今回は、ポロのバッテリー上がりの際のつなぎ方や対処法、原因についてご紹介します。
ポロはフォルクスワーゲンの主力モデルであるゴルフと同様に日本でも大人気な車種で60%が女性ユーザーが占めています。
やはり女性では車のメカニズムにあまり詳しくない方も多く、デザイン性や乗りやすさを重視されている方も多いと思います。
その為、ポロのバッテリー上がりの際のつなぎ方や対処法、原因についてお届けしていきますので、お見逃しなく!
原因を知って、次から対策できるようにしていきたいですね!
【目次】
ポロのエンジンがかからない時の原因はバッテリー上がり?
さあ!出掛けよう!と言う時にエンジンがかからないと焦ってしまいますよね。
ではどのような原因が考えられるのでしょうか?
1番多いのはバッテリー上がり!
やはりエンジンがかからない1番多い原因は今回のテーマのバッテリー上がりです。
バッテリー上がりは何らかの原因で充電されている電力と消費電力のバランスが崩れてしまい、充電された電力が全部使い切ってしまう状態です。
エンジンをかける際は電力が必要ですからエンジンはかかりません。
詳しい原因は次の項目でご紹介したいと思います。
操作ミスやスマートキーの電池切れ
エンジンの始動がプッシュボタンの場合、スマートキーの電池切れも考えられます。
電池残量が少なると電波を飛ばせる距離も短くなってしまいます。
ですが、もし電池が切れて間もなければ車体側のエンジンスタートスイッチにキーを近づけることで反応する場合もあります。
ですが、早めに電池を交換するようにしましょう。
他にも操作ミスも考えられます。
Pレンジに入っていなかったり、ブレーキを踏んでいなかっりしていませんか?
あと、注意したいのが『ハンドルロック』です。
ハンドルロックとは『盗難防止でハンドルが回らない状態』です。
また、ハンドルロックは解除しないとキーが回りません。
または、ガス欠も考えられますよね。
その他のパーツの故障
もちろん故障も考えられます。
- セルモーターの故障
エンジンを始動する際には重要な部品です。
そのためセルモーター自体が故障しているとエンジンを動かすことはできません。
- 電気系統の故障
車内の電気系統に過剰な電流が流れた時に電装部品を守るためにヒューズという部品が飛んでしまいます。
ヒューズが飛ぶと、そのヒューズが噛んでいる線には電流が流れませんので、断線している状況になり電装品が動かなくなったり、エンジンがかからなくなったりする場合があります。
他にもオルタネーターの故障により、必要な電気が発電できずに充電が尽きてしまうと、エンジンがかかりません。
エンジン自体の故障
車のエンジン自体が故障してしまうと、当然ながらエンジンはかかりませんよね。
『エンジンのオイル切れ』、冷却装置の水切れによる『オーバーヒート(エンジンの焼き付き)』などがあります。他にも、エンジンに燃料を供給する部品の劣化や、スパークプラグの劣化なども考えられます。
やはり1番起きやすいのは、バッテリー上がりのようです。
次の項目で詳しく見てみましょう。
ポロのバッテリー上がりの原因は予防出来る!
ではエンジンがかからない1番の原因のバッテリー上がりですが、どのような原因でバッテリーが上がってしまうのでしょうか?
バッテリー上がりの主な原因は人為的なミス
- ヘッドライトの消し忘れ
- 室内灯の半ドアなどによる消し忘れ
- エンジンをかけずにオーディオやエアコンを使用
これらのような人為的ミスによってもバッテリーが上がってしまいます。
最近の車ではヘッドライトがオートのものや、エンジンオフと同時にライトもオフになる車が多いので、ヘッドライトの消し忘れというのは少ないかもしれませんが、古い車の場合、日中トンネルで点灯したのを忘れていたなどによって消し忘れも考えられます。
スモールライトの消し忘れも多いようですね。
冬場はバッテリーが上がりやすい
主に気温が下がる冬にはバッテリーが上がりやすくなります。
バッテリーは、電極板と電解液(バッテリー液)の化学反応によって電気を放電・充電てしますので、気温が下がると電解液の科学反応効率が下がってしまい、電気を放電しにくくなり、バッテリーが上がりやすくなってしまいます。
電解液の容量は気温によって変化します。
例えば、25℃の時の電解液容量を100%とした場合、0℃では80%ほどまで容量が減ってしまいます。
それだけ反応効率が下がってしまいます。
また、冬場ではエンジンオイルなどの潤滑油の粘度が高くなってしまい、エンジン自体を回すための抵抗値が大きくなってしまいますので、気温が高い時期よりも大きな電気が必要になってしまいます。
これらによって冬場はバッテリーにかかる負荷がかかり、バッテリーが上がりやすくなってしまいます。
バッテリーにも寿命がある
スマホのバッテリーと同様に、車のバッテリーにも寿命があり3~4年と言われています。
その為バッテリーの寿命で上がってしまう事もあります。
ですが、その場合は突然エンジンがかからなくなってしまうのではなく予兆があります。
例えば、ヘッドライトの明るさが十分でなくなってしまったりエンジンのかかりが悪くなったりします。
このような場合は寿命が来る前に交換しておくことで、バッテリー上がりを防ぐことが出来ますね!
ライトの消し忘れなどは出来る限り避けたいですが、つい忘れてしまう事もありますから、もしバッテリーが上がってしまったらどうしたら良いのかも知っておきたいですね。
ポロのバッテリー上がりの3つの対処法は?
では、もしバッテリーが上がってしまえばどうしたら良いのでしょうか?
どのように対処するのか頭に入れておくともしもの時も安心ですよね。
救援車とブースターケーブルをつなぐ
『ブースターケーブル』を車載していますか?
最近では車載していない車も増えていますので、まずは自分の車が車載しているか知っておきましょう。
もしも有れば、近くに居る車で来ている誰かにお願いし、バッテリーを繋がせてもらい救援してもらいましょう。
ジャンプスターターを使ってエンジンスタート
ジャンプスターターにつなぐことでもエンジンを再始動することが出来ます。
ジャンプスターターがあれば、救援車など他の人の手を借りなくてもエンジンを再始動することが出来ますので、安心です。
最近ではジャンプスターターも小さくなり、普段はスマートフォンのバッテリーとしても使用できるものも販売されていますので、一つ載せておけば安心ですね。
JAFやロードサービス・整備工場に救援依頼
ブースターケーブルにつなぐのも、車に詳しくないとこれで合っているのかどうかなど不安があると思います。
その場合はやはり、プロの手に依頼しましょう。
JAFの会員だったら無料で出動してもらえますし、会員でなくても有料で出動してもらえます。
他にも任意保険にロードサービスが付いている場合もあります。
もし、どこに電話したら良いのかわからなければディーラーや整備工場に連絡するのも良いかもしれません。
出張で作業をしに来てくれるかもしれませんし、車の移動が必要であれば適切な提案をしてくれると思います。
また、バッテリーの寿命で交換が必要な場合もディーラーや整備工場では適切に整備してもらえます。
ディーラーやいつもお世話になっている整備工場の電話番号はいつでもわかるようにしておくと良いかもしれません。
ポロのブースターケーブルのつなぎ方は?
では、もし自分がブースターケーブルやジャンプスターターを持っていなくても、周りの人が持っていれば使用することもできますから、正しいつなぎ方を知っておきましょう。
ブースターケーブルをつなぐ前の準備
必ず同じ電圧の車からジャンプスタートを行いましょう。
電圧が12V同士の車両であることが前提です。
また、ブースターケーブルも12V車に24V用を使用しないように注意することも必要です。
また、ハイブリッド車や電気自動車などからは、バッテリージャンプが不可能です。
そして、救援車も故障車もどこにバッテリーがあるのか確認し、ブースターケーブルが届くように近づけて停車します。
この時救援車も、全ての電源をオフにしましょう。
ブースターケーブルをつなぐ順番は?
バッテリー上がり車の赤色の+端子をつなぎ、次に救援車の赤色の+端子をつなぎます。
次に救援車の黒色の-端子とバッテリー上がり車のエンジン金属部分をつなぎます。
この際ブースターケーブルの赤色と黒色と言うのは特に差があるわけではなく、わかりやすいように色分けされているようです。
ブースターケーブルが繋げたら、1~2分そのまま置いておきます。
その後エンジンをかけ5分ほど待ってから、バッテリー上がりの車もエンジンを始動します。
これで始動出来ない場合は、エンジンの寿命なども考えられますが、すぐにもう1度挑戦したりはせず少し時間をおいてから挑戦しましょう。
エンジンがかけられれば、すぐにエンジンを切ったりしてはけません。
またエンジンがかけられなくなる可能性があります。
最低でも30分くらいはエンジンをかけておくようにしましょう。
ブースターケーブルはつないだ順番とは逆の順番で外していきます。
順番は特に難しいこともなさそうですね!
ポロのブースターブルのつなぎ方を間違えると壊れるって本当?
では、もしブースターケーブルを正しくつながないとどのような事が起きるのでしょうか?
失敗した場合に起きることも知っておきましょう。
ショートを起こして引火する
ブースターケーブルをバッテリー上がり車のバッテリーの+端子、-端子と繋いだ後に救護車の+端子、-端子と接続する人もいるようです。
この場合、金属片などが端子に付着するとショートを起こして引火を招いてしまう可能性もあります。
大変危険なので絶対にやめましょう。
救援車が故障してしまう
+端子と-端子の接続を間違えてしまったというケースもよくあるようです。
この場合、救援車が動かなくなったり故障の可能性があります。
間違えてつないでしまったことで、ヒューズが切れてしまっていることが原因です。
万が一繋間違えた場合は、ヒューズの交換あるいプロに見てもらう必要があります。
ですが、どちらも正しい順番でつなげば防げますのでそれだけは間違わないようにしましょう。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、ポロのバッテリー上がりの際のつなぎ方や対処法、原因についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ポロは特別バッテリー上がりや故障が多いわけではありませんが、ポロユーザーの多くは女性ですし、車に詳しくない方も多いと思います。
そのような場合突然のバッテリー上がりには不安ですよね。
もしそのような場合でも、安全に適切な対処が出来るように予備知識は持っておきましょう。