今回は、トラックのバッテリー交換方法や費用、自分で交換する方法についてご紹介します。
トラックはやはりお仕事で使われている方が多いですよね。
いざ作業を開始しよう!とした時にエンジンがかからなかったり、途中でエンジンの再始動が出来なくなってしまったりすると、自分だけでなく他の人にも迷惑が掛かってしまいますよね。
ですから、お仕事に使う車はその為にもより日頃のメンテナンスが重要となってきます。
それでは、トラックのバッテリー交換方法や費用、自分で交換する方法についてもお届けしていきますので、お見逃しなく!
トラックでも、自分でDIYで交換出来るのでしょうか?
【目次】
トラックのバッテリーは普通車と同じ?
軽トラックから車体の大きなトラックまで様々ですが、バッテリーは普通車と同じと考えて良いのでしょうか?
寿命など気になりますよね!
乗用車とトラックのバッテリーの違い
トラックに使用するバッテリーと乗用車用のバッテリーのサイズ自体はあまり大きく違いはありません。
もちろん大型車の場合は大きい場合もあります。
中型トラックや大型車はかなり電力を使いますので、ボルト数が高くないとエンジンなどを動かすことができませんので、乗用車は一般的には12Vですがトラックは主に24Vが採用されています。
市販されるバッテリーは普通は12Vですので、トラックでは12Vバッテリーを直列に繋いで使用します。
中型・大型トラックのバッテリーは24Vが当たり前であると憶えておく方が良いです。
トラックのバッテリーの寿命
バッテリーは消耗品ですので寿命がくると交換しなければいけませんよね。
大型トラックのバッテリーは平均寿命が3~4年くらいで、長くても5年くらいだと言われています。
これは普通車とあまり変わりませんね。
ただし、1日に何度もエンジンをつけたり切ったりを繰り返したり、ヘッドライトの使用率が高かったりするとそれだけバッテリーに負担がかかるので寿命が短くなってしまいます。
バッテリートラブルが起きる前に交換する目安
- 寒い時期にエンジンのかかりが悪い
- エンジンをかけたときのアイドリングが弱々しい
- 頻繁にエンストが起きる
- ヘッドライトが暗く感じたり、クラクションの音が小さく感じる
などと言った症状が出てくる場合があります。
これは寿命を迎える前の前兆と言えますが、最近では前兆なく突然エンジンがかからなくなる場合もあります。
このような前兆が現れたら、寿命が近い目安ですから早めに交換しましょう。
そして、24Vのバッテリーがあるわけではなく、12Vを直列で繋いでいると言うことです。
トラックのバッテリー交換方法は?
ではトラックのバッテリーはどこで交換してもらえるのでしょうか?
また、乗用車同様に自分で交換することもできるのでしょうか?
ディーラーでバッテリー交換
もちろんディーラーでも交換することが可能です。
また、ディーラーにもよりますが、24時間電話するだけで出動して交換してくれるサービスもありますし、やはりディーラーの整備士さんは自社の車のスペシャリストですから、安心してお任せすることが出来ると思います。
ですが、バッテリー本体の費用や、工賃などが高い傾向にありますし、バッテリーを選ぶ選択肢はなさそうです。
また、店舗によってはバッテリー本体は持ち込みでも作業をしてくれる店舗もあります。
カー用品店でバッテリー交換
オートバックスやイエローハット、全国には多数の店舗があります。
例えばオートバックスでは、いつでも車のバッテリー状況を無料で診断もしてくれ現在のバッテリーの劣化状況を知ることができます。
そして、必要があれば店舗で新しいものを購入し、隣接されたピットでバッテリーを交換してもらう事も可能です。
10分ほどでやってもらえますので、お手軽かもしれません。
職人さんが仕事で使っているような2tクラスのトラックなら受け入れてもらえると思いますが、大型トラックとなると入庫できない場合もあると思いますので事前に連絡して確認してみてくださいね!
ガソリンスタンドで交換する場合
ガソリンスタンドでも交換することが出来ます。
ですが、やはりカー用品店に比べるとバッテリーの在庫は少なく選ぶことは出来なさそうです。
給油中などにスタッフの方が電圧チェックしときませんか?などと声をかけてきてくれると思います。
何よりも給油ついでに交換できるのは手軽ですよね。
ただ、メインは給油ですからピット数も少なくもしタイミング悪く他の車の作業をしていたら待たないといけない可能性もあります。
自分で交換することもできる?
最低限の知識と技術があれば、トラックのバッテリー交換を自分でするのも可能です。
トラックのバッテリーは12Vを直列に繋いでいることが多いので、外し方、取りつけ方を間違えないことで、素人でも安全にバッテリー交換ができます。
ですが、手順を間違えるとショートする危険もありますので、正しく慎重に行いましょう。
また、トラックも自分で交換することも可能なんですね!
トラックのバッテリー交換にかかる費用はいくら?
では肝心の費用はどのくらいかかるのでしょうか?
明確にはバッテリー本体代によって価格は変わりますので大まかな費用をまとめました。
ディーラー
これは参考例ですが、実際にディーラーで交換した方のかかった費用です。
バッテリー代:43,800円×2=87,600円/工賃:4,380円
ここから、値引きがある場合もあります。
実際バッテリー交換だけでなく、ディーラーでの作業全般は企業などが何台もメンテナンスを依頼していたり、端数を切ってくれたりと値引きがある場合も多いようです。
ですが、バッテリー代が87,600円と言うのはかなり高額ですね。
バッテリー本体を持ち込んだ場合は工賃だけですが、本体も購入した場合とは異なる場合もあります。
カー用品店
カー用品店ではいくつか種類もある場合があります。
その為価格も様々ですし、セールなどお得に購入出来る場合もあると思います。
工賃は、500円くらいのところもありますし、自店で購入したものは無料で作業してくれる場合もあるようです。
ガソリンスタンド
こちらもキャンペーンなど頻繁にやっており、お得に交換できたり粗品をもらえたりと言う事もありますよね。
ですが、バッテリー本体はカー用品店に比べるとあまり種類豊富には常備していないと思います。
その為ディーラー同様に、どれにするか選ぶと言うのは難しいかもしれませんので、安価なバッテリーは少ないかもしれません。
ですが、工賃は比較的安くカー用品店と同じくらいではないかと思います。
ただ、整備士の技術にバラツキがあると言う声も良く耳にします。
市販のバッテリー価格の相場は?
カー用品店、ネット通販などで入手可能な市販バッテリーは、さまざまなメーカーが販売しています。
大型車用のバッテリーの価格は2000円台からあり、高いものでも5万円前後が相場です。
自分でバッテリーを交換する場合はこの費用だけで交換が可能です。
トラックのバッテリーを自分で交換する方法は?
自分でバッテリーを交換してみよう!と思われている方もいらっしゃると思います。
そのような方の為に簡単に手順をご紹介したいと思います。
バッテリーの交換には、ショートしてしまい故障などに繋がったりとリスクはありますが、正しい手順を知っていれば簡単な作業のようです。
ですが、実際に作業を行う際はもっと詳しく説明書などで確認してから行うようにしてくださいね。
用意するもの
- 交換用のバッテリー
- 軍手
- ボックスレンチ
バッテリーを外す順番
まずは、①『トラック側のマイナス端子を外します』
ボックスレンチを使いナットを緩めると簡単に外すことができます。
この時、必ずサイズにあったボックスレンチを使うようにしましょう。
次にマイナス端子の反対側にある②『トラック側のプラス端子を外します』
この時、プラス端子を外す際には工具が他の金属部分に触れないよう
気をつけながら作業を行いましょう。
ショートしてしまう可能性があります。
次に③『バッテリー同士で繋がっているマイナス端子を外します』
トラックは乗用車とは違い、直列繋ぎでバッテリーが設置してありますので、①のマイナス端子の下はプラス端子となっています。
④『バッテリー同士で繋がっているプラス端子を外す』
マイナスと同じようにプラス端子も外します。
これで、バッテリーは外せます。
バッテリーを取り付ける順番
外した順番とは逆の順番で繋いでいきます。
初めに取り付けるときに行う作業が、最後に外したバッテリー同士繋がっていた端子を新しいバッテリーのプラス端子に接続することになりますね。
取り付けるときには、外した際に緩んだナットをしっかり締めることを忘れないようにしましょう。
また、それぞれの端子もしっかり差し込んでおかないと、接触不良を起こす可能性もありますので注意しましょう。
正しい順番で、つないでいくことで安全に交換できますので、間違えないようにしましょう。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、トラックのバッテリー交換方法や費用、自分で交換する方法についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
トラックのバッテリーと乗用車の違いは、バッテリーが2個搭載されているという事でした。
やはり大きな車体を動かす為には多くの電力が必要になる為、バッテリーの寿命も乗用車に比べ短くなりがちですが、仕事に関わりますのでバッテリートラブルはなんとしてでも避けたいですよね。
しっかり日頃からチェック・定期交換することで、突然のバッテリートラブルを未然に防ぎましょう。