今回は、バッテリー上がりでJAFを呼んだ時の料金はいくらなのか、自宅と出先で違いがあるのかについて詳しくご紹介していきます。
バッテリー上がりが起きてしまうと、車をその場から動かすことができず、困ってしまいますよね。
自宅であれば自分で対処できることもありますが、出先となると自身だけでは対処することは難しいと思います。
そんなときに、JAFのロードサービスを利用すると思いますが、JAFを呼ぶとなったときに気になるのは料金面ですよね。
それでは、バッテリー上がりでJAFを呼んだ時の料金はいくらなのか、自宅と出先で違いがあるのかについて詳しくお届けしていきますので、お見逃しなく!
会員じゃない人がJAFを呼んだ場合の料金についても気になります!
【目次】
バッテリー上がりでJAFを呼んだ時の料金はいくら?
車をお持ちの方の中には、車のバッテリーを上げてしまったことがそこそこいると思います。
僕自身も3度バッテリー上がりでJAFを呼んだことがあります。
JAFを呼んでバッテリーが上がった場合、金額はどれくらいかかるのか、充電にどれくらい時間がかかるのか、到着までどれくらい時間がかかるのかという不安があるかと思いますので、紹介していきたいと思います。
会員の場合は無料
JAFの会員であれば、バッテリー上がりの充電に関しては無料となっています。
無料なのでお金の心配をしている暇があるなら、早くJAFを呼んだ方がいいと思います。
会員では3回目以降は有料になるなんて話を聞いたことがありますが、会員である限り何回呼んでも無料となっています。
非会員の場合は有料
昼間の一般道であれば12,880円の料金がかかってきます。
夜間や高速道路上だと+αで割り増し料金があるのですが、基本的には20,000円を超えることはないと思います。
JAFの公式サイトに条件を打ち込むと金額が計算されるので、こちらを使って実際にかかる金額を計算してみるのもいいと思います。
JAF会員になるためには年会費が必要
入会費2,000円、年会費4,000円であり、長期で会員になると入会費が少しお得になることもあるようです。
室内灯をつけっぱなしにしたり、ライトをつけっぱなしにしてしまい、バッテリーを上げてしまうことって意外と多いんです。
そんな時に会員の状態でJAFを呼んだだけで元が取れてしまいます。
また、JAF会員になると施設の割引を受けることができたり、鍵を閉じ込めてしまった時や故障車の牽引(※15kmまで)を無料で行えたりするので、普段から車を使う方は会員になったほうがいいと思います。
JAF会員になるのは安心を買うことに近いので、生命保険に入ったり、傷害保険に入るのと感覚は同じだと思います。
あまり人もいない場所だったので、JAFが来てくれて、さらに無料だったので助かりました。
バッテリー上がりでJAFを呼んだ時の作業時間は?
次に気になってくるのが、どれぐらいの時間がかかるのかということですね。
後に用事がなく、家に帰るだけならいいですが、日中などだとそうはいかないと思います。
バッテリー上がりでJAFを呼んだ時の作業時間は30分~
ブースターケーブルを使ってエンジンを始動させるだけなので、一瞬でエンジンはかかります。
ただ、JAFの方に必ずこう言われてしまうと思います。
『しばらくエンジンを切らないで走ってください。』
なぜこのように言われるのかというと、エンジンをかける電力を外部から供給しただけなので、バッテリーにはエンジンをかけるだけの力が残されていません。
オルタネーターを回してバッテリーを復活させる必要があるので、すぐにエンジンを切ってしまうと再始動が不可能となるのです。
JAFを呼んだ後にすぐエンジンを切らなければならない状況では、JAFの呼び損になってしまう可能性があるといえるでしょう。
30分から1時間程度はエンジンをかけっぱなしにしておくことをおすすめします。
充電は車を走らせておく
バッテリーの充電方法で最も簡単なのが、車を走行させることだと思います。
エンジン回転数2,000回転(時速50km程度のスピード)を目安に20分以上走ると、効率よく充電ができるといわれているので、充電の際は目安にしてください。
また、バッテリー充電のために車を走行させる場合は、できるだけ電力を使わないよう、カーステレオなどの機器は使わないようにしましょう。
JAFを呼んでからの到着するまでの時間は様々
呼ぶ場所と時間帯、JAFの混み具合によって異なるので一概に答えることができません。
峠の頂上だとか、山奥であれば2時間程度かかる場合がありますし、市街地でもJAFが混んでいると2時間待ちといわれることもあります。
僕は京都の市街地でJAFを呼びましたが、2時間かかると言われましたこともあります。
逆に、営業車が近くにいて、10分ほどで来たこともありました。
少なくとも、30分くらいはかかることを覚悟して呼んでください。
無料で来てくれるのですから、文句はいわず待つようにしましょう。
出動場所が近くにあればすぐに来てもらえますが、遠い場合や道が混んでいる場合は1時間以上待つこともあるようですね。
自宅でのバッテリー上がりでJAFを呼ぶ料金は?
結論から言いますと、自宅に呼んでも、出先で呼んでも、山頂で呼んでも会員なら、料金や対応は何も変わりません。
重要なのは、場所よりも時間帯となります。
非会員が昼(8時~20時)にJAFを呼んだ場合
- 基本料金:8,230円
- 作業料金:4,650円
- 合計金額:12,880円
- バッテリー交換時のバッテリー代金は実費。
- 救援に出動する車両の高速料金が別途かかることもある。
非会員の場合は最低でも12,880円という料金が発生します。
会員の場合は、基本的には無料ですが、バッテリーを交換するとなったときは、部品代のみがかかるということになります。
非会員が夜(20時~8時)にJAFを呼んだ場合
- 基本料金:10,290円
- 作業料金:4,650円
- 合計金額:14,940円
- バッテリー交換時のバッテリー代金は実費。
- 救援に出動する車両の高速料金が別途かかることもある。
夜の場合は最低でも14,940円という料金が発生します。
会員であれば、夜であっても無料です。
バッテリー上がりをJAF以外で対処する場合の料金は?
上記の料金を見て、もっと安く済ませたいという人も多くいると思います。
自身でバッテリー上がりを対処できるのであれば、一番それがコスパはいいと思います。
ただ道具を買ったりする必要があり、ある程度の技術も必要となります。
自動車保険でも対応してくれる
JAFの会員でない方でバッテリーが上がってお困りの方、朗報があります。
実は自動車保険の『ロードサービス』に電話することで、無料で直してもらうことが可能となっています。
基本的には、どの保険会社の自動車保険にもだいたい、このサービスは付いているので、気になる人は一度、自身が登録している保険会社に確認してみてください。
ただ、注意しておきたいのは、バッテリー交換が必要な時です。
バッテリーに寿命がきており、バッテリーを交換しないとダメという場合は、残念ながら、バッテリー代だけは支払う必要が有ります。
自動車保険ならバッテリー上がり以外も対応してくれる
- パンク時のスペアタイヤ交換
- キーを閉じ込めたときのカギ開け
- 燃料切れ時のガソリン配達
- 脱輪の引き上げ
- 修理工場へのレッカー搬送
自動車保険でも、上記のようなトラブルに対応してくれることがあります。
ただ、別途料金がかかることもあるので、一度保険会社に確認してみましょう。
保険料が上がることはない
『ロードサービスを使うと来年から保険料が上がるんじゃないか』と、このような質問を多くの方から受けますが、これは誤解なのです。
ロードサービスのみを使用した場合、保険料が上がることはないです。
自動車保険の保険料が上がるときは、事故で保険金を支払ったときとなっています。
たとえ事故にともなって発生したトラブルで、ロードサービスを使用したとしても、保険金の支払いがなければ等級は下がらず、保険料の金額も変わることはありません。
バッテリー上がりの料金を無駄にしない為の対処法は?
そもそも、バッテリー上がりって何なのか、知っていますか?
バッテリー上がりとは、車のバッテリーに蓄えられた電気がすべてなくなることを言います。
エンジンを始動するには電気が必要なので、バッテリー上がりが起こると車は動かなくなってしますのです。
バッテリー上がりの主な原因は、以下の5つとなっています。
- ヘッドライトや室内灯の消し忘れ
- 半ドアのまま放置
- エアコンやオーディオの使い過ぎ
- 長期使わなかったため自然放電
- バッテリーの寿命
この中でも一番多い原因は、『ライト消し忘れ』となっています。
車を離れる際には、十分に注意しておくことが重要となります。
バッテリーを長持ちさせる工夫をする
運転時にちょっと気を付けるだけで、バッテリーの寿命は大きく変わります。
電力の消費をおさえて、バッテリーを長持ちさせる方法を紹介しましょう。
- 定期的に長くエンジンをかけるようにする
- エンジンオフの時に電気を使わないようにする
- エアコンの温度や風量を弱めておく
- 発進時や到着前はエアコンを切るようにする
- オーディオの音量を下げて使用する
- フォグランプを多用しないようにする
- シガーソケットを多用しないようにする
これだけのことをすることで、バッテリー上がりの可能性を下げることができます、
バッテリー上がりだけでなく、交換となれば新たな料金が発生するので、少し意識してみてはどうでしょうか?
バッテリーの交換時期を知っておく
バッテリーの寿命は、およそ5年です。
しかしちょい乗りや夜間走行が多い車は、寿命が2~3年と短くなることもあります。
逆に週末しか乗らないような車は、10年近くもつものもあるようです。
- エンジンのかかりにくくなった
- 窓の開け閉めが遅くなった
- ヘッドライトが暗く感じる
- バッテリー液の減りが早くなった
- その他電飾系の不具合が発生した
これらの症状が出始めたら早めに対処しなければなりません。
別途料金がかかる前に、早めにバッテリー交換をするようにしましょう。
交換をケチっていると、いざという時にバッテリーが上がってしまい余計な料金、手間になってしまう可能性もありますね!
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、バッテリー上がりでJAFを呼んだ時の料金はいくらなのか、自宅と出先で違いがあるのかについて詳しくご紹介してきましたが、如何でしたか?
基本的にJAFの会員になっていれば、無料で対応してくれることがほとんどです。
年会費や入会金は必要になりますが、簡単に元を取ることも可能ですし、意外と飲食店などでサービスを受けることも可能になっています。
また、余計な料金を発生させないためにも、バッテリーに関する情報を知っておきましょう。
知識を入れることで、節約にもなるといえるでしょう。