な距離を走る人は走行距離も考慮した方が良いかもしれません。
しかし総合的に判断すると、時期を目安にして交換すれば、殆どの場合に問題ないと思われます。
逆に走行距離で交換時期を判断する事は危険であり、特に短い走行距離であっても、相応の時間が経過していれば、バッテリー上がりの危険があることは覚えておいて下さい!
〇万キロか、□年のどちらか早い方とか書いてありますよね!
やっぱり、定期交換がバッテリー上がりには最も効果的です。
車のバッテリー交換時期を知らせる3つの兆候!
出典:http://car-me.jp/custom/articles/4579
車のバッテリーが寿命を迎えると、様々な症状があらわれてきます。
その中でも多くみられるバッテリー上がり前の症状を3つ取り上げました!
1.エンジンの始動が悪い
バッテリーの役割りの殆どが、このエンジン始動時にあると言っても良いでしょう。
バッテリーの残量にかかわらず、エンジン始動時に必要な大きな電力を瞬間的に供給できなくなれば、バッテリーの寿命と判断されます。
ですから、一般に寿命と言われたバッテリーでも電気が残っている場合が殆どで、これを自家発電などに利用される人もいるようです。
また、古いバッテリーを取っておいて、交換時のバックアップ用の電源にする人もいるようです。
まず、エンジンの始動に変化が見られたら、何かの不具合が起きていることが考えられます。
また、1度でエンジンがかかっていたものが、数回でかかるようになってきたりしたら、バッテリーの劣化が進んいると思って良いでしょう。
どの程度の進行具合かは分かりませんので、ディーラーなどで状態を確認してもらうと良いでしょう。
但し、バッテリーは弱くなると少しづつ弱ってダメになるのではなく、悪くなったら突然にガクンと状況が急変する事があるので注意が必要です。
異変を感じたら早めの交換をお勧めします!
2.ヘッドライトが暗くなる
ヘッドライトや電装品が暗くなったり、弱くなるのを感じた場合もバッテリーの寿命が近い合図と言われます。
十分な放電がされないため、ライトは暗くなります。
特に注意したいのは、信号待ちなどの停車時です。
走行時には充電がされるので、バッテリーにも電力が補われるので、通常の明るさに戻ることがあります。
しかし、アイドリング時や停車時には、バッテリーの劣化が現れます。
夜の運転が多い方は、これでバッテリーの劣化を知る事ができますので、暗いと思ったらバッテリーの劣化を疑ってみましょう!
3.アイドリングストップしない
アイドリングストップ機能がついた車なのに、最近アイドリングストップがしなくなったと思った時もバッテリー劣化が疑われます。
アイドリングストップ機能は、バッテリーの残用や機能が低下すると、車のコンピューターが危険を察知してエンジンを止めないように判断して指示を出します。
これにより、アイドリングストップがされなくなります。
ですから、信号待ちでアイドリングストップしたまま動かなくなるケースは、まずあり得ません。
ということで、アイドリングストップ車が、アイストしなくなった時は要注意と覚えておきましょう!
特にアイドリングストップ用のバッテリーは、時期を待たずに寿命を迎えることも多いので気をつけた方が良いでしょう!
毎日使うライトの明るさは見分けづらいけど、停車時と走行時で明るさが変わるようなら注意ですね!
アイスト車がアイストしない時はバッテリーが危険ですと、コンピューターが教えてくれているんですね!
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
出典:https://caverk.com/%E4%B8%AD%E5%8F%A4%E8%BB%8A15%E4%B8%87%E3%82%AD%E3%83%AD/
今回は、車のバッテリー交換の時期や走行距離の目安についてお届けしていきましたが、如何でしたか?
バッテリーの保証書には、保証期間と保証走行距離が記載されています。
では、バッテリーの寿命も期間と距離で決定されると思いますが、これは半分だけ当たっています。
ご説明してきましたように、バッテリーは使用せずとも劣化するものです。
また適度に使用する事で、バッテリーの寿命が延びることもあり、走行距離とバッテリーの寿命を直結させることには無理があります。
まずは、適正なバッテリーの交換時期を知る事で、突然のバッテリー上がりを避けることができます。
早めのバッテリー交換で楽しいカーライフを送りましょう!