今回は、ホンダフリードはハイブリッドとガソリンのどっちがおすすめできるのかについて詳しくご紹介します。
フリードは2008年にデビューして以来、現行は2代目となるコンパクトミニバンとして人気の車種ですよね。
ハイブリッドとガソリンから選択することもでき、ユーザーの好みに合った選択が出来そうでうす。
低燃費なほうが良い、購入資金を安く抑えたい、快適に運転したい等、それぞれ車に求める要素は違ってきます。
そんな中でガソリンとハイブリッドにはどんな特徴があるのか、記事を車選びの参考にしてくださいね!
それでは、ホンダフリードはハイブリッドとガソリンのどっちがおすすめなのかについて詳しくお届けしていきますので、お見逃しなく!
実際どっちがお得なのか?と思われている方も少なくないと思います。
【目次】
フリードのハイブリッド・ガソリンどっちにも共通の特徴
まずがフリードがどのような車なのか、どのような方にオススメの車種なのかを見ていきたいと思います。
コンパクトなボディなのに6~7人乗り!
コンパクトカー並みのサイズで、小型車枠いっぱいで作られている為、ミニバンとしては最小クラスの大きさになります。
ファミリー層など、家族が多くて6人~7人乗りが欲しいけど、大きい車の運転は自身がない…なんて方にもピッタリかもしれませんよね!
また、駐車場の広さ問題も多くの場合クリアできるのではないでしょうか?
そして、このコンパクトなボディにも関わらず、6人乗りと7人乗りを選択することが可能です。
それぞれ2列目が異なり、6人乗りでは2席が独立した、キャプテンシートを採用し1列目から3列目まで自由に移動でるウォークスルーとなっています。
7人乗りでは6対4分割のベンチシートが採用され、6人乗りよりも最大積載量が大きくなっています。
高い予防安全性能を装備!
フリードにはHONDA独自の、HONDASENSINGが搭載されました。
平成28年度自動車アセスメント予防安全性能評価においても、最高ランクとされているASV++を獲得しました。
Honda SENSINGは単眼のカメラとレーダーを組み合わせることで障害物を発見し、危険を回避するなどいくつかの安全システムで構成されており、さらに濡れた路面などで危険を回避するVSA(ABS + TCS + 横すべり抑制)も装備しています。
車の安全性能とは、搭乗者の安全に目が行きがちですが、それだけではいけません。
衝突時には歩行者の安全も守らなければいけません。
衝突安全設計ボディを採用し、強度を高めることで搭乗者の安全性を高めながら、軽量に配慮することで歩行者への衝撃を軽減しています。
また、運転席と助手席にはHonda独自の『早く』『優しく』『長く』を特徴としたエアバックを搭載し、様々な搭乗者や状況に対応できるようにされています。
これらのことで、フリードは、新・安全性能総合評価で最高評価の5つ星を獲得しています。
フリードはどんな人にオススメ?
フリードは、室内も広々、燃費も良くて、運転もしやすく『ちょうどいい』をコンセプトに作られています。
6~7人乗りではありますが、3人~4人家族には特に『ちょうどいい』を感じられそうです。
正直、常時5~7人乗りをしよう!と思っている方には少々不向きかもしれません。
例えば、子供が1~2人で、おじいちゃんやおばあちゃん、友達を乗せるための非常用として3列目を使い、普段は2列目までを利用すると言うのには最適です。
価格も250万くらいの為、ミニバンよりはサイズも価格も抑えられて購入しやすいのではないでしょうか?
コンパクトカーとミニバンの中間に位置づけされるようですね。
フリードハイブリットは燃費と加速がおすすめ!
ではフリードハイブリッドは、どのような1台なのか特徴を見てみたいと思います。
メリットやデメリットなどあるのでしょうか?
ハイブリッドならではの低燃費!
2011年10月にラインナップにハイブリッド仕様車がラインナップに追加され、2016年9月に現行の新型フリードへとモデルチェンジを果たしました。
2代目へのモデルチェンジの際に、パワートレインがガソリン車・ハイブリッド車共に新型となり、ハイブリッド車には1モーター内蔵7速デュアルクラッチトランスミッションを搭載した『SPORT HYBRID i-DCD』が採用され、更に燃費が向上しました。
また、フリードは排気量1.0L~1.5Lの5ナンバークラスのコンパクトミニバンで初となるハイブリッド4wd車が登場しました。
4wdは路面や走行状態を検知し、瞬時に四輪駆動へと電子制御で切り替える『リアルタイムAWD(インテリジェント・コントロール・システム)』を採用し、更なる低燃費への貢献しました。
ハイブリッドらしからぬ持ち味
フリードは馬力もトルクも不足気味です。
ですが、フィットと共用のハイブリッドシステムが高性能の為、パワーは少し物足りませんが7速のデュアルクラッチの変速機(DCT)によってハイブリッド車らしからぬダイレクトなフィーリングが持ち味と言われています。
一般的なハイブリッド車はジワーッとした加速の物が多いですが、7速DCTはそれよりもキビキビと走ることが可能です。
ですが、フリードハイブリッドはフィットと同じシステムでは少々無理があり、7人乗せたら絶望的な走行性能になってしまいますので、もう少し余力が欲しいところかもしれませんね。
デメリットは車重と価格
モーターを搭載している分、車両重量が重くなっています。
グレードによって車重は多少異なりますが、60~80kg重くなっています。
その為、もちろん燃費にも影響が出ています。
ハイブリッドシステムゆえに低燃費ですが、多少この車重の影響はありそうです。
さらに車両価格です。
ハイブリッドシステムは部品点数も多く、最新技術を搭載している為に、ガソリン車と比べてハイブリッドでは車両価格は約37万円高額になってしまいます。
フリードガソリンのメリット・デメリットは?
続いてガソリンモデルの特徴を見ていきたいと思います。
ハイブリッドと違ったメリットはあるのでしょうか?
ガソリン買うなら最上級グレードがおすすめ
ガソリングレードに関しては、最上級グレードの『G ホンダセンシング』がオススメです。
両側パワースライドドアやホンダセンシングといった重要装備をしっかり装備しています。
1番安いグレードは『B』ですが、ハイブリッドの場合と同じく両側パワースライドやホンダセンシングがなく、オプションで装備することも出来ません。
また、『G』に関しても、ホンダセンシングや両側スライドは付いていませんので、装備する為には16万円分のメーカーオプションが必要です。
『G ホンダセンシング』とは差額が12万円ですから、メーカーオプションで装備するよりも、Gホンダセンシングを選んだほうが圧倒的にお得ですよね。
ハイブリッドよりエンジン音が大きめ?
カーブを曲がる時の回頭性はハイブリッドよりもキビキビしています。
初代と比較してみても、乗り心地のしっとりしたストリーク感も勝ります。
中間加速での力強さ、伸びやかさがガソリン車の特徴です。
ただ、では室内ではやはりハイブリッドよりもエンジンノイズは大きめです。
また、先代に比べると格段に進化しましたが、エンジンフィールもハイブリッドにはないゴロゴロ感が感じられます。
ハイブリッドとガソリンの実燃費の差は?
『ハイブリッド』
- JC08モード:27.2km/l
- 実燃費 :18.9km/l
『ガソリン』
- JC08モード:19.0km/l
- 実燃費 :14.0km/l
ハイブリッドの方がかなり燃費が良いようなイメージがありますが、実燃費の数字で見ると5km/lしか変わりません。
日頃からかなりの距離を走る方には、この差も大きいかもしれませんが、そうでなければガソリンの方が初期投資も安く済みますし、良いかもしれません。
キビキビとした走行性能も魅力ですね。
フリードのハイブリッドとガソリンの維持費はどっちが安い?
では最後に維持費についてです。
車両本体価格から、初期投資は高くなってしまいますが、低燃費でその差は補えるのでしょうか?
購入時にかかる総額の差
『ガソリン車・フリードB』
- 本体税込み:1,880,000円
- 取得税:40,560円
- 重量税:27,675円
- 合計:1,948,235円
ガソリン車は取得税20%軽減と重量税25%軽減が適用されます。
もちろん実際の購入時はこれだけでなく、オプション価格など様々かかりますが最低限のもので計算していきます。
『ハイブリッド車・フリード HYBRID B』
- 本体税込み:2,256,000円
- 取得税:0円
- 重量税:0円
- 合計:2,256,000円
取得税と重量税の免税はハイブリッドの特権ですよね。(条件はあります)
単純に差額は、307,765円になります。
『ハイブリッド車が307,765円高く』なります。
フリードにかかる維持費は?
初回車検までの3年間を基準とし、年間走行距離を国土交通省発表の自家用車の平均1万kmとします。
ガソリン価格は146.3円で計算します。
実燃費を使用して、計算してみました。(ガソリン車:15km/l・ハイブリッド車:20km/l)
『ガソリン車』
3万km走るのに約2000l必要ですので146.3円×2000l=292,600円
292,600円のガソリン代がかかります。
『ハイブリッド車』
3万km走るのに約1500l必要ですので146.3円×1500l=219,450円
3年間で219,450円のガソリン代がかかります。
ガソリン・292,600円とハイブリッド・219,450円の差は73,150円となります。
車両本体価格の差分を、燃費では埋めれませんでした。
これは3年間乗る為にかかるガソリン代ですから、これが3倍の9年となると、219,450円の差となります。
また、初回車検ではハイブリッド車は免税もありますので、約10年以上乗る場合は車両本体の差を上回る事が出来ます。
また、今回年間1万kmで計算していますので、日頃からもっと車を使用する場合はもっと早く差を上回る事が出来ます。
ですが、早めに乗り換えをされる方にはガソリンの方がお得かもしれませんね。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、ホンダフリードはハイブリッドとガソリンどっちがおすすめなのかについてご紹介してきましたが、如何でしたか?
ガソリン車・ハイブリッド車それぞれメリットもデメリットもありました。
加速性能や機敏さを取りたければガソリン、低燃費や静穏性を取るならばハイブリッドなどどのような乗り方をしたいか好みによって選ぶ必要がありそうですね!
費用を見れば長距離・長期間乗る予定であれば価格差は十分埋められるようですね!