今回は、車の買い方と手続きや購入までの手順についてご紹介したいと思います。
車の購入は人生の中で1・2を争う買い物となりますよね。
初めて購入する時はディーラーへ行くのですら敷居を高く感じてしまうのではないでしょうか。
車の購入を考えた時まずは何からすれば良いのか知っておきましょう!
それでは、車の買い方と手続きや購入までの手順について詳しくお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
大まかな流れを知っておきたいですよね!
【目次】
車の買い方の手順①:予算と車種を決める
まずはどのような車が欲しいのか、予算と車種を決めましょう。
予算内で、デザインはもちろん普通車にするのか、定員数など使用用途を考えなくてはいけません。
無理のない予算を決める
車はかなり大きな買いものなので、家族がいる場合は一緒に購入予算を決めましょう。
必ず収入、貯蓄、あれば下取り車の金額をはっきりさせ、生活が苦しくならないよう設定しましょう。
マイカーローンの利用を考えている場合でも月々小額の返済だからといって大幅に予算を上げるのは禁物です。
また、ローンには残価型クレジットなどもありますし、ボーナス払いをするのかしないのかなど支払方法にも様々ありますので大まかな予算だけ決め、詳細は営業マンと相談するのも良いと思います。
車種を決める
まずは何人乗りにするかが重要ではないでしょうか?
自分しか乗らない場合であれば、スポーツカーなどの2人乗りと言う選択肢もありますし、
4人までしか乗らないなら軽自動車でも良いですよね。
5人乗るならば、コンパクトカーやSUVといった選択肢も広がります。
更にそれ以上となってくると大型のSUVやミニバンなどになりますよね。
夫婦2人と子供2人と言ったよく例に上がる家族構成の場合、4人乗りで軽自動車でも大丈夫ですが、チャイルドシートを2台乗せなくてはいけないことを考えれば少し狭いかもしれない…と言ったことも考えなくてはいけません。
また、定員数だけでなく車での遠出を考えていたり、荷物をたくさん乗せる可能性があるのならばトランクも広い方が助かりますよね。
最近の軽自動車でも座席を倒せば自転車まで乗せれるものもありますので、多くの車種から選べると思います。
まずは1車種、こんな感じの車が良いな!と思うものが見つかれば、そのライバル車と呼ばれる車と比較しながら数車種の候補に絞っていけば良いと思います。
新車にするのか中古車にするのかそれとも新古車?
新車
予算と車種の目星がついたら、もう一つ考えなくてはいけないのは新車にするのか中古車にするのかです。
新車の場合、好きなグレードで好きなボディカラーで好きなオプションを付けてと、自分好みの車を購入する事ができます。
また、前にどのようなオーナーが乗ったかどうかなど車の過去を心配しなくて良いので長年乗る事を考えている方には安心かもしれませんね。
ただ、価格は多少の値引きがあっても高額にはなってしまいます。
中古車
中古車の場合は、希望通りのグレードやオプションの付いた車体に巡り合えるかはわかりません。
あまり人気のないボディカラーは特に少ないです。
ただ価格は新車に比べるとかなり抑えられますので、どうしてもこの車種が良いけど新車では予算がちょっと・・・と言う時には中古車も選択肢の一つですよね。
ただ、その車がしっかり適切なメンテナンスを受けて来たのかどうかなど車の過去もしっかり知る必要があります。
新古車
新古車は現在では未使用車と呼ばれている分類になります。
車は1度でも登録をした車は走行距離が無くても中古車になってしまいます。
その為1度登録されたが、数10kmしか走行距離の無いような車を新古車と呼びます。
新古車は、契約したが何らかのトラブルでキャンセルになってしまった車や、ディーラーが展示車などで所有していたものや、目標台数をクリアするためにディーラーが登録した車などがあります。
価格は新車よりも安いですし、前の持ち主はディーラーと言う場合も多いので安心かもしれません。
ただ、展示車などで使用されていた場合は多くの人が触れていて細かい傷がある場合もあるかもしれません。
また、バッテリーなども消耗している可能性もあります。
事故車などと書かれた車は避ける方が多いですが、小さな損傷であれば事故車とも書きませんので、しっかり見て聞いて知る必要があります。
車に詳しくない方は、詳しい知り合いがいれば1度一緒に見ておいてもらうのも良いかもしれませんね。
車の買い方の手順②:来店して商談
大まかに予算や車種が決まったところで実際に来店し商談を始めましょう。
初めて車を購入する場合はディーラーなど車屋さんの敷居は高く感じている方も多いと思います。
ですが意外とディーラーには新しい車が出たら試乗だけしに来るお客さんもいますので、気楽な気持ちで来店し相談してみましょう。
新車を購入する場合
新車を購入する場合は、新車ディーラーになります。
まずは来店し、希望の車種を見たいと伝えましょう。
営業の方が詳しくその車種の説明をしてくれると思います。
また、希望車種の試乗車があれば試乗も可能です。
やはり見ているだけでは運転したイメージもわきにくいですし、出来れば試乗した方が良いと思います。
どこのディーラーに希望車種の試乗車があるかどうかは、ホームページなどで記載されていますし、前もって来店前に予約しておく事が可能です。
実際の車を見たら、見積もりを作ってもらいましょう。
見積りは、希望のグレードやカラーオプションなど、まずは希望を全て伝えて見積もりを作ってもらうと良いと思います。
そこから予算をオーバーしていれば、削るところを削り値引き交渉をしていきます。
もし、見積もりで予算内だったとしても1店舗だけ来店しそのまま決めてしまってはいけません。
値引きやキャンペーンなど複数の店舗で比較する事で更にお得に購入する事ができますし、購入後のメンテナンスなど長い付き合いになることも多い営業マンなので相性の合う人と契約するのがおすすめです。
中古車・新古車を購入する場合
新車はディーラーで購入するのが基本ですが、中古車の買い方には、主に6種類あります。
- 中古車販売店/中古車買取店の販売部門で購入する
- 中古車検索サイトで問い合わせ~購入する
- 中古車ディーラーで購入する
- オークションで購入する(オートオークション代行業者に依頼する)
- 個人間売買で購入する
- 中古車提案サービスを受ける
中古車の買い方は新車に比べて様々ですね。
中古車販売店や中古車ディーラーで購入を検討する場合は新車の場合とあまり変わりません。
ただし、新車と違い実際に自分が購入を検討している車が目の前にあるのでしっかり問題がないか注意深く確認する必要があります。
また、インターネットで購入する場合、情報が少ないことが多いですので、販売元へ動画や画像を多く送ってもらったり、電話で現状をしっかりと伺うことがじゅうようです。
購入後にエンジンが不調になり、車検の有無も分からないまま購入してしまうと、思わぬ出費となってしまいますので、しっかり納得して購入しましょう。
また、オークションの代行や個人売買は初心者の方には難しいのではないかと思います。
また新古車も中古車同様の購入方法になります。
また新車と違い中古車や新古車は1点物ですから、早く決断しないと売れてしまう可能性があることも注意が必要ですね。
私が勤めていたディーラーではお茶だけ飲みに来るお客様もいらっしゃったくらいなので、気楽に相談に訪れてみましょう!
車の買い方の手順③購入する時の注意点
最後に車を購入する時に注意しなくてはいけないことをご紹介します。
人生の中でも1・2を争う大きな買い物ですから後悔の無い買い物にしたいですよね。
廃車まで乗るのか数年で乗り換えるのか?
車を購入する時に車の最後まで考えている方も少ないのではないかと思います。
ですが、購入する車を廃車まで自分が乗りつぶすのであれば良いのですが、数年で乗り換えを検討するのであれば、リセールバリューも考えて購入するのがおすすめです。
やはり白や黒がリセールバリューは高くなります。
また、グレードも人気なものはリセールバリューが高くなりますので注目しておきたいポイントですね
低燃費の代表であるハイブリッドカーはおすすめ?
購入後の費用をおさえるために、なるべく燃費のいい車種を選びたいと思っている方も多いと思います。
燃費を重視して見ると低燃費の代表であるハイブリッドカーに目が行くと思いますが、ハイブリッドカーは、車両本体価格がとても高いのが現状です。
確かにハイブリッドカーは購入後のガソリン代は、ガソリン車よりも安く済みます。
でも、日頃から走行距離の多い方だとハイブリッドカーの方がガソリン代をおさえれて、車両本体価格の差も埋められるかもしれませんが、普段から街乗りだけなど走行距離が少ない場合は、車両本体価格の差を埋める事が出来ない可能性も高いです。
購入時は奮発して高額なハイブリッドを買っても、購入後のトータルコストを考えればガソリン車の方が安くなると言う場合もあります。
メーカーオプションとディーラーオプションに注意!
オプションにはメーカーオプションと呼ばれるものとディーラーオプションと呼ばれるものがあります。
メーカーオプションには、電動のスライドドアなど出荷時にしか装備できないオプションです。
ディーラーオプションは、フロアマットやシートカバーと言った納車後でも装備できるオプションです。
その為、メーカーオプションは契約時にしか注文できず、後から付けておけばよかった…となってしまうといけないので、注意しましょう。
反対にディーラーオプションはいつでも注文出来ますので、今は予算的に厳しいけど落ち着いたら注文すると言うことも可能です。
また、何より営業マンに言われるがまま購入するのではなく自分でもよく調べある程度知識を付けておく方が良いかもしれません。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、車の買い方と手続きや購入までの手順についてご紹介してきましたが如何でしたか?
車を購入すると一言で言っても新古車や中古車、車種など様々な選択肢があり、車にあまりこだわりの無い方には難しいかもしれません。
ですが、車の購入も家電の買い方と大きな差はありません。
大きな買い物ですから購入後に後悔しないようにしっかり自分でも調べ納得のいく買い物をしましょう!