今回は、フリードハイブリッド4WDの雪道での実燃費や評価についてご紹介したいと思います。
フリードハイブリッドの4WD設定は、コンパクトミニバン初の4WD設定です。
4WDは雪道での走行や、アウトドアでの使用には大変活躍してくれますよね。
ですが、価格や燃費などのデメリットもあります。
それでは、フリードハイブリッド4WDの雪道での実燃費や評価についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく！
燃費の良いハイブリッドと燃費があまり伸びない4wd設定では実際の燃費はどうなるのでしょうか？
【目次】
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フリードハイブリッドの4WD性能は良い・悪い？
まずはフリードハイブリッドの4WDの性能について見てみたいと思います。
発売当初から話題になった理由も見ていきたいと思います。
なぜハイブリッド4WDが発売当初から話題になったの？
なぜフリードハイブリッド4WDは発売当初から話題になったのでしょうか？
話題になるという事はそれほど期待されているという事かもしれませんね！
なぜなら、先代フリードハイブリッドには2WDの設定のしかなかったからです。
そして、新型フリードになってから、ハイブリッド車にも4WDバージョンが追加されました。
ライバル車のトヨタ シエンタにもハイブリッド4WDは無かった為更に話題となりました。
初代フリードハイブリッドでは、ラゲッジ床下部分に置かれていたハイブリッド用ユニット（IPU）を小型軽量化したことにより、新型フリードハイブリッドでは１列目席下に搭載することが可能になりました。
このハイブリッド用ユニット（IPU）を移設したことにより、リアサスペンション部分に4WDシステムを搭載するためのスペースを確保することができたようです。
フリードハイブリッドの乗り心地や走りだしは？
ガソリンは高速道路なのではハイブリッドに比べるとエンジン音とロードノイズがちょっと
気になりますが、ハイブリッドの静粛性はかなり素晴らしいものです。
ですが、走り出しのギクシャク感は否めません。
アクセルを踏んだときのいちテンポ遅れた走り出しに違和感は感じてしまいます。
リアルタイムAWDって何？
フリードハイブリッドに搭載された4WDシステムは既に高い評価を得ているヴェゼルと共通のものです。
通常の走行は前輪駆動ですが、すべりやすい路面では瞬時に後輪が駆動し安定性を高めます。
ですが、ヴェゼルと同じとはいえ、駆動力の制御ロジックはフリード専用のものを採用しています。
ヴェゼルよりも後輪へのトルク配分を控え、より安定性を確保するよう設定されています。
基本はFFで、必要に応じて4WDになるという無駄のない設計になっています。
その為やはり2WDに比べると燃費は良くありませんが、4WD化による燃費の低下は最小限に抑えられています。
フリードハイブリッドのリアルタイムAWDは高性能で制御が非常に細かく、雪道では非常に頼もしい存在です。
リアルタイムAWDはかなり有能なシステムのようですね。
フリードハイブリッド4WDの雪国での評価は『そこそこ』？
続いてフリードハイブリッドの4wdは雪国では高評価を得ていそうですが、『そこそこ』と言う口コミもよく見かけます。
実際のところの評価はどうなのでしょうか？
雪国には4WDが安心？
最近では、スタッドレスタイヤの性能も向上し、『多少の雪であればスタッドレスタイヤでも十分』という意見もあるようです。
ですが、雪が積もっているような状況での登坂や、その反対の下り坂においては4WDのほうが安心感はＦＦと比較すると格段に上です。
特にフリードハイブリッドのリアルタイムAWDは高性能で制御が非常に細かく、雪道では非常に頼もしい存在といえます。
どうして『そこそこ』と言う評価があるの？
ネット上での評価を見てみると、新型フリードの4WDの性能は『そこそこ』と書かれている場合が多いようです。
ですが、雪道での走行性能も悪くないようです。
例えば除雪された道を走るのであれば、4WDである必要はありませんし、スタッドレスタイヤの選択さえ誤らなければ、それだけで問題なく走れてしまいますが、雪国で暮らしている方でも2WDを乗られている方も多いのが現実です。
スケートリンクのようになってしまった路面では、例え四輪が駆動したところで滑ってしまいなすすべがありません。
よく『4WD＝雪道でも大丈夫』と勘違いしている人も多いですが、過信してはいけません。
しかし、除雪されていない道を走るにはやはり4WDの性能が不可欠です。
その為、雪道を走る機会が多い方には4WDを強くオススメです。
やはり雪道を頻繁に走る機会のある方にはオススメです。
フリードハイブリッド4WDの実燃費はどれくらい？
続いて燃費についてです。
ハイブリッドは低燃費で人気のシステムですが、4WDは燃費が落ちてしまうのが定番ですよね。
ハイブリッド4WDはどのような実燃費なのでしょうか？
フリードハイブリッドの燃費は良いの？
フリードハイブリッド4WDの燃費はカタログ燃費で6人乗りで25.2km/lです。
また同じハイブリッドタイプ2WDの燃費が27.2km/lとなりますから、カタログ燃費だけ見るとあまり大きな差がありませんよね。
ですので、コンパクトミニバンクラスの4WDでこの燃費は驚きの結果ですよね。
これは、フリードに採用されている4WDシステム、AWDシステムの構造によるものではないかと思われます。
フリードハイブリッド4WDの実燃費は？
実燃費はカタログ燃費の6～7割が一般的と言われていますよね。
多数の方から寄せられた実燃費報告の平均は『17.52km/l』で、カタログ燃費と比べると７km/l以上劣っていますが、 6割～7割だと15～17km/lになりますので、相応な実燃費ではないでしょうか？
フリードハイブリッド4WDの報告された燃費報告を確認してみるとリッターあたり『15～16km/l』の報告も多いので、街中では信号も多いですし、実燃費の平均値を下回る可能性も十分ありえます。
ですが、一部では『19～21km/l』と言う報告もあり、高速など停止が少ない場合には、平均実燃費を越えて走行できる場合もあるようです。
燃費を向上する方法は？
アクセルとブレーキは丁寧に
どの車で共通することですが、急なブレーキやアクセルワークをすれば燃費は悪くなってしまいます。
停止する必要があれば、フットブレーキで減速するのではなく、極力エンジンブレーキで減速します。
また、スタート時は突然踏み出すのではなく、ふんわりアクセルを踏みジワジワと加速することで燃費向上に貢献することができます。
不要な荷物は乗せない！
4WDはアウトドアに使用する方も多いと思いますが、普段から乗せっぱなしにしていませか？
10kgの荷物を車に乗せて50km走行するだけで、約15ccのガソリンを無駄にしてしまうようです。
ですから、必要な時以外は積んでおかないようにしましょう。
日常のメンテナンスは怠らずに
空気圧の点検は定期的に行っていますか？
定期点検の時にだけなど怠っていませんか？
自転車のタイヤの空気同様、走行していると徐々に減っていきます。
ですが、この減った状態で走行すると燃費は悪くなってしまいます。
空気圧はガソリンスタンドでもチェック、入れてもらうことも可能です。
遠出の前や、月に1回程度チェックして、適切な空気圧にしておくようにしましょう。
この燃費の良さはAWDシステムの成果かもしれませんね！
フリードハイブリッド4WDの販売価格は高い？
最後に価格について見てみたいと思います。
燃費も大差なく、雪道でも活躍してくれるのならば、アウトドア好きの方にはやはり4wdは気になりますよね！
ハイブリッドとガソリン、2WDと4WDの価格を比較
ハイブリッド
- ハイブリッドB＝2WD：約226万円・4WD：約247万円(差は21万円)
- ハイブリッド ホンダ・センシング＝2WD：約250万円・4WD：約273万円(差は23万円)
- ハイブリッド EX＝2WD：267万円・4WD：設定なし
ガソリン
- B＝2WD：188万円・4WD：210万円(差は22万円)
- G=2WD：198万円・4WD：221万円(差は23万円)
- G ホンダ・センシング＝2WD：210万円・4WD：233万円(差は23万円)
2WDの価格は6人乗りを記載しました。
4WDには7人乗り設定はありません。
7人乗りの場合は、2万円ぐらい高くなります。
上記のように、ガソリンとハイブリッドでは約20万円ぐらい高くなっています。
また、2WDと4WDを比較すればこちらも約20万円高くなるようです。
もちろん多少高くなるのは否めませんが、シーズンには頻繁に雪山に行く！なんて方には安全なドライブに貢献でき良いのではないでしょうか？
中古車市場では下落傾向？
フリードの4WD仕様中古車は旧モデルなら10万ほどから、新モデルなら160万以上から販売されています。
旧モデルは中古車市場で大体10～200万で中古車が販売されており、価格が150万以上になると走行距離が5万㎞以下の車両も複数流通されているようです。
100万以下の4WD仕様の中古車も流通しているようですが、100万以下の車両は走行距離が10万㎞近い中古車が多く、長期使用には向いていいなさそうです。
新モデルになると、安ければ160～180万ほどでも中古車が販売されていましたが、安い車両は修理歴のある車がほとんどで、修理歴がない車は200万～となっていました。
ただこちらは高額な事が多い為、新車を購入する方が将来性を見ればお得な場合もあるかもしれません。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は？
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません！！！
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね？
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
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一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした！
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円＋1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、フリードハイブリッド4WDの雪道での実燃費や評価についてご紹介してきましたが如何でしたか？
雪道での走行には『そこそこ』なんて言うあまり良い評価はありませんでしたが、それには理由がありました。
価格は少し高くなりますが、燃費はあまり変わりませんし、アウトドア派の方にはオススメの1台のようです。
安心安全な車両で白銀の世界のドライブも楽しんでみたいですね！