今回はマセラティのグランツーリスモがバッテリー上がりを起こした場合のつなぎ方や対処法、バッテリー上がりを起こしてしまう原因についてご紹介します。
近年街中で見かけることも増えたマセラティですが、その中でも今回はグランツーリスモに着目していきます。
フェラーリ製のV8エンジンによって発する重低音が更に楽しいドライブを演出してくれるグランツーリスモですが、週末に『いざ!ドライブに行こう!』と思った時にバッテリー上がりでエンジンがかからないとなると、出鼻をくじかれてしまいますよね。
そんな時に輸入車であり、高級車でもある、マセラティグランツーリスモは国産車と同じような対処法で復旧できるのか気になります。
それでは、マセラティのグランツーリスモがバッテリー上がりを起こした場合のつなぎ方や対処法、バッテリー上がりを起こす原因についてもお届けしていきますので、お見逃しなく!
ですが、エンジンもフェラーリ製を使ってるくらいですから修理費なども高額になりそうですよ。
【目次】
マセラティグランツーリスモはバッテリー上がりが起きやすい?
まずは、マセラッティグランツーリスモはバッテリー上がりが起きやすいのでしょうか?
また、他にもどのようなトラブルが多いのでしょうか?
イタリア車は特に電気系統が故障するトラブルが多い
マセラティに限らず輸入車、とくにイタリア車は電気系統が弱くトラブルが多いと言われています。
電気系統と言っても様々ありますし、セキュリティアラームの故障などもあれば、電線であるハーネスの内部断線などの故障もあります。
またエンジン、車両には多数のセンサーがついており、センサー故障というのも可能性の高いトラブルです。
日本の高温多湿の環境の関係で輸入車は欧州では起こりにくいトラブルも日本では発生しやすいと言われています。
その中でもオルタネーターの故障はバッテリー上がりにも直結しますよね。
日本人とイタリア人の考えの違い
日本では均一な品質を保つことに神経を使う傾向にありますよね。
イタリアでももちろん品質は保つように心がけてはいるでしょうが、多少はばらつきがあります。
また、イタリア人はちょっとくらい故障しても、機械は壊れるものと思っているのであまり気にしない場合が多いようです。
ですが、日本人には機械は壊れないという意識が強くありますし、またイタリアと日本の気候の違い、交通環境の違いもあります。
ですが、イタリア車もやたらめったら故障するわけではありませんし、定期的的なチェックをすることで故障も最小限で抑えられます。
その点、日本車は、調子が悪くなりはじめてお金がかかるようになってきたら、ちょうど買い換え時ですが、イタリアでは一度買ったらとことん乗ります。
その為、長いスパンで見ると結局かかる費用は一緒かもしれませんが、このような価値観の違いからマセラティグランツーリスモも故障しやすいと言われているようです。
ですが、それを未然に防ぐには定期的なチェックが重要そうです。
マセラティグランツーリスモのバッテリー上がりの原因は?
さぁ出掛けよう!と言う時に、いつもはと元気よく始動するのに『カチカチカチカチッ』となんとも頼りない音がすると、バッテリーの電気が弱っています。
これが出先だと更に困りますよね。
このようにバッテリー上がりが起きるのにはどのような原因があるのでしょうか?
バッテリー上がりの主な原因は3種類
- ヘッドライト等のライトを点けっぱなしのままエンジンを切って放置してしまったため。
- バッテリーが寿命を迎えたため。
- オルタネーター(発電機)などバッテリーに関わる部品に異常があるため。
バッテリー上がりの原因にはほとんどこの3種類と言えます。
その中でも、ヘッドライト等ライトのつけっぱなしがバッテリー上がりの原因の大半を占めるようです。
漏電の可能性もある?
もし、最近オーディオやカーナビなどの交換取付などを行ったばかりならば漏電の原因も疑えます。
取付をしてもらったディーラーや業者に連絡しましょう。
また、大容量のパワーアンプなどものすごく電力を消費する社外パーツ等を取り付けた場合も、通常バッテリーやオルタネーターなどもそれに合わせたものにしないと、バッテリーが追いつかなくなり電気が空になってしまう事があります。
ライトの消し忘れなどの人為的なミスは避けたいですね。
マセラティグランツーリスモのバッテリー上がりの原因がオルタネーターの故障か調べる方法は?
ライトの消し忘れなど、人為的なミスによってバッテリーが上がってしまった場合は原因も見つけやすいかもしれませんが、前触れなく特に目立った原因もなくエンジンがかからない場合もありえますよね。
そのような場合はどのように見極める方法はあるのでしょうか?
オルタネーターの故障か見極める方法
- エンジンがかかった状態でヘッドライトやエアコン等、電気を消費する装備をONにする
- バッテリーのマイナス端子を外す
エンジンが止まってしまった場合、『オルタネーターの不具合』と判断できます。
動き続けた場合は、オルタネーターが電気を作り続けているという事なので、それは正常であり、原因はバッテリーにあると考えられます。
ですが、端子が外れたままエンジンを掛け続けると、他のある部品に負担がかかるため、『動き続けた』事が確認できたらすぐに止めましょう
マセラティは故障が多いと有名だった?
以前は生産台数も少なく手作業でされている部分も多かった為にグランツーリスモだけに限らずマセラッティの車自身が故障が多いと言われていました。
ですが、近代化がなされた近年のマセラティはやはり故障は減っているようです。
いまだ故障率の多さは確かにまだ多いものの、着実に改善していっているようです。
その為中古車を購入する際は注意が必要ですね。
先に確認が出来れば無駄にせず済みますね!
マセラティグランツーリスモのバッテリー上がりの対処法は?
続いてもしバッテリーが上がってしまった場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?
対処法を知っていればすぐに復旧出来るかもしれませんよね。
ブースターケーブルをつないでエンジンをかける
救援車があれば、ブースターケーブルをつないでエンジンをかけることも可能です。
一般的に多く知られている方法ですし、これは国産車と変わりませんね。
ただ、ブースターケーブルを常備している必要があります。
また、バッテリーはトランクの中に搭載されています。
ジャンプスターターを使用する
マセラッティグランツーリスモでも、ジャンプスターターを使用し復旧することも可能です。
恐らく通常のロードサービスに依頼してもこの方法だと思います。
ですが、ジャンプスターターの容量によってはエンジンはかかりません。
バッテリーを追加で並列に繋いでかける必要がある場合があります。
ロードサービスに救援依頼をする
上記のように自分で復旧を試みることも可能ですが、車に詳しくないとやはり不安ですよね。
そのような場合は、JAFやロードサービスでプロに救援依頼をしましょう。
JAFの会員の場合は、無料で依頼することが出来ます。
また、任意保険にもロードサービスが付いている場合が多いですが、こちらは年間何回までなど制限がある場合もあります。
ただ、マセラッティの場合は故障も多いようで行きつけのディーラーなどに症状を伝えどうしたら良いか問い合わせるのも良いかもしれません。
ですが、ジャンプスターターを使用する場合は注意が必要ですね。
マセラティグランツーリスモのブースターケーブルのつなぎ方
ブースターケーブルでつないでエンジンを再始動する方法を確認しておきましょう。
救援車とブースターケーブルの準備
まずは救援車を探します。
無事見つかれば、救援車と故障車共にバッテリーの位置を確認し、近づけて停車します。
マセラティグランツーリスモは、トランクルーム真ん中あたりにあります。
ブースターケーブルをつなぐ順番
- 故障車のバッテリーの赤(プラス)端子を赤のクリップで挟みます。
- 救援車のバッテリーの赤(プラス)端子を反対側のクリップで挟みます。
- 救援車のバッテリーの黒(マイナス端子)を黒のクリップで挟みます。
- 自分の車の塗装されていない金属の部分を黒のクリップの反対側で挟みます。
- 救援車のエンジンを始動させます。
- 5分ほどアイドリングさせ、自分の車のエンジンを始動させます。
もしこの方法でも始動できない場合は故障や、バッテリーの寿命の可能性もあります。
また、この場合は連続で鍵を回さず数分ほど間を空けて再度鍵を回しましょう。
ブースターケーブルを外す際はつないだ順とは逆に行います。
鍵が抜けない場合にはコツがいる
マセラティグランツーリスモのバッテリーはトランクにあります。
その為トランクを開ける必要があります。
ですが、バッテリーは上がっている為オープナーボタンは機能しません。
そこで、鍵を挿して開けますが、開けたは良いが鍵が抜けないと言う場合がよくあるようです。
その場合、小さめのマイナスドライバーのようなものを用意します。
そして、鍵穴の右奥にある黒いキャップを外します。
そこをマイナスドライバーで押しながら鍵を手前に回して戻すことで鍵は抜けます。
その後黒いキャップを元に戻しましょう。
この際内装を傷つけないように注意が必要です。
これはマセラティグランツーリスモだけに限りませんので、頭に入れておくとよさそうです。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
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一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
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どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、マセラティグランツーリスモがバッテリー上がりを起こした場合のつなぎ方や対処法、バッテリー上がりの原因についてもご紹介してきましたが、いかがでしたか?
マセラティグランツーリスモだからと言って特別バッテリー上がりしやすい原因があると言う訳ではありませんでした。
ですが、メーカー的にも故障などは起きやすい車種のようです。
もしバッテリーが上がった際も、トランクにバッテリーがあったり、鍵が抜けなく可能性があったりするようですから、もしもの時の為に対処法は頭に入れておく方がよさそうですね。