今回は、ダイハツミラのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルのつなぎ方についてご紹介します。
日本の軽自動車界を牽引してきたミラは中古市場でもお買い得な車として人気を集めています。
古い年式のものはバッテリーの劣化の可能性が高く、バッテリー上がりを起こしてしまう可能性も高くなってしまいます。
また、新しいものでは充電制御機能のついたバッテリーを積んでいるものもあり、どのバッテリーを選べばいいのかしっかりチェックする必要があります。
それでは、ダイハツミラのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルのつなぎ方についてお届けしていきますので、お見逃しなく！
古い車は、バッテリー上がりには要注意ですね！
新しい車は充電制御機能が付いているものもあるから、専用のバッテリーじゃないとダメなんですか？
【目次】
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ダイハツミラのバッテリーは充電制御対応？
出典：http://ja1cvf.blogspot.com/2014/05/blog-post_16.html
ミラは中古車市場でも多数の車がありますが、新しい年式のものでは『アイドリングストップ』機能付きの車が多いようです。
こうした車では充電制御機能が付いており、バッテリーも対応品が使われています。
充電制御対応バッテリーは高価？
ダイハツミラのバッテリーのサイズは、下記のようになっています。
- 標準仕様バッテリーサイズ 38B20L
- 寒冷地仕様バッテリーサイズ 44B20L
普通車のバッテリーであれば、4,000円から5,000円で購入できるものですが、充電制御対応品では、2倍以上の価格に跳ね上がります。
アイドリングストップ車は、エンジンの始動や停止が繰り返し行われ、バッテリーに大きな負担がかかります。
それに加えて、充電制御機能が付いていると急速充電機能が付いていたりするので、またバッテリーに負担がかかります。
バッテリーは、小さな電流でゆっくり充電した方が負担が少なく、長持ちすると言われます。
そこで、急速充電にも耐えうる高品質のバッテリーが必要となるわけです。
バッテリーを見れば充電制御車かわかる？
ボンネットを開けてバッテリーのマイナス端子の部分を見て下さい。
ここに黒いプラスティックのような部品が付いていれば、充電制御車のバッテリーです。
これは充電制御用専用の部品になりますので、バッテリーを交換する場合には専用のバッテリーを購入する必要があります。
充電制御車両の車に普通のバッテリーをつけてしまうとあっという間にバッテリーの寿命がきたりして、メーカー保証もできないという事にもなってしまいます。
特に自分で購入して取り付けを考えていらっしゃる方は注意して下さい！
機能をオフにすれば普通のバッテリーでも大丈夫なの？
アイドリングストップの機能にはオンとオフの切り替えスイッチが付いています。
但しオフにした場合でも、一度エンジンを切ってしまうと初期値がオンの状態になっているので、毎回オフに切り替える必要があります。
もし機能が必要ないのであれば『アイストキャンセラー』という商品が販売されているので、購入されても良いでしょう。
しかし機能を使わなくても、車の方にもアイドリングストップ用バッテリーに対応し、急速充電システム等が装備されています。
通常のバッテリーに急速充電、放電を繰り返すと短命になったり、発火する危険性も考えられます。
アイドリングストップ車のバッテリーは高価ではありますが、アイドリングストップ車を選択した以上は仕方ないと諦めて適合するバッテリーを購入して下さい。
また、オルタネーターも通常のものとは違う専用のものが使われており、修理や交換となれば普通車よりは高くつくことも覚えておきましょう。
アイドリングストップ機能を使わない事は、バッテリーの負担を減らす事にはなりますが、普通のバッテリーでは対応できないと理解して下さい。
でもバッテリーの価格も高いし、定期的な交換も必要だから、普通の車を欲しがる人もいるようです。
アイドリングストップの機能を使わなくても、専用のバッテリーは必用なんですね！
ダイハツミラのバッテリー上がりの3つの原因！
出典http://dragtimes.com/video-viewer.php?v=t99g-xeqiha&feature
ダイハツミラにおけるバッテリー上がりの原因では、電気の点けっ放しや、半ドアなどが以前は多く見られましたが、最近では他の理由も多くあげられます。
最も良く聞かれる最近の3つの原因を紹介して、対策につなげていただきたいと思います。
漏電
最近は電装品の漏電によりバッテリー上がりが起きる事があるのでご紹介します。
漏電等は、テスターを使い暗電流の測定をして原因を探ります。
車によって違いはありますが、大体の車の暗電流は45～65ｍＡ『0.045～0.065Ａ』くらいと言われてますが、150ｍＡ『0.15Ａ』以上あれば異常有りと診断できます。
測定するためにバッテリーのマイナス端子を外しテスターで測定してみます。
イグニッションOFFの状態で流れる電流を測定します。
この時点で150ｍA以上が流れていれば異常で、漏電と断定できます。
例えば2000ｍA以上が流れていれば、漏電よって起きたバッテリー上がりと考えられます。
漏電かどうかを調べる方法はある？
暗電流の原因としては、時計、セキュリティー、カーナビ、カーステレオ、ETC・、ーシンダー、キーレスユニット等の複数が暗電流を起すケースがあり絞り切れません。
とにかく漏電の場所を調べる必要があります。
原因を調べるにはテスターを繋いだ状態で関連していそうな各電装ヒューズのリレーを１つ１つ抜いては挿しを行い変化を確認します。
ヒューズを抜いていって変化が見られたところに問題があります。
今度はそのヒューズから配線図などをもとに原因の場所を追求します。
あとは地道な作業で配線を１つ１つたどっていくしかありません。
以前に聞いた場所は『スピードメーター』です。
スピードメーター内がクラッシュを起こし漏電していたとのビックリな報告です！
試しに正常のスピードメーターを取付けて測定すると、数値が正常範囲内に戻ったそうなので、間違いありません。
プロも想定しない事が車では起きる事もあります。
バッテリーの酷使
夏のエアコンは必需品ですよね。
最近の猛暑でもバッテリー上がりが良く聞かれました。
特に渋滞している時などは、アイドリングストップ車では、エンジンが停止して、放電のみが行われます。
満充電であっても、割と短い時間でバッテリー上がりが起きる事があるので気をつけましょう。
渋滞時はオーディオやナビ等も使い、猛暑でエアコン全開にすると、あっという間に不調の兆しが出てくるので、兆候があったら電気の使用を控えるようにしましょう。
また冬場はバッテリーの能力が下がります。
気温0度の状態では、バッテリー能力の80％しか発揮できないと言われています。
夏の酷使で弱ったバッテリーが、また冬場の寒さで8割に性能が落ちるので、バッテリー上がりの可能性は高くなります。
バッテリーの寿命
アイドリングストップ車のバッテリーの寿命は約3年と言われています。
パッケージに3～5年等の表示があっても、注意書きにもあるように、使用の仕方で使える期間も変わってきます。
表示の期間より短い期間しかもたない場合もあります。
ライトや室内灯が暗くなったり、パワーウインドが弱くなったりしたときは、バッテリーが弱ってきた兆候である場合も多いので、専門店などでバッテリーの状態を確認してもらいましょう。
それも、スピードメーターからの漏電とは考えもつきません。
プロでも想像しないのだから、普通の人には全く分かりようがないですね！
ダイハツミラのバッテリー上がりの対処法は？
出典：http://car-moby.jp/36445
ダイハツミラのバッテリー上がりの対処法は、通常と同じでブースターケーブルを使ったジャンプスタートが一般的です。
原因がわからない場合には、ロードサービスの利用も欠かせません。
救援車によるジャンピングスタート！
まずは、一般的なブースターケーブルを使って、他車から電源を分けてもらい、その電源を借りてエンジンの始動を行います。
この場合には、救援してくれる車がいること、接続のブースターケーブルがあること、ケーブルをつなぐ知識があること、救援の車が同じ電圧の車であることの要件を全て満たす必要があります。
トラックは同じ電圧でないので無理ですが、普通の乗用車であれば同じなので問題ないでしょう。
稀に特別なSUV等では電圧が違う場合もあるので確認されたほうが安全です。
長く車に乗っている人であれば、ブースターケーブルを持っている人も多く、ケーブルを持っている人の多くは、使い方も知っているのでお願いしてみたら良いでしょう。
ご近所の話しやすい人や、親戚で近くに住んでいる人がいれば聞いてみるのも良いですね。
JAFや任意保険のロードサービス！
JAFに加入している場合や任意保険のオプションにロードサービスが付いている場合には、利用するのもよいでしょう。
特に原因が分からない場合や、ケーブルのつなぎ方に自信が無い人も、プロの人が診てくれるので安心です。
ダメでも工場などまでレッカーしてくれるので助かります。
会員になっていなかったり、保険のオプションにも付いていない場合には結構な金額を取られますが、保険のオプションについていたら利用すべきです。
どうしたら良いか分からない時には、保険会社に電話すれば対応してくれます。
今はスマホサイズのスターターもあるみたいですよ！
でも基本はブースターケーブルでジャンプ！ですよね。
ダイハツミラのケーブルのつなぎ方とジャンプの手順
出典：http://www.carsensor.net/contents/editor/category_1471/_23678.html
ダイハツミラのバッテリー上がりが起きた場合に、ジャンプスタートする場合のブースターケーブルのつなぎ方と手順を、詳しくご説明してまいります。
ブースターケーブルのつなぎ方
まずは、バッテリーが上がった車に救援してくれる車に、できるだけ近づいて停めてもらいましょう。
ブースターケーブルが届く位置にきたら、救援車のエンジンを切ってもらいます。
最初に故障車のプラスに赤のケーブルをつなぎます。
『プラスは赤』、『マイナスは黒』と覚えましょう。
手を放しても外れないように、しっかりとつけましょう。
続いてこの赤いケーブルを救援車のプラスにしっかりとつけます。
これで両車のプラス同士がつながりました。
次はマイナスの黒いケーブルですが、今度は救援車からつなぎます。
そのあとに故障車のマイナスをつなぐのですが、ここでは基本的にバッテリーの端子にはつながず、エンジンのボルト等の金属部分につなぎます。
どうしても金属部分が無い場合には、故障車のマイナス端子につないでください。
※覚えておきたいのは、お互いのプラスとプラス、マイナスとマイナスをつなぐという事です。
これさえ間違えなければ、大きな事故は起きないでしょう。
ジャンピングスタートの手順は？
ブースターケーブルをつないだら、救援車のエンジンをかけて、エンジンが暖まり救援車のバッテリーが充分になるまで待ちます。
そして、故障車のエンジンの始動を試みます。
かかったエンジンは止めずに、かけたままにしておいて下さい。
あとは、つけた逆の順番でケーブルを外していきます。
必ず、エンジンは止めずにかかったまま外して下さい。
- 故障車の−を取り外す
- 救援車の−を取り外す
- 救援車の＋を取り外す
- 最後に故障車の＋を取り外す
以上の工程でジャンピングスタート作業の完了となります。
でも火花も出たりするみたいだから、やっぱり怖いです。
分からない時は、ロードサービスに頼むしかないですね。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は？
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません！！！
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
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どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
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ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
出典：https://japaneseclass.jp
今回は、ダイハツミラのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルのつなぎ方についてお届けしてきましたが、如何でしたか？
最近の車は、アイドリングストップ車が多くなりました。
ミラも販売終了間近だった頃は、アイドリングストップ車が多かったですね。
現在はミライ―ス等が後釜となって頑張っていますが、それも同じでバッテリーも専用の物を使っています。
軽自動車にも自然に優しい性能を追求されるようになった昨今です。
新しい知識を持って、車の整備や点検も行いましょう！