今回は、フリードハイブリッドの実際の燃費は旧型と新型でどのくらい違うのかご紹介したいと思います。
2008年に旧型がデビューし、2016年にフルモデルチェンジがあり新型フリードとなりました。
コンパクトミニバンとしてファミリー層に人気の1台です。
そんなフリードは新型と旧型ではどのような変更があり、どのくらい燃費が異なるのでしょうか?
それでは、フリードハイブリッドの実際の燃費は旧型と新型でどのくらい違うのかについてお届けしていきますので、お見逃しなく!
旧型から新型になってかなり向上したのでしょうか。
【目次】
フリードハイブリッドの旧型と新型の燃費以外の変更点は?
まずフリードハイブリッドのモデルチェンジではどのようなところが変更されたのでしょうか。
モデルチェンジですから、様々なところが変更されていそうですよね。
新型は室内が広くなった!
では次に、室内の寸法を見ていきましょう。
『旧型のフリード』
- 全幅:1695mm
- 全高:1715mm
- 全長:4215mm
- 室内の長さ:2625mm
- 室内の高さ:1265mm
- 軸距(ホイールベース):2740mm
『新型フリード』
- 全幅1695mm
- 全高1710mm
- 全長4265mm
- 室内の長さ:3045mm
- 室内の高さ:1275mm
- 軸距:2740mm
旧型と新型を比較してみると、外観の全幅は新旧変わらず、全高は新型フリードのほうが5mm低くなったようです。
また、全長は比較してみると50mm新型フリードのほうが長くなりました。
室内の広さは全長が420mm広くなり、高さ10mm高くなりました。
外観のサイズはあまり変わらないのに、室内は少し広くなったようですね!
スペースを最大限確保できるのは、快適さも上がりそうです。
安全性能の進化
旧型フリードは、衝突回避の自動ブレーキが装備されていませんでしたが、新型は先進の予防安全装備であるホンダセンシングが幅広いグレードに装備されました。
これによって、平成28年度自動車アセスメントの予防安全性能評価において、最高ランクのASV++を獲得しました。
旧型はライバル車と比べて安全面で少し遅れを取っていたので、新型は歩行者にも対応する自動ブレーキを搭載しており、家族を乗せるミニバンに相応しい安全性能となっています。
動力性能もパワーアップ!
エンジン出力、モーター出力ともに旧型に比べて大幅に増加しました。
特に、モーターの出力は2倍以上になっており、走行中の加速感は力強く感じられそうです。
また、排気量自体はガソリン車と同じ1.5lですが、ハイブリッド車は燃費効率を重視したアトキンソンサイクル方式を採用しているので、ガソリン車の1.5L直噴i-VTECエンジンよりも出力は劣ってしまいます。
しかし、それはモーターが補ってくれますので、動力性能が劣ることはありません。
安全度も上がり更に安心できる車種になったようです。
フリードハイブリッドの実際の燃費は旧型と新型で違う?
続いて燃費についてです。
快適さや安全性能も上がったフリードですから、燃費も向上されたのでしょうか?
新型と旧型のフリードのカタログ燃費
- 旧型フリードハイブリッド:21.6km/l
- 新型フリードハイブリッド:27.2km/l(2wd)・25.2/kml(4wd)
カタログ燃費は実際の燃費とは異なりますがかなりの燃費の向上ですよね。
ガソリンは2.4km/lの向上にもかかわらず、ハイブリッドの5.6km/lの燃費向上は大きいですね。
どれだけ実際の燃費に近づけるかですよね。
新型と旧型のフリードの実際の燃費
旧型フリードの実際の燃費は平均15km/lと言われています。
一部では8.5~11km/lと言う口コミもあり、走り方次第では平均よりも大幅に燃費が落ちる可能性もあるようです。
ただ、17.5~20km/lと言う燃費報告もあり、走行環境によっては実燃費平均以上の燃費性能を発揮できる場合もありそうです。
カタログ燃費に近い実燃費も期待でき比較的低燃費なのかもしれませんね!
そして、モデルチェンジを経た新型ではカタログ燃費も格段と向上しました。
また、このモデルチェンジに伴ってハイブリッド4wdも追加されました。
まず、2wdではカタログ燃費よりも5.5km/lほど向上していて、実燃費も約18km/lと向上しました。
もちろんこちらも、12~14km/lほどと低い口コミもあり、環境によっては11km/lまで落ちたと言う話もありました。
ですが、22km/l以上を記録している方もいるので、走行環境によっては旧型のカタログ燃費にも勝る低燃費が発揮されそうです。
続いて4wdですが、カタログ燃費がと2wdと比べて2km/l劣っていて、実燃費も17.5km/lのようです。
実際の燃費だけを確認すると2wd比べて大きな差は出ていませんが、一部では、ハイブリッド4wdは9.5~10.5km/lほどまで落ちてしまったと言う口コミもありました。
新型フリードハイブリッドの燃費が良くなった理由は?
ハイブリッドに搭載されたハイブリッドシステムは、従来のIMAから『SPORT HYBRID i-DCD』ハイブリッドシステムへと進化しました。
旧型モデルは、エンジンの稼働時間が長く、エンジンが主体の走りでした。
ですが、新型フリードは、ECONモードを選んで走り出すとモーターのみでの走行になり、モーターの稼働割合を増加させます。
さらに、トランスミッションも従来のCVTから7速DCTにアップグレードされた為更に効率よく動力を伝えられるようになりました。
走行環境によっては実際の燃費もかなり伸びそうですね!
新型フリードハイブリッド実際の燃費向上テクニック
新型フリードでは、カタログ燃費も格段と上がりましたが、実際の燃費ではかなり差がありました。
どのような環境で運転すれば、それだけの低燃費で走行できるのでしょうか。
モーターをうまく活用する!
出来るだけモーター走行出来るように心がければ燃費は向上します。
モーターは電池が必要ですから、最初はガソリンで安定の走りをし充電が完了したらモーターに切り替えます。
ですが、充電だけではあまり長い距離を走れませんよね。
その為、モーターでは2~3kmを目安に走って、ガソリンでまた走ってモーターに切り返す事を繰り返します。
これが燃費向上の為には一番いい走りのようです。
ガソリンだけではなくモーターを上手く活用し、燃費向上させたいですね。
丁寧な運転をするように心がける
当たり前の事ですが、これが1番効果的です。
特に気をつけたいのは、『発進時』『走行時』です。
急発進にならないようにゆっくりアクセルを踏み込み、無駄なブレーキングや空ぶかしをしないように気をつけ、アクセルの踏みこみを一定にしておくことで燃費は向上します。
また無駄なアイドリングを減らすことも重要です。
停車時のアイドリングを減らしましょう。
最近では、アイドリングストップの車が多くなりましたよね。
走行中以外にも燃費向上のコツがある!
走行前後に燃費向上のコツがあります。
まず、一つ目は、不必要な荷物が積んだままになっていないか確認することです。
10kgの荷物を車に乗せて50km走行するだけで、約15ccのガソリンを無駄にしてしまうと言う報告もあるようです。
ですから、こまめに車内やトランクなどをよくチェックし、少しでも車の総重量を下げることも燃費向上のコツです。
また、他にも走行前に最新の地図やカーナビゲーションを活用して、無駄のない効率的なドライブを計画することも重要です。
計画することで、渋滞も防げたり無駄道を減らせますよね。
そしてもう1点、しっかり車のメンテナンスをするという事です。
特に、タイヤの空気圧は正しく入っていますか?
空気が減っていると燃費も悪くなってしまいます。
他にもエンジンオイルやエレメントの汚れも燃費の悪化につながります。
燃費を重視するのならば、再度意識しておきたいポイントですね。
新型フリードハイブリッドのライバル車と実際の燃費を比較
最後に、フリードの燃費は他のライバル車と比較しても良い燃費なのでしょうか?
やはり他車との比較も気になりますよね!
フィットハイブリッド
- JC08モード:31.4~36.4km/l
- 実燃費 :23.29km/l
- 燃費達成率:63.99~74.18 %
フィットはやはりフリードよりも車体も小さく車重も軽いので、カタログ燃費はかなりよさそうですね。
ですが実燃費は23.9km/lとカタログ燃費とはかなり差があるので、フリードと良い勝負が出来そうです。
オデッセイハイブリッド
- JC08モード:24.4~26.0km/l
- 実燃費 :16.00km/l
- 燃費達成率:61.55~65.58 %
オデッセイはボディサイズも大きいですが、カタログ燃費も実燃費もよく似ています。
ボディサイズと燃費の比率を考えると、フリードより低燃費と言えそうですが、どちらもよく似た燃費です。
使い方によってどれが合うのかを考える必要がありますね。
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まとめ
今回は、フリードのハイブリッドの実際の燃費は旧型と新型でどのくらい違うのかについてご紹介してきましたが、如何でしたか?
旧型フリードから新型フリードへのモデルチェンジに伴って、システムも変わりかなり燃費が向上されたようです。
もちろん実燃費も向上しました。
同じホンダにはよく似た燃費の車種がありましたので、燃費だけでは良し悪しをつけられませんから、どのような使い方をするかで検討したいですね。