今回は、ノアのバッテリー交換の方法や費用について詳しくご紹介します。
ノアは5ナンバーサイズの、3列シートまで実用的に使えるミニバンの一つで、ファミリー層を中心に、幅広い年齢層に高い人気をもっていますよね。
そして車を乗っている以上避けては通れない、バッテリー交換はノアも例外ではありません。
そんなノアはどのようにバッテリー交換を行えば良いのでしょうか?
それでは、ノアのバッテリー交換の方法や費用について詳しくお届けしていきますので、お見逃しなく!
【目次】
ノアのバッテリーは何年で交換する必要があるの?
まずはバッテリーについてです。
どのような状態になると、バッテリーは交換時なのでしょうか?
バッテリーの寿命は2年~5年?
バッテリーには保証期間があります。
保証期間はバッテリーのメーカーや種類により多少異なりますが、『購入日からの期間』もしくは『車に取付したときからの走行距離』によって定められています。
多くのバッテリーは『24~36ヶ月』、もしくは『走行距離は30,000~40,000km』に設定されていることが多いようです。
これが、バッテリーの寿命と呼ばれる場合もありますが、一般的には2年~5年などと言われることも多いです。
なぜこのように寿命が幅広いのかと言うと、バッテリーの寿命は車の乗り方によって大きく変わってしまうからです。
日頃から、通勤など頻繁にある程度の距離を走っていればその都度充電されますから、バッテリーの寿命は長くなります。
車検ごとに交換する
日頃あまり車を使用しない場合は、バッテリーは自然放電し、バッテリー上がりを起こしてしまったりと寿命が短くなってしまいます。
その為、そのような場合は2年に1度の車検ごとにバッテリーも交換する場合も多いようです。
点検で交換を推奨される
車検や点検の場合に、電圧などチェックしてくれる場合も多いので、『バッテリーが弱ってきていますよ。交換しませんか?』などと言った推奨もあると思います。
車検の項目にバッテリーは入っていませんので、絶対その時交換しないと通らないかと言うとそうではありません。
3年交換していない場合は、必ず推奨するようにしているディーラーもあるようです。
バッテリーが弱ってくると出る症状
バッテリーが弱ってくるといくつかの症状が出る場合があります。
エンジンのかかりが悪くなる
これが1番わかりやすい症状と言われています。
スタートボタンを押したり、キーを回すとシュルシュルシュル~と音がなりエンジンが始動しますよね。
バッテリーが古くなってくると、音が長くなりエンジンのかかりが悪くなってしまいます。
アイドリングストップ機能が使えない
最近ではアイドリングストップ機能搭載の車も多いですよね。
実はアイドリングストップ機能搭載車はバッテリーの寿命が短いと言われています。
バッテリーが弱るとアイドリングストップ機能自体が使えないようにするプログラミングが組み込まれています。
アイドリングストップ中にバッテリーが寿命を迎えてエンジンの再始動ができなくなると大変ですよね。
その為エアコンをフル稼働させていたり、電力をふんだんに使っていないのに、アイドリングストップ機能が使えないときは、バッテリーの電圧不足の可能性があります。
ですが、冬場に短い距離ばかり運転していたりすると、バッテリーの寿命関係なくアイドリングストップが機能しない場合もあります。
ですので、使用年数と総合的に判断しましょう。
バッテリー液の変色
バッテリー液は通常は無色透明な液体です。
ですが、バッテリーが寿命間近になると極板が劣化し、ボロボロと液中にはがれ落ちるという症状が起きるようです。
その為、はがれ落ちた極板はバッテリー液を濁らせ、バッテリーの容器の内側が汚れてきます。
そのため、バッテリー液が変色していたら、容器が汚れて見えるとバッテリーが劣化しているサインです。
ですが、最近ではこのような症状なく突然寿命を迎える場合もある為ある程度の年数が経つと気を付けておきたいですね。
ノアのバッテリー交換方法は2パターンある?
バッテリー交換は定期的に交換することで突然のバッテリー上がりを防げることはわかっていただけたかと思いますが、では本題のノアのバッテリーをどこで交換すれば良いのかです。
どこで交換できるのでしょうか?
1.プロにやってもらう
やはり車の事ですから『やってもらう』方が多いのではないでしょうか?
バッテリー交換は難しい作業ではありませんが、プロにやってもらうと安心ですよね。
ですが、プロに依頼するにしても、どこで交換するのか選択肢があります。
- ディーラー
- カー用品店
- ガソリンスタンド
大きく分けるとこの3カ所で交換してもらう事が可能です。
やはりそれぞれ、様々な特徴がありますが次の項目で詳しくご紹介します!
2.自分で交換する
方法や手順を知っていれば、特別難しい作業もないため自分でバッテリー交換をされる方も多いと思います。
自分で購入し、作業すれば予約や工賃の心配もありませんよね。
ただ、しっかり下調べをし、安全に作業を行いましょう。
ノアのバッテリー交換費用が一番安いのはどこ?
プロに交換を依頼するにも、いくつかの店舗があることをご紹介しました。
では、それぞれがどのような特徴があってどのような価格なのかを見てみたいと思います。
ディーラーでバッテリー交換をする場合
点検や車検のついでにバッテリー交換を~と言う方も多いのではないでしょうか?
車検のついでにやってもらえれば、待ち時間もいりませんし便利かもしれませんね。
また、整備士さんからも積極的に交換も推奨してくれると思います。
ですが、ディーラーではあまりたくさんの種類のバッテリーを在庫として持っていませんし、ディーラーでは純正品に交換となりますので、高くなりがちです。
ですが、工賃はだいたい1,000円前後が多いようです。
ですが、保証もありますしやはり自社の車のプロですから安心ですよね!
また、ディーラーでは持ち込みで整備をしてくれる店舗もあります。
予算や好みに合ったバッテリーを自分で購入し、ディーラーに持ち込みます。
この場合、工賃は純正品を購入した場合とは工賃は異なる場合もありますが、比較的安価で安心して整備をしてもらえます。
ですが、この場合は前もって持ち込み整備をしてもらえるか確認しておきましょう。
カー用品店で交換する場合
カー用品店では、様々な種類を販売していますので、お好みのものを選ぶことが出来ます。
そして店舗で購入し隣接するピットで取り付けしてもらう事が可能です。
『パナソニック CAOS 100D23L』に交換した場合、33,458円かかったと言う実例もありましたが、ですがもっと安価なものもあるかもしれません。
また、ピット数も限られていますので混み合っている場合は待ち時間があるかもしれませんので予約が必要かもしれません。
ガソリンスタンドで交換する場合
ガソリンスタンドで交換することもできます。
給油中など、電圧チェックしときませんか?などと声を掛けられたことはありませんか?
整備士さんのいるガソリンスタンドではバッテリー交換をしてもらう事が可能です。
ですが、ガソリンスタンドもメインは給油ですから多くは在庫を常備していません。
その為、どのバッテリーにするかなどと言う選択は難しいかもしれませんので、価格は少し高くなりがちかもしれませんね。
自分で交換する場合
バッテリー交換は自分でされている方も多いと思います。
自分で交換すれば工賃もいりませんし、好きなバッテリーをつけられますよね!
また工具もいくつもいりませんので、かなり価格は抑えられます。
また、楽天市場などのネット通販では6,000円くらいからバッテリー本体も販売されていました。
ただ、無料引き取りなどの無い場合は廃バッテリーの処分費用が必要です。
安心と価格を取るのならば、私はディーラーへの持ち込みがオススメです。
ノアのバッテリーを自分で交換する方法
バッテリーくらい自分で変えてみよう!なんて思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
少し車の知識がある方なら特に思いそうですよね。
そんな方の為に!簡単に手順をまとめました。
ですが、実際に作業をされる場合は取扱い説明書など更に詳しく調べて実践するようにしてくださいね。
事前準備
バッテリーサイズ
まずは、バッテリーのサイズを確認しましょう。
年式やグレードによってバッテリーのサイズは異なります。
間違えてしまうと、バッテリーを取り付けることは出来ません。
バッテリーサイズは、バッテリー本体の上部にも記載されてますし、車検証に記載されている年式や型式から適応するバッテリーを調べることが出来ます。
ノアでは『46B24L』『55D23L』『34B19L』の3種類がほとんどのようです。
必要なもの
- バッテリー
- 10mmレンチ
- 手袋
手袋はつかむところがゴムのものや、ゴム手袋の方が良いです。
バッテリーを外す手順
まずは電気の流れを遮断するために、『マイナス端子から』取り外します。
次に『プラス端子』を取り外します。
この時、取り外したプラスケーブル、マイナスケーブルは、それぞれの端子に近づかないようにしておきますが当たらないように布などを巻いておく方法もあるようです。
また、取り外している最中に、レンチを端子に触れないようしましょう。
続いて、ステーを取り外します。
バッテリーは、ステーで車体に固定されていますので、これも外さなければバッテリーを取り外すことが出来ません。
ステーが車体のどこに、どの角度で取り付けてあるのかを確認してからレンチで取りはずし、バッテリーを取りだします。
バッテリーを取り付ける
バッテリーをバッテリートレイに置きます。
意外とバッテリーは重いので、落とさないように気を付けてくださいね。
取り外したステーを忘れないようにしましょう。
その際、取り付け場所、角度を間違えないようにしてください。
新しいバッテリーを設置したらバッテリー端子の取り付けです。
外したやり方と逆に、最初は、『プラス端子』から取り付けます。
しっかり端子にはめ込むようにしましょう。
ですが、ナットはあまりかたく締め過ぎないようにしてください。
最後に、マイナス端子を取り付けてバッテリー取付終了です。
気を付けること
最近は、カーナビなどにメモリー機能が装備されているものも多いですよね。
バッテリーを取り外してしまうと、それらのメモリーが消えてしまう可能性もあります。
ですから、メモリーの保護の為に『バックアップ電源』を準備しておくと安心です。
ですが、手順さえ間違わなければ意外とバッテリー交換は難しくなさそうです。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、ノアのバッテリー交換の方法や費用について詳しくお届けしてきましたが、いかがでしたか?
最近ではバッテリー本体も再生バッテリーがあったりと、とても安価なものも多数あります。
ですが、やはりバッテリーの寿命はどのように車を使用するかという事が重要となってきます。
出来るだけ車に負担の少ない乗り方をしたいですね!