エアコン

【意外と知らない】A/Cボタンの使い方

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今回は、意外と知られていない愛車のA/Cボタンの使い方について
ご説明します。

暑い日が続きますね〜!
えっ?クルマのエアコンが効きづらい?

そんなあなたは、もしかして
A/Cボタンを夏しか使ってないのではないでしょうか。

エアコンの状態を正しく保つためにも重要なA/Cボタン、
早速正しい使い方を知ることで、あなたも得することができます。

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知っていますか? A/Cボタンの利用法

A/Cとは、「Air/ Compressor」の略称です。

エアーはわかりますが、コンプレッサーって、わかるようでわかりませんよね。
これは、冷気を作り出す圧縮機のこと。
A/Cボタンを押すことで、コンプレッサーが作動し、エアコンガスがエアコン内部を循環し、冷房・除湿機能が働くのです。

つまり、A/Cボタンをオンにすると、エアコンから冷風が放出するわけなのですが、
A/Cボタンをオフにすると、コンプレッサーは動作しません。
出てくる風は冷やされないただの送風ということになります。

こうなると、A/Cボタンを利用するタイミングは、
夏場の暑い時期に、車内の温度を下げたいときだけ、
そんな人も多いのではないでしょうか?

しかし、その使い方だけでは、もったいないです。

冬場もA/Cボタンはオンのまま??

結論から言うと、冬場も含めてA/Cボタンはオンにしておくと幸せになれます。

理由は大きく2点。

1つ目は、エアコンのトラブル防止の為。
クルマに関係する不具合で非常に多いのは、走行に係るものではなく、車内の快適性だったりします。
なかでもトラブルとして突出して多いのが、エアコンのトラブルです。
あなたも、エアコンの冷えが悪く感じる、そんな経験があるのではないでしょうか?
暑い夏場にしっかりと動作しないエアコンは、筆舌に尽くしがたい不快感をもたらしますよね。

その不快感、A/Cボタンを夏しか利用しないからかもしれません。
実はその使い方が、前述のコンプレッサーを傷める原因になるのです。

車内の冷却システムには、エアコンガスを充填する必要がありますが、
コンプレッサーの働きをよくする為、ガスと同時に専用のオイルを潤滑油として内部に注入します。
これはあまり知られていませんが、エアコンを動作させない、つまりA/Cボタンをオフにしている時期が長いと、
エアコンガス充填時に入れるオイルが、固着しやすくなり、これがコンプレッサーを傷めるのです。

2つ目は、冬場の湿度と温度コントロールの為。
冬場は空気が乾燥しやすいですが、車内は乗車した人の呼気や発汗によって、窓曇りが恒常的に発生します。
空気中の水蒸気が凝結して水滴になる、つまり結露するわけですね。

また、呼気や発汗による水蒸気のほかにも、車内と車外の温度差によって窓曇りが発生します。
車内の温度が高いのに反して、窓ガラスは外気によって冷やされることにより、
窓ガラスの表面付近の水蒸気が凝結し、結露するのです。

まとめると、冬場も含めてACボタンをオンにすることで、
エアコンのコンディションを正常に保ち、
さらには、車内湿度と温度をコントロールして結露による窓曇りを防ぐことができるのです。

燃費への影響は?

最近の夏場は非常に暑いので、燃費を気にしてクーラーを利用しない、なんて人はいないと思いますが、冬場も含めてA/Cボタンをつけっぱなしだと、燃費はどうなの?
そんな懸念もあるかもしれません。

これについては、気にならないレベルだと言えます。

冬場においては、冷却システム内の冷媒を冷たい外気で効率よく冷やすことができます。
これによって、コンプレッサの駆動に大きなパワーは必要なくなることから、
燃費効率を悪化させる影響は、ほんの数%だと言われています。
調査では、冬場におけるエアコン作動の燃費悪化率は、夏場の10分の1程度とされているので、気にする必要はないレベルです。

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まとめ

今回は、意外と知られていない愛車のA/Cボタンの使い方について
ご説明しました。

いかがだったでしょうか?

普段いつも目にしているA/Cボタン。
特に気にもとめずに利用していた人も多いかもしれません。
A/Cオン状態を継続することで、コンプレッサー寿命を伸ばし、
車内コンディションも最適に保てますので、ぜひやってみて下さい。

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