今回は、ラパンのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルの正しいつなぎ方についてご紹介します。
ラパンは、そのポップでキュートな外観から女性からの支持を集めており、コンパクトで運転しやすいのも特徴です。
そんなラパンを愛用している女性ユーザーも多く、突然のバッテリー上がりや車の故障の際に慌ててしまうこともあると思います。
特にバッテリー上がりは発生しやすい故障なので、その原因や対処法を知っておくことで、いざとなった時に心強いですよね!
それでは、ラパンのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースタケーブルの正しいつなぎ方についてお届けしていきますので、お見逃しなく!
ラパンはエアコンの故障が多いと良く聞きます。
せっかく可愛い車内でも暑かったり寒かったりでは我慢できませんね。
ラパンはバッテリー上がりも多いから注意する必要がありますね。
【目次】
ラパンのバッテリー上がりの原因はライトの消し忘れ?
出典:https://cartune.me/cars/1278
ラパンは標準で38B19Rのバッテリーを使っており、寒冷地でも変更はありません。
また、アイドリングストップ車では、M-42RやK42Rも使われています。
バッテリー交換の場合には、容量の大きい44B19Rを使用される方も多いようです。
適合品を確認の上、購入して下さい。
ラパンではバッテリー上がりの報告も多く、原因で最も多いものを確認して、対策につなげていきたいと思います。
長時間のライト点けっぱなし
ラパンは車内泊もできるとのことで、アウトドアにも使用される事が多いようです。
そんな時に電装品をたくさん使用してエンジンをかけないままでいると、バッテリーの容量がなくなり、バッテリー上がりになる事があります。
便利な事はいいことですが、使い方を間違えると危険な車中泊になってしまいますので、注意するようにしましょう。
バッテリーの酷使
夏のエアコンは必需品ですよね。
最近の猛暑でもバッテリー上がりが良く聞かれました。
特に渋滞している時などは、アイドリングストップ車では、エンジンが停止して、放電のみが行われます。
満充電であっても、割と短い時間でバッテリー上がりが起きる事があるので気をつけましょう。
渋滞時はオーディオやナビ等も使い、猛暑でエアコン全開にすると、あっという間に不調の兆しが出てくるので、兆候があったら電気の使用を控えるようにしましょう。
また冬場はバッテリーの能力が下がります。
気温0度の状態では、バッテリー能力の80%しか発揮できないと言われています。
夏の酷使で弱ったバッテリーが、また冬場の寒さで8割に性能が落ちるので、バッテリー上がりの可能性は高くなります。
バッテリーの寿命の可能性も?
アイドリングストップ車のバッテリーの寿命は約3年と言われています。
パッケージに3~5年等の表示があっても、注意書きにもあるように、使用の仕方で使える期間も変わってきます。
表示の期間より短い期間しかもたない場合もあります。
ライトや室内灯が暗くなったり、パワーウインドが弱くなったりしたときは、バッテリーが弱ってきた兆候である場合も多いので、専門店などでバッテリーの状態を確認してもらいましょう。
使用頻度が少ない為のバッテリー上がり
また、ラパンでは使用頻度の少ない車のバッテリー上がりが多く報告されています。
バッテリーの酷使もバッテリー上がりにつながりますが、バッテリーを使わなくてもバッテリー上がりにつながります。
電気を使っていないつもりでも、バッテリーから日々小さな電力を消費し続けています。
運転する時間が少ないから、バッテリーが上がるはずは無いという考えは間違いです。
また、夜ばかりの運転はライト等の電装品を多く使う為、バッテリーに負担がかかります。
特に充電制御車ではバッテリー量が目減りするだけで補充されないため、バッテリー上がりになる事も多いようです。
夜間はライトを点灯し放しになり放電量が多くなるので、夜ばかり運転する人はバッテリー上がりには注意が必用ですね。
あんまり車を運転されない方でも、小さな電気が常に放電されているので、長期で運転しない場合も注意が必要です。
冬はバッテリーの性能が落ちるから、寒くなる前に一度点検してもらった方が良さそうですね。
ラパンのバッテリー上がりの対処法は?
出典:https://minkara.carview.co.jp/userid/255546/car/166669/995861/note.aspx
ラパンのバッテリー上がりの対処法は、通常と同じでブースターケーブルを使ったジャンプスタートが一般的です。
原因がわからない場合には、ロードサービスの利用も欠かせません。
救援車によるジャンピングスタート
まずは、一般的なブースターケーブルを使って、他車から電源を分けてもらい、その電源を借りてエンジンの始動を行います。
この場合には、救援してくれる車がいること、接続のブースターケーブルがあること、ケーブルをつなぐ知識があること、救援の車が同じ電圧の車であることの要件を全て満たす必要があります。
トラックは同じ電圧でないので無理ですが、普通の乗用車であれば同じなので問題ないでしょう。
稀に特別なSUV等では電圧が違う場合もあるので確認されたほうが安全です。
長く車に乗っている人であれば、ブースターケーブルを持っている人も多く、ケーブルを持っている人の多くは、使い方も知っているのでお願いしてみたら良いでしょう。
ご近所の話しやすい人や、親戚で近くに住んでいる人がいれば聞いてみるのも良いですね。
JAF等のロードサービス
JAFに加入している場合や任意保険のオプションにロードサービスが付いている場合には、利用するのもよいでしょう。
特に原因が分からない場合や、ケーブルのつなぎ方に自信が無い人も、プロの人が診てくれるので安心です。
ダメでも工場などまでレッカーしてくれるので助かります。
会員になっていなかったり、保険のオプションにも付いていない場合には結構な金額を取られますが、保険のオプションについていたら利用すべきです。
どうしたら良いか分からない時には、保険会社に電話すれば対応してくれます。
この他にも携帯ジャンピングスターターとかも売っていますね。
今はスマホサイズのスターターもあるみたいですよ!
でも基本はブースターケーブルでジャンプ!ですよね。
ラパンのバッテリー上がりの正しいつなぎ方は?
出典:https://ameblo.jp/fujirou123/entry-12414621392.html
日ラパンのバッテリー上がりが起きた場合に、ジャンプスタートする場合のブースターケーブルのつなぎ方と手順を、詳しくご説明してまいります。
ブースターケーブルのつなぎ方
まずは、バッテリーが上がった車に救援してくれる車に、できるだけ近づいて停めてもらいましょう。
ブースターケーブルが届く位置にきたら、救援車のエンジンを切ってもらいます。
最初に故障車のプラスに赤のケーブルをつなぎます。
『プラスは赤』、『マイナスは黒』と覚えましょう。
手を放しても外れないように、しっかりとつけましょう。
続いてこの赤いケーブルを救援車のプラスにしっかりとつけます。
これで両車のプラス同士がつながりました。
次はマイナスの黒いケーブルですが、今度は救援車からつなぎます。
そのあとに故障車のマイナスをつなぐのですが、ここでは基本的にバッテリーの端子にはつながず、エンジンのボルト等の金属部分につなぎます。
どうしても金属部分が無い場合には、故障車のマイナス端子につないでください。
※覚えておきたいのは、お互いのプラスとプラス、マイナスとマイナスをつなぐという事です。
これさえ間違えなければ、大きな事故は起きないでしょう。
ジャンピングスタートの手順は?
ブースターケーブルをつないだら、救援車のエンジンをかけて、エンジンが暖まり救援車のバッテリーが充分になるまで待ちます。
そして、故障車のエンジンの始動を試みます。
かかったエンジンは止めずに、かけたままにしておいて下さい。
あとは、つけた逆の順番でケーブルを外していきます。
必ず、エンジンは止めずにかかったまま外して下さい。
- 故障車の−を取り外す
- 救援車の−を取り外す
- 救援車の+を取り外す
- 最後に故障車の+を取り外す
以上の工程でジャンピングスタート作業の完了となります。
プラスとマイナスさえ間違えなければ大きな危険はないみたいですね。
でも火花も出たりするみたいだから、やっぱり怖いです。
分からない時は、ロードサービスに頼むしかないですね。
ラパンはバッテリー上がり以外にもエアコンガスの漏れが多発する?
出典:https://car-moby.jp/42854
ラパンのエアコンが冷えないということで、多数の方が点検及び修理を行っているようです。
原因はエアコンのガス漏れのようですが、ラパンの構造から起きているとも考えられ、またラパン特有の原因もあるようです。
ラパンで冷風が出ない場合には下記の事を確認してみましょう!
左右でエアコンの温度が違う時は怪しい?
エアコンガスが少なくなってくると運転席側と助手席側の前に付いているエアコンの風の吹き出し口の温度が違ってきます。
どちらかが暖かくて、どちらかが冷たくなります。
このように、左右で温度差がでてきた場合はガスが減っている証拠です。
ガスは漏れている以外にガスが減ることはありませんので、どこかで漏れています。
こういう症状があらわれた時はガス漏れを疑い、エキスパンションバルブ付近を見ます。
ガスが漏れた後はベタベタになる?
ガスが漏れた後は、エキスパンションバルブ付近は、油で汚れたようにベタベタしているはずです。
これが確認出来たら、ガス漏れしているのは確実です。
よって蛍光剤などを使ってガス漏れ部品や場所を特定します。
エキスパンションバルブの配管接続部から、蛍光剤が出てきたらここから漏れているという証拠です。
同様に、コンデンサーという部品から蛍光剤が出てきていれば、ここが原因です。
因みに、ラパンは両方からガス漏れを確認されたこともあります。
もちろん、漏れが複数個所であれば修理代も高くつきます。
他にもガス漏れしている部品があるかもしれないので、翌日紫外線ランプを照射して、徹底的に調査する必要があります。
エアコンの効きが悪くなる?
ラパン及のエアコンが効かない故障はのエアコンガス漏れが99%という数値が出ています。
自動車のエアコンガスが流れる箇所の構成部品はコンプレッサー、コンデンサー、エキスパンションバルブ、エバポレーター、レシーバーなどとなっています。
電気的にはコントロールユニット、圧力スイッチ、エアコンファン、電源系統が多く、コンプレッサーとはエアコンガスを圧縮してサイクル内を流す役目をしています。
コンデンサーはガスを貯めて、ファンで冷やすためのものです。
エキスパンションバルブは、圧縮されたガスを室内のエバポレーターに開放する役目の部品です。
室内と言っても本当に室内に噴出するわけではなく、室内に装備されているエバポレーターと言う入れ物に噴出して、その時の気化熱を利用して冷やすのです。
ラパンはそのエキスパンションバルブがとても弱くできていて、隙間からガスが漏れてしまって、ガスが無い状態でコンプレッサーを回し続けるとコンプレッサーが空回りし、内部破損につながるため、エアコンのコンプレッサーを守るために強制的に停止します。
エアコンのプロでもガス漏れの場所を間違うようだから困りますよね。
最初からダメな場所だけを手当てしてくれれば、修理代も安くすむんですから。
コンプレッサーはリコールの対象になっているから、不具合が起きた時は注意して確認しないといけませんね。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
出典:https://autoc-one.jp/suzuki/alto_lapin/newmodel-17340/
今回は、ラパンのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルの正しいつなぎ方についてお届けしてきましたが、如何でしたか?
2002年に誕生したアルトラパンは、内装、外装共にさらに磨きが掛かりステキなフォルムとになりました。
ラパンの語源でもある『うさぎ』のトレードマークも今や知らない人がいない位です。
ボディーカラーも斬新で、新しい女性向きのカラーが随時追加されているのも楽しいですね!
あなたにぴったりの大人のかわいい空間楽しめるように、電装品の源でもあるバッテリーや、故障の多いエアコンについても知っていきたいですね!