今回は、日産ノートのバッテリー交換の方法や費用はいくらかかるのかについてご紹介します。
バッテリーは、車を始動したり、電子部品に電気を供給している重要な部品です。
そして、バッテリーには寿命がありますので定期交換は避けては通れません。
では日産ノートはどのように交換すれば良いのでしょうか?
それでは、ノートのバッテリー交換の方法や費用がいくらかかるのかについてお届けしていきますので、お見逃しなく!
そんなノートが突然エンジンがかからなかったら困りますよね。
【目次】
日産ノートのバッテリーは頻繁に交換が必要?
まずはノートにはどのようなバッテリーが使用されているのでしょうか?
どのくらいの間隔でバッテリー交換が必要なのでしょうか?
ノートに搭載されているバッテリーの種類は?
まずは車検証を見て、車両型式と年式を確認しましょう。
そして、適合バッテリー一覧を見ると愛車がどのバッテリーが合うのかがわかります。
適合バッテリー一覧はネット上でも多く紹介されています。
また、バッテリー自身にも記載されていますので本体を見るのも良いですね。
主にこれらの型番のバッテリーになります。
『80B24L』『ENJ-355LN1』『ENJ-375LN2』『Q100』『80B24L』
ノートe-powerは特別なバッテリーを使っているの?
ノートe-POWERはシリーズハイブリッドですので、2種類のバッテリーを搭載しています。
駆動用のバッテリー
で走行用電気モーターを回す電力を蓄えておくバッテリーです。
リチウムイオンバッテリーを搭載してしています。
日産のメーカー新車保証としては5年か10万キロのどちらか先に来た時といったようになっており、その間であれば無償交換ということになりますが、トヨタのハイブリッドモデルのように買ってすぐバッテリー交換という話はないようです。
その為、定期的なバッテリー交換は不要です。
補機バッテリー
ハイブリッドシステムの制御や起動、電装品への電力供給を行うために電気を蓄えているものです。
バッテリー自体は通常の鉛バッテリーで電圧は12Vとなっており、ガソリン車と同じですね。
標準装備されているバッテリーはルノー日産マーク入りのハイブリッドの規格のL2型です。
こちらは普通のバッテリーですので、定期的な交換を必要とします。
目安は3年に1回の交換です。
バッテリー交換の頻度
ノートは、特別バッテリー交換を頻繁にしなくてはいけないと言う事はありません。
ただ、バッテリーの寿命にはどの車種も日頃からどのように車を使用しているかと言う点が重要となります。
だいたい目安は2年~5年と言われています。
その為、特に異常が無くても車検ごとにバッテリーを交換する方もいらっしゃるようです。
バッテリー寿命の前兆はセルモーターの音?
寿命が2年~5年だと、幅が広すぎますよね。
でも、バッテリーにも寿命が来る前には前兆があります。
1番わかりやすいのは、セルモーターです。
エンジンをかける際『キュルキュルー』となるかと思います。
バッテリーが元気な場合は、この音は短く瞬時に勢いよくエンジンが始動します。
ですが、弱っていると音が長くなりエンジンのかかりが悪くなってしまいます。
その為、このような症状が出たら早めに交換するようにしましょう。
また、他にもヘッドライトが暗くなったり、パワーウィンドウの動きが鈍くなったりと言った症状が出る場合も多いです。
ですが、最近の車ではこのような症状が出ない場合もありますので注意が必要です。
また、e-powerも搭載しているバッテリーは2つでも交換の必要があるのはほ補機バッテリーのみなので、ガソリン車とあまり変わりませんね!
日産ノートのバッテリー交換は自分でもできる?
では突然のバッテリートラブルを防ぐには、やはりトラブルが起きる前にバッテリーを交換しなくてはいけませんよね。
そんなバッテリー交換はどのようにしたら良いのでしょうか?
1番安全なのはプロに依頼して交換してもらう
やはり車の作業ですから、プロに依頼すると言うのが1番に頭に浮かぶかもしれませんよね。
プロと一言で言ってもディーラーや、カー用品店、ガソリンスタンドと様々です。
ぞれぞれの特徴を簡単にご紹介します。
ディーラー
ディーラーでは点検や車検の際にバッテリーの交換を推奨される事も多いと思います。
もちろんチェッカーでチェックもしてくれますが、3年間交換していないようであれば必ず推奨すると言う店舗もあるようです。
そしてディーラーでの交換の場合は、バッテリーの種類はいくつも置いていませんので価格など、どのバッテリーにするかは選択することが出来ません。
ですがやはり、ディーラーの整備士さんは自社の車のスペシャリストですから、簡単な作業と言えども安心ですよね。
カー用品店
オートバックスやイエローハットなど、全国にはたくさんのカー用品店がありますよね。
芳香剤や洗車用品などを購入しに訪れる方も多いのではないでしょうか?
もちろんバッテリーも販売されています。
そして、規模ににもよりますが品数も豊富ですよね。
カー用品店では、購入し隣接するピットで取り付けも行ってくれます。
ただディーラーに比べるとピット数が少ない場合もありますので待ち時間が発生する可能性もあります。
ガソリンスタンド
給油だけでなく、ガソリンスタンドでもバッテリー交換をすることが出来ます。
給油中に『電圧チェックしておきませんか?』などと声を掛けられたことはありませんか?
ただ、ガソリンスタンドではディーラー同様にバッテリーに種類は豊富には常備されていません。
その為選択することは難しくなります。
また、整備士さんの技術にもバラツキがあるともよく言われます。
ただ、バッテリー交換だけなら15分ほどで終わる作業ですから、給油ついでに交換してもらえれば楽ですよね。
自分で交換する場合は手順を要チェック!
バッテリー交換は手順さえ間違えなければ、さほど難しい作業ではありません。
その為、少し車に詳しい方であれば自分で交換することも可能です。
自分で交換出来る知識を持っていれば、もし自宅で突然のバッテリートラブルに見舞われてもすぐに交換できますよね。
また、型番など間違えないように購入しなくてはいけませんが、予算や好みに合ったものを購入出来ますよね。
やはりショートなどのリスクはありますので、正しい知識を持って行いましょう。
ですが、やはり宅配で運搬されてきますから、破損などが起きてしまう可能性もあります。
もちろんその場合は返品交換してもらえると思いますが、気づかず取り付けしてしまい故障に繋がるという事も無きにしもあらずです。
実際に、私もネット通販で購入したバッテリーを搭載した際に、取り付け時には気づけませんでしたが、容器の破損があり徐々に液が流出してしまい、再度バッテリー上がりを繰り返すようになってしまったことがありました。
幸いこの時は故障には繋がりませんでしたが、大きな故障に繋がる可能性もあります。
どれが自分の考えに合うかで選びたいですね。
日産ノートのバッテリーの交換費用の最安値はいくら?
上記の項目で、どこでバッテリー交換をするか特徴をご紹介しましたが費用はどうでしょうか?
どのような差があるのか見てみましょう!
ディーラーで交換する場合の費用
上記でもご紹介したように、バッテリーの選択肢は無いため、出来るだけ安いものにしたい!と思っても、そのようにはいきません。
また、工賃は1,000円前後かかりますが保証がついています。
ですが、ディーラーでは持ち込みで作業をしてもらう事も可能です。
ご自身で、予算やお好み、愛車に合うバッテリーを購入し、ディーラーに持ち込んで取り付けを行ってもらいます。
この場合、工賃や古いバッテリーの処分代などかかります。
そして工賃はディーラーの在庫で交換した場合と、多少変わる可能性もあります。
また、持ち込みでの整備をしてくれない場合もありますので、依頼したい場合はまず購入前に問い合わせをして確認を取っておきましょう。
予算も思い通りにまた、技術は安心して任せられますよね。
カー用品店で交換する場合の費用
カー用品店では品数も豊富に販売されています。
その為比較的安価なものもあるのではないかと思います。
更に、自店で購入したバッテリーは取り付けの工賃は無料で作業を行ってくれる店舗も多いようです。
バッテリーの本体代だけで済みますね!
ガソリンスタンドで交換する場合の費用
ガソリンスタンドでは在庫の種類も少ないため、安価なものは少ないかもしれませんし選択することは難しいと思います。
ですが、こちらも自店でバッテリーを購入すれば工賃は無料で行ってくれる場合も多いようです。
自分で交換する場合
自分で交換する場合は、もちろん工賃もいりません。
また作業に使う工具もメガネレンチなど1種類ほどですから、さほど費用もかかりません。
バッテリー本体はどこで購入するかですが、もちろんカー用品店などで購入しても構いませんし、安さを重視するのならばネット通販ですね。
ネット通販ではメーカーや価格かなり様々販売されています。
そして古いバッテリーを無料引き取りしてくれるところも多いです。
やはり価格を重視すれば、自分で交換することでしょう。
ですが、不安があるようであればプロに依頼するようにしましょう。
日産ノートのバッテリー交換を自分でやる方法は?
車の維持費は色々とかかりますから、抑えるために自分で交換しよう!と思われる方も多いのではないでしょうか?
そんな方の為に、簡単にバッテリー交換の手順をご紹介したいと思います。
ですが、実際に行う場合は取扱い説明書などで詳しく調べてから行ってくださいね!
この説明で、意外と自分で出来るかも?と思えばぜひ挑戦してみてください。
準備するもの
- 新品バッテリー
- スパナ
- メモリーバックアップツール
- 電気を通さないゴム手袋
事前準備
ケーブル端子を外す前に、車内時計などのバックアップ作業をしておきましょう。
ドラレコやルームランプ、ナビなどの電装品を全て電源オフにして、極力電気を使わない状態にします。
メモリーバックアップツールはネット通販で1,000円くらいから販売されているようです。
古いバッテリーを外す
ケーブル端子を外すため、ナットを緩めていきます。
必ず、マイナスのケーブル端子から外してから、プラスのケーブル端子を外します。
外したら端子ボディに接触しないように注意しましょう。
ウエスなどで包んでおくのも良いかもしれません。
そして固定金具を外し、バッテリーを取り出しましょう。
バッテリーはかなり重いので落としたりしないように注意してくださいね。
新しいバッテリーを付ける方法
新しいバッテリーを入れます。
そして、固定金具を取り付けましょう。
次に端子を取り付けます。
今度は外したのとは逆に、必ずプラス端子を取り付けてから、マイナス端子を取り付けます。
ナットを締めれば完成です。
締め方が不十分だと、接触不良を起こす可能性もありますのでしっかり締めてくださいね。
工程だけ見れば簡単そうですね。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、ノートのバッテリー交換の方法や費用はいくらかかるのかについてご紹介していきましたが、如何でしたか?
バッテリー交換と言っても交換方法も、費用も様々でした。
バッテリー交換は、車を乗っている以上避けては通れませんので、自分の好みや予算に合ったものを選びたいですね。
また、自分での交換も良いのではないでしょうか?