今回は、ティーダのバッテリーの種類や交換手順についてご紹介します。
ティーダは、沖縄語で太陽を意味する『てぃーだ』を由来としており、名前があらわすように『サニー』の後継とも言われています。
2012年で販売終了となったティーダは、上級車と遜色のない室内空間を追求し、質の高い車として中古車市場でも人気を集めています。
価格の割にお得感のある車なので、状態の良い中古車は買って損はないでしょう。
そんなティーダも販売終了からは時間が経っており、バッテリーの劣化は避けられません。
それでは、ティーダのバッテリーの種類や交換手順についてお届けしていきますので、お見逃しなく!
他車が大型化で3ナンバーに移行している時に、5ナンバーにこだわったのも面白いですね。
小型の高級車を目指したように、中古でも内装も質感が高いのでお買い得ですね!
時間が経過しているから、バッテリーは交換した方が無難ですね!
【目次】
ティーダに使われているバッテリーの種類は?
出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/418411/blog/
日産ティーダに使われているバッテリーは、通常装備のものが『34B19L』と『46B24L』の2種になっています。
寒冷地仕様では、『55B24L』や『65B24L』が使われています。
バッテリー交換の際には、現在付いているバッテリー上部に型式が書かれていますので、確認されるか販売店やディーラーで聞いてみると良いでしょう。
鉛のバッテリーの平均寿命は約10年?
日産ティーダに使われているバッテリーは、通常の車と同じで『鉛のバッテリー』が使われています。
鉛のバッテリーの平均寿命は約10年と言われているにもかかわらず、その半分の期間も持たない事が普通です。
その最大の原因は、バッテリー内でおきる『サルフェーション現象』とされています。
バッテリー内部には陽極と負極の2つの電極板があり、バッテリー液を介して両極板を通過して充放電されます。
サルフェーション現象が起きるのはバッテリーから放電される時で、電極に使われている鉛とバッテリー液である硫酸の硫酸基が科学変化で結合して硫酸鉛という電気を通さない絶縁体を形成してしまいます。
この際に、硫酸中の硫酸基だけが使われ水素が残り、正極板に使われている二酸化鉛の酸素と結合して水となり蒸発するため、中の希硫酸は濃度が濃くなり量が減ります。
電解液の減りを『蒸留水』の補充でメンテナンスするのは、こういう理由があります。
ですから、水を足しても希硫酸が薄まることはなく、濃くなった希硫酸を元に戻してあげることになるのです。
バッテリー劣化の原因のサルフェーションって何?
正常に放電や充電を繰り返していればサルフェーションは発生しませんが、電圧の低い状態で充電されないまま放置されて続けると、液体であった硫酸鉛が個体となって電極に白く結晶化して、サルフェーションとなります。
年月を経て結晶化したサルフェーションは電解液に戻らなくなり、結晶化した硫酸鉛『サルフェーション』は電気を通さないので、バッテリーの充電や給電効率が下がり、症状が進行してバッテリーの寿命と判断されます。
サルフェーションとは、バッテリー内部にある電極板の周りに絶縁物質である硫酸鉛が密に集まって固着する『現象』の事を言うとともに、固着した『結晶の硫酸鉛』も同じようにサルフェーションと呼びます。
電気を取り出すためのパーツである電極板の周りを、絶縁物質である硫酸鉛で覆われてしまうため、うまく電気を取り出せなくなり、充電できなくなるということです。
バッテリーの劣化要因の70%は、このサルフェーションによるものだと言われています。
バッテリーの役割りは殆どがエンジン始動?
ティーダのバッテリートラブルの多くはエンジンを始動できなくなる事でしょう。
普通の自動車では、エンジンが始動してしまえば、エンジンルームの中の発電機が同時に作動し、自動車で消費される電気とバッテリーを充電するための電気を発電してくれるので、走行中に電気が足りなくなるということはなくなるのが通常です。
エンジンが始動さえすれば、走行中はバッテリーがなくても車はずっと動き続けることができるとも言えるでしょう。
このように自動車においてバッテリーが最も活躍する場面は、エンジン始動時のセルモーターを回す時だと考えられます。
エンジン始動のためにバッテリーが求められる性能とは、バッテリーの中にどれだけの電気が貯まっているかという事よりも、セルモーターを回す数秒の間にどれだけ多くの電気を取り出せるかということが重要になります。
セルモーターを回す際に使われる電気の量は、バッテリー容量の1/100とか1/200くらいのものです。
エンジンを始動する際にセルモーターが回っているのは、せいぜい2~3秒で消費される電気の量はかなり小さいもので十分と言えます。
しかし間違っていけないのは、エンジンの始動に使う電気の量は多いものではありませんが、瞬間的に大きな電流を必要とするという事です。
よく古いバッテリーの端子に粉のようなものが付いていたのを見ましたが、あれがサルフェーションですね!
完全にサルフェーションを除去する方法は無いようですね。
ティーダのバッテリー交換前にメモリーバックアップを取ろう!
出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/237238/car/130080/351011/note.aspx
最近の車は、エンジンも含めて電子制御されている車が多いようです。
バッテリー交換の前に、データが消えないように準備することで、交換後のティーダの状態が全く違うものになります!
メモリーバックアップの必要性は?
車はエンジンを切ってナビやメーターの電気が消えている状態でも、バッテリーから微量の電気が流て、それぞれの電子機器のメモリーをバックアップをしています。
これを常時供給電源と言い、流れる微量の電流を暗電流と言います。
バッテリー交換をする際に、いきなりプラグからコードを外すと常時供給電源が断たれる事になります。
電源が断たれる事で、バッテリーに接続されていた電装品のデータは、全てリセットされてしまいます。
時計やラジオ、カーナビ等の他にも車種やグレードで装備されている電装品に与える影響は大きなものです。
しかし、最も大切なのは車の心臓部に直結するエンジンコンピューターである『CPU』です。
最近の車のCPUには学習機能がついていて、使うほどに良好な状態になるようにデータを記録します。
エンジンの始動や、アイドリング、燃費に関わる部分の他にもたくさんの部分に波及するデータを消去して、初期値に戻してしまいます。
突然のバッテリー上がりで、電源の供給が絶たれてリセットされれば諦めるしかありませんが、交換時には代わりの電源を用意する事で、このデータを生かしておく事ができます!
メモリーバックアップ方法
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他にバックアップ電源を取る方法はありますが、今回は『OBD2』を使ったメモリーバックアップの方法をご紹介します。
これは車両についているOBD2というカプラーに電源を流すことによって、電源を供給しようというものです。
つまりこのOBD2に電気を供給すれば、各電装品のリセットを防ぐことが出来るわけです。
OBD2メモリーバックアップの使い方!
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OBD2アダプターを用意します。
市販で1,000円位から販売されています。
ティーダのOBD2の端子を探します。
ティーダのOBD2の端子は、上記画像のようにハンドル下部分にあります。
下に隠れている場合もありますが、運転席の足元から中をのぞき込むとわかります。
何も差さっていないカプラーに、購入したアダプターを合わせてみましょう。
そのOBD2カプラーにアダプターを差します。
あとは電源を供給するだけですが、電源の供給方法はいくつかあります。
アダプターによっては電池をつなげる商品もあるので、その設定で説明します。
- 余ってるバッテリーにつないで、OBD2に電源を供給する。
- 乾電池用の端子に乾電池を繋いで電源を供給する。
※乾電池は付属されていませんので別途購入する必要があります。
電源をつないで、車両側のOBD2のカプラーに挿せばOKです。
上記のようにOBD2に接続して電源を繋いだら、あとは普通にバッテリーを交換すれば、電装品のメモリーリセットを防ぐことが出来ます。
このOBD2メモリーバックアップは本当に便利な道具です。
持っていて損は無いと思いますので、購入を考えてみてはいかがでしょう。
CPUがリセットされたらどうなるの?
もし、バックアップせずに交換してしまった場合でも心配はありません。
学習機能が壊れた訳ではありませんから、時間が経過するとデータが蓄積されて学習して良い状態に戻っていきます。
その期間は以前よりもエンジンの始動やアイドリング等の調子が悪くなったように感じますが、段々と元の状態に戻っていきます。
この期間を我慢できないのであれば、バックアップ電源を用意した方が良いでしょう!
またCPU以外の電装品も、1つずつ設定し直す必要がありますので、ご確認下さい!
ティーダのバッテリー交換方法は?
まずは、替えの新しいバッテリーを用意します。
バッテリーの型式を間違えないように注意して下さい。
サイズが小さければ容量不足になるかもしれませんし、大きければ収納場所に入らない事もあります。
また、アイドリングストップ機能や充電制御機能が付いている車のバッテリーは、専用のバッテリーを使っているので、間違わないようにしましょう。
普通のバッテリーと交換した場合には、すぐにバッテリーが上がってしまう事もあるので確認を忘れないで下さい!
また、性能アップのために容量の大きいものを購入する人も多いようです。
大きさが範囲内で収まる物を選び、性能アップは2ランクアップまでが基本になっていますので適切なバッテリーを選んで下さい。
バッテリー交換の手順!
それでは、古いバッテリーを外します。
バッテリーを押さえているステー『留め金』を外します。
次にバッテリー端子を外していきます。
バッテリーを交換する際は必ずマイナス端子から外して、取り付ける時はプラス端子からという順序を覚えましょう。
この順序でバッテリーを外したら、古いバッテリーを取り出します。
バッテリー液などが付かないように軍手などを使いましょう。
またバッテリーは重い物ですから、足に落としたりしないように注意して下さい!
外したら立てて置き、新しいバッテリーを同じ向きに収納します。
今度は、外した時の反対の順番で、プラス端子から取り付けます。
ステーで固定したら装着完了です。
エンジンがかかる事を確認してから、バックアップ電源を外しましょう。
ハンドル下にカプラーが付いているなんて全く想像もしませんでした。
バッテリー交換は、プラスとマイナスの順序を間違わない事が大切ですね!
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
出典:http://en.wheelsage.org/nissan/tiida/c11/pictures/455785/
今回は、ティーダのバッテリーや交換手順についてお届けしてきましたが、如何でしたか?
以前の車はマニュアル車も多く、押し掛けでエンジンスタートできることもありましたが、今では電源が無いと車は動きません。
全ての車が、第二のEV車と言われるのも頷けます。
ティーダもご多分に漏れないハイテクカーです。
それだけに第二の心臓部でもあるバッテリーの状態は見逃せません。
早めのバッテリー交換と、バックアップ電源を取ることで、最良の状態を保てます!