今回は、車のバッテリーはどこで処分してもらうことが出来るのか、料金はかかるのかについて、ガソリンスタンド、オートバックス、イエローハットでの対応をご紹介します。
バッテリーは寿命のあるアイテムなので、ある程度車を乗っていると新しいバッテリーを購入する必要があります。
古いバッテリーは処分しなければならないのですが、大きいものですし、ゴミとして出すことはできません。
処分方法としては、ガソリンスタンド、オートバックス、イエローハットといったカー用品店で処分してもらう方法があります。
それでは、車のバッテリーはどこで処分してもらうことが出来るのか、料金はかかるのかについて、ガソリンスタンド、オートバックス、イエローハットでの対応をお届けしていきますので、お見逃しなく!
ガソリンスタンド、カー用品店で回収してもらえるなら、身近にあって便利ですね!
【目次】
車のバッテリーの処分方法は?
物置から古いバッテリーが出てくることはよくあることだと思います。
多くの自治体では回収していないため放置してしまったのでしょうが、そのまま放っておくのも嫌ですよね。
バッテリーは車両に必ず搭載されている
バッテリーとは農機具や車など電気を使う機械に必ず搭載されています。
一般的に箱の形状のものを思い浮かべると思いますが、用途・構造は電池(蓄電池)と同じです。
基本的にバッテリーは極板と電解液で作られています。
極板とは正極と負極の役割をする2枚の金属板と、その間のセパレータが一体になったもので、電解液は濃度35%程度の希硫酸(薄めた硫酸)の事を言います。
古くなったバッテリーは自治体で回収できない
多くの自治体では古くなったバッテリーの回収をおこなっていません。
自治体のホームページを見ると『販売店や処理業者に依頼して処分して下さい」』と書かれていることが多いと思います。
しかし、自治体ならどうにかしてくれるという思いからかゴミ捨て場に不法投棄する人が多いのも事実です。
こうすると回収されず残されるため、それを見た人が自治体が回収してくれると勘違いしてしまうことが多いようです。
バッテリーをゴミ捨て場に捨てることは不法投棄となるのでしないようにしましょう。
またバッテリーの不法投棄は電解液が漏れたり漏電したりで事故が起きる可能性もあります。
電解液は薄められていますが希硫酸という劇物です。
手で触れたりすると皮膚がただれ(火傷)、衣類につくと衣類が溶けてしまいうこともあります。
バッテリーを廃棄するには決められた場所に持っていく
バッテリーはリサイクルが可能となっています。
そのため販売店やガソリンスタンドでバッテリーを回収しています。
回収サービスを行っているかどうか事前にお近くの販売店やガソリンスタンドで確認してみると意外と身近にあるものです。
回収業者に依頼する
近隣の販売店やガソリンスタンドで回収していない場合は回収業者に依頼することをおすすめします。
回収業者のおもな回収方法は出張回収なので簡単に廃棄することが可能となります。
業者への依頼には詐欺もある?
回収業者に依頼する場合は事前に業者について調べておく必要が有ります。
バッテリーの回収は一般的に有料ですが、無料で回収するとうたい、トラックに乗せた瞬間に高額な請求をする悪徳業者が後を絶ちません。
また、もし無料で回収してもらえたとしてもそのバッテリーに使い道や金銭価値がない場合、業者が不法投棄をする場合もあるようです。
そうすると回収をお願いした依頼者が罰せられるケースもあるようです。
引っかかると後日トラブルに発展するので無料をうたった業者の場合には特に調べてから、依頼を行うようにしましょう。
バッテリーの回収費用はそれほど高くない!
きちんとした業者に引き取ってもらった場合でも、バッテリーの回収費用は500~1000円が相場となっています。
出張費別の業者がいるため、引取にきてもらう前に事前に確認してみてください。
バッテリーは鉛でできているため、資源としてリサイクルがすることができます。
そのため、そこまで高い金額にはなりません。
ただし電解液が漏れてしまっているような状態だと、費用がさらにかかることもあるようです。
だまされているわけではないので、バッテリーの状態を確認することもしておきましょう。
バッテリーを処分する際の注意点
古いバッテリーを処分するときの注意はまず電解液の漏えい(液漏れ)となっています。
不用意に素手で電解液に触れると危ないです。
バッテリー周辺をよく確認し、濡れていたり箱の周辺が変色している場合は注意して移動させるようにしてください。
この場合は自分で移動させようとせず回収業者の出張回収にお任せした方が安全だと思います。
燃えないゴミに出したい気持ちはわかりますが、乾電池と違って容量が大きいので仕方ありませんね。
ガソリンスタンドでバッテリーの処分は出来る?
ガソリンスタンドでも廃バッテリーの回収をしてくれるという話を聞いた事があります。
ただセルフのGSではやっていないという可能性もあるようです。
そこで近隣にあったガソリンスタンド、2店舗に問い合わせして確認してみました。
最近近所にはほとんどセルフのガソリンスタンドしかなく、問い合わせた先も両方セルフ店となっています。
ESSOExpressは出来ない
まずはよく行くエッソのセルフのガソリンスタンドに問い合わせてみました。
電話で聞いてみたところ、ここではバッテリーの回収はしていないといわれました。
エネオスでは無料で回収可能?
続いて別のガソリンスタンドへ問い合わせしてみました。
バッテリーの回収はやっていますか?と聞くと、やっていますよとの答えもらったので、料金はかかりますか?と聞くと『無料です』といわれました。
手順も簡単で、『持ってきたら、制服を着た人間に渡してくれれば結構です』と言っていました。
持ち込むだけで無料で回収してくれるのはうれしいですよね。
それでも回収を断られるということは、各経営会社の方針によってバッテリーの回収をするかしないか決まっていそうですね。
オートバックスでのバッテリー処分は特別?
オートバックスでも廃バッテリーを回収してくれると聞いた事があります。
こちらに関しても実際に電話でバッテリーを処分してくれるのか問い合わせてみました。
オートバックスは日本初のカー量販店
オートバックスは日本初のカー用品総合専門店で、創業者の住野敏郎がアメリカを視察した際に見たカー用品総合専門店を、日本でも実現できないか、という発想から生まれたカー用品店です。
名称の由来は、取り扱う品目の一部の頭文字・社員達の意志からとなっています
『AUTO』は、アピール(Appeal)・ユニーク(Unique)・タイヤ(Tire)・オイル(Oil)から成り、『BACS』は、バッテリー(Battery)・アクセサリー(Accessory)・カーエレクトロニクス(Car electronics)に、サービス(Service)を付加したものです。
業務拡大の度に、本社を大阪府内で度々移転したが、本格的に東京進出を目指し、2001年には本社を東京に移転しています。
特別に無料で回収してくれた
近隣のオートバックス某店へ電話で問い合わせしてみました。
最初に受け付けてくれた人に、そちらで購入したものでも交換のついででもないけど廃バッテリーを回収してくれるか聞いてみると、別の人に聞いてみるとので少し待って下さいと言われました。
最終的には、『本来は回収していないけれども、今回は特別に回収します』という回答を頂きました。
ただ特別に回収するといわれても、こちらの名前も聞かれなければいつ持って行くという話にもならなかったので、いきなり持って行っても回収してくれそうな雰囲気でした。
これは主観なので、もしもっていって回収してくれなくてもオートバックスの人は悪くないですからね。
実は特別ではない可能性もある
他の方のブログを巡ってみると、廃バッテリーを持ち込んでも回収してくれるという話がちらほら見かけられました。
おそらく、表向きバッテリーの持ち込み回収は宣伝していないが持って行ったら受け取って貰えるようですね。
バッテリーを一緒に捨てるだけなので、問題はないが、対応がめんどくさいのかもしれません。
もしかしたら、店舗によって回収してくれない可能性もあるので、オートバックスに持っていくときは事前に電話で確認するようにしましょう。
聞く人によっても変わる可能性があるので、電話でダメといわれてもあきらめずに聞いてみてくださいね!
イエローハットは無料でバッテリーを処分してくれる?
最後にイエローハットでもバッテリーを処分してくれるのか、確認してみました。
ガソリンスタンド、オートバックスでは無料で処分してくれましたが、イエローハットも無料で処分してくれるのでしょうか。
イエローハットは大型カー量販店
イエローハットは、カー用品量販店の大手一角です。
国内でチェーン店を展開していますが、海外にも店舗があります。
黄色のカウボーイ・ハットがロゴマークとなっており、社名の由来は公式に『人とクルマの共存』や『交通安全』を願って『通学時に児童がかぶる黄色い帽子』から付けられたようです。
中華人民共和国での中国語表記は、そのまま『黄帽子』となっています。
黄色い帽子をかぶったタイヤのような猫のようなマスコットキャラクターが存在します。
『ハットにゃん』という名前で、かつては緑地に黄色の帽子マークの外観でYellow Hat であったが現在では一部の店舗を除き黄色の外観に統一されています。
無料バッテリー回収してくれた
近所のイエローハットにバッテリーを持っていき、『廃バッテリーの処分をお願いできますか?』と聞くと、すんなり大丈夫ですよと回答を頂きました。
『他店で購入した場合は引き取り手数料がかかります』なんて言われるかもしれないと不安はありましたが、無料で引き取ってもらえて安心しました。
全店とは限らない
全国のイエローハットで廃バッテリーを無料回収してくれるのか確認したわけではないので、保管場所がない店舗だと断られる可能性もあるようです
ただ回収をお願いしたときの店員さん受け答えの雰囲気だと、そうそう断られることはないと思います。
大々的に、バッテリーを引き取ると言っているわけではないということは覚えておきましょう。
オートバックスとの違いは持っていく場所?
オートバックスでは店外の指定された場所に置いておいてくださいと言われましたが、イエローハットはレジでバッテリーを手渡しで処分してもらえました。
バッテリーはそこそこ重いので、女性や年配のかたではレジまで持っていくのが大変だと思います。
どちらにしても無料だったので、大きな違いはありませんでした。
業者が回収に来る場所に置くだけだから無料でやってくれているんだと思います!
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ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
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まとめ
今回は、車のバッテリーはどこで処分してもらうことが出来るのか、料金はかかるのかについて、ガソリンスタンド、オートバックス、イエローハットでの対応をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
バッテリーを処分するためには、業者に頼まないといけません。
基本的に持っていくことができれば、無料で引き取ってくれるので、持ち運びが可能なのであれば、ガソリンスタンドやオートバックス、イエローハットに持っていきましょう。
ただ、電解液が漏れているときは、自分で触らないようにしましょう。