今回は、ダイハツムーヴのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルのつなぎ方についてご紹介します。
当初はスズキのワゴンRに対抗して作ったハイト系ワゴンのダイハツムーブでしたが、今ではダイハツの主力車でもあります。
現在では、新車のほとんどがアイドリングストップ機能を持ち、充電制御用のバッテリーを積んでいます。
長い歴史の中で進化してきたムーブですので、積まれるバッテリーも変化しており、古い車はバッテリー上がりの危険もあり、バッテリー上がりの原因も変わってきています。
ムーブのバッテリー上がりの中でも、注意すべき事項も併せてご紹介していきます!
それでは、ダイハツムーヴのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルのつなぎ方についてお届けしていきますので、お見逃しなく!
それだけにバッテリーも変わってきています。
今はアイドリングストップ車しか新車販売されていないので、バッテリーも専用バッテリーを使っていますね!
【目次】
ダイハツムーヴのバッテリー上がりの原因は?
出典:https://autoc-one.jp/used/detail/14005954/
ダイハツムーヴにおけるバッテリー上がりの原因で最も多いものでは、電気の点けっぱなしやバッテリーの寿命などが多いようですが、他の事例も報告されています。
そのような珍しい事例をご紹介します。
キーレスエントリー車はバッテリーが上がりやすい?
新品のバッテリーと交換した場合にも関わらず、翌日にはバッテリーが空になっていると報告される事例も多くあります。
この場合に疑われるのは、電気の点けっ放しや半ドアなどです。
珍しい例では、キーレスエントリーと車で、新品のバッテリーが翌日にはバッテリーが上がっているケースでした。
ディーラーで原因が分からないので、バッテリーが上がった状態で見せてもらったところ、『ACC』の状態であった事が原因と判明しました。
普通の車では『ACC』の状態ではキーが抜けないのですが、キーレスエントリーでは、そのまま車から離れる事が可能です。
『ACC』の状態であれば、エアコンやオーディオ類の電装品が自由に使える状態ですので、エンジンを切っていれば、朝までにはバッテリーが上がってしまうことでしょう。
単純なミスですが、キーレスエントリーならではのバッテリー上がりと言って良いでしょう!
新しいバッテリーが不良品の事も?
バッテリー劣化のため、新しいバッテリーに変えたのにバッテリーが上がる別の事例です。
実は『新品バッテリーの不良』は数は多くありませんが、皆無ではありません。
新品のバッテリー自体が漏電していることもあるそうです。
バッテリーの電圧を測っても正常値を示す場合もあるそうなので、面倒ですが別のバッテリーを積んで確認されるのが確実です。
ネットでバッテリーを購入された場合には、輸送状態によりバッテリー液が漏れる事もあるようです。
購入した際には携帯などで外観をアップで『写メ』しておくことをお勧めします。
因みに、粗悪品でない有名バッテリーメーカーでも起きている事例ですので、原因がわからない場合には確認してみましょう!
ディーラーも予想できないんだから、本当に珍しいケースですね。
新しいバッテリーが原因でバッテリーが上がるとは予想もしませんね。
つけた時は充電が満タンで正常だから、余計に分かりづらいですね!
ダイハツムーヴのバッテリー上がりの対処法は?
出典:http://espo.blog101.fc2.com/blog-entry-1882.html
もしバッテリーが上がって、バッテリーの寿命であればバッテリーの交換が必要です。
ダイハツムーブでは、現在販売されている車種は全てエコアイドル車であり、バッテリーは充電制御対応の『M-42』が使用されています。
バッテリーが寿命の場合には、普通のバッテリーではなく、この専用のバッテリーを使う必要があります。
車種や年式で対応するバッテリーを確認して下さい!
ダイハツムーヴのバッテリー上がりの対処法としては、通常と同じでブースターケーブルを使ったジャンプスタートが一般的です。
原因がわからない場合には、ロードサービスの利用も欠かせません。
救援車によるジャンピングスタート
まずは、一般的なブースターケーブルを使って、他車から電源を分けてもらい、その電源を借りてエンジンの始動を行います。
この場合には、救援してくれる車がいること、接続のブースターケーブルがあること、ケーブルをつなぐ知識があること、救援の車が同じ電圧の車であることの要件を全て満たす必要があります。
トラックは同じ電圧でないので無理ですが、普通の乗用車であれば同じなので問題ないでしょう。
稀に特別なSUV等では電圧が違う場合もあるので確認されたほうが安全です。
長く車に乗っている人であれば、ブースターケーブルを持っている人も多く、ケーブルを持っている人の多くは、使い方も知っているのでお願いしてみたら良いでしょう。
ご近所の話しやすい人や、親戚で近くに住んでいる人がいれば聞いてみるのも良いですね。
JAF等のロードサービス
JAFに加入している場合や任意保険のオプションにロードサービスが付いている場合には、利用するのもよいでしょう。
特に原因が分からない場合や、ケーブルのつなぎ方に自信が無い人も、プロの人が診てくれるので安心です。
ダメでも工場などまでレッカーしてくれるので助かります。
会員になっていなかったり、保険のオプションにも付いていない場合には結構な金額を取られますが、保険のオプションについていたら利用すべきです。
どうしたら良いか分からない時には、保険会社に電話すれば対応してくれます。
バッテリーを新品に交換
バッテリーが寿命の時期を迎えていれば、ジャンプスタートしてもすぐに止まってしまいます。
こうなれば、バッテリーの交換しかありません。
ロードサービス等を利用して、交換できるところまで運んでもらう必要があります。
自分で買ってきて交換する方法もありますが、バッテリー自体が軽いものではありませんから、歩いて運ぶことを考えると、ロードサービスを利用するべきでしょう。
近くに、ガソリンスタンドやカーショップがある時は少し考えても良いでしょう。
バッテリー交換といっても、それほど難しいものではなく、工具もスパナ程度で充分ですから、自信のある方はチャレンジするのも良いでしょう。
今はスマホサイズのスターターもあるみたいですよ!
でも基本はブースターケーブルでジャンプ!ですよね。
ダイハツムーヴのブースタケーブルのつなぎ方は?
出典:http://support-carlife.com/blog/blog-entry-battery-jumping.html
ダイハツムーヴのバッテリー上がりが起きた場合に、ジャンプスタートする場合のブースターケーブルのつなぎ方と手順を、詳しくご説明してまいります。
ブースターケーブルのつなぎ方!
まずは、バッテリーが上がった車に救援してくれる車に、できるだけ近づいて停めてもらいましょう。
ブースターケーブルが届く位置にきたら、救援車のエンジンを切ってもらいます。
最初に故障車のプラスに赤のケーブルをつなぎます。
『プラスは赤』、『マイナスは黒』と覚えましょう。
手を放しても外れないように、しっかりとつけましょう。
続いてこの赤いケーブルを救援車のプラスにしっかりとつけます。
これで両車のプラス同士がつながりました。
次はマイナスの黒いケーブルですが、今度は救援車からつなぎます。
そのあとに故障車のマイナスをつなぐのですが、ここでは基本的にバッテリーの端子にはつながず、エンジンのボルト等の金属部分につなぎます。
どうしても金属部分が無い場合には、故障車のマイナス端子につないでください。
※覚えておきたいのは、お互いのプラスとプラス、マイナスとマイナスをつなぐという事です。
これさえ間違えなければ、大きな事故は起きないでしょう。
ジャンピングスタートの手順は?
ブースターケーブルをつないだら、救援車のエンジンをかけて、エンジンが暖まり救援車のバッテリーが充分になるまで待ちます。
そして、故障車のエンジンの始動を試みます。
かかったエンジンは止めずに、かけたままにしておいて下さい。
あとは、つけた逆の順番でケーブルを外していきます。
必ず、エンジンは止めずにかかったまま外して下さい。
- 故障車の−を取り外す
- 救援車の−を取り外す
- 救援車の+を取り外す
- 最後に故障車の+を取り外す
以上の工程でジャンピングスタート作業の完了となります。
でも火花も出たりするみたいだから、やっぱり怖いです。
分からない時は、ロードサービスに頼むしかないですね。
ダイハツムーヴはバッテリー上がりに似た故障が多い?
出典:http://www.koyo999.com/newpage60.html
バッテリーの不具合とは基本的に症状が違うのですが、突然のエンストなどではバッテリーを疑うこともあるでしょう。
古いムーブ等では、こうした突然のエンストが起こり、バッテリー交換程度で済むと思っていたら、思わぬ出費になったという故障がありましたのでご紹介します。
VVTの故障によるエンスト?
VVTは可変バルブタイミング機構という意味で、古いムーヴで使われていました。
現在は『VVT-i』という新しいものに変わり、更に高性能と低燃費を高次元で両立した機構になっています。
VVTを使った初期モデルでは、突然のエンジン停止や走行中に突然エンスト等のトラブルが多く、再度エンジンをかけようとしても全くかからないという事がありました。
この症状が出た場合にはVVTのトラブルであることが非常に多く、コンプレッション機能が働かず、エンジンがかからなくなってしまいます。
修理費用は5万円程度で、VVT自体の交換となります。
再始動不能のエンジンストップ!
先代モデル以前のムーヴでは走行中に突然のエンジンストップを起こし、再始動不能な状態になることがあります。
このエンストは前触れもなく起こることが多く、最悪な状態になって初めてエンジンのどこかが壊れているといったことが判明するようです。
このトラブルの原因はカムシャフトを駆動するためのカムスプロケットが欠けることによって起こるものらしく、カムシャフトのどちらかが動かなくなってしまうようです。
修理は、被害が他の部分に及んでいない場合にはに、ヘッドのオーバーホールとカムスプとケットの交換で済みます。
費用は工賃を含めて85,000円位です。
これはリビルト品などがありませんのでこのままの金額となります。
『CVT油圧制御プログラム不良』のリコールもある!
ダイハツ工業は2013年12月4日、『ムーヴ』などのCVT『無段変速機』の油圧制御プログラムなどに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
対策として、CVT制御コンピュータの油圧制御プログラムについては、全車両変更します。
クランク角センサについては全車両対策品と交換します。
このリコールは、市場からの情報および国土交通省の指摘により発見されました。
不具合発生件数は202件に上り、指摘がなければリコールにならなかったと思われる事例です。
まずは周りに危険を知らせるようにしましょう。
できれば、近くの人に手伝ってもらい、邪魔にならないような場所に移動したいですね。
先にロードサービスに連絡も入れた方がいいですね!
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
出典:https://usedcarnews.jp/archives/39358
今回は、ダイハツムーヴのバッテリー上がりの原因や対処法、ブースターケーブルのつなぎ方についてお届けしてきましたが、如何でしたか?
ダイハツムーブには思わぬバッテリー上がりの事象もありました。
新しい機能が裏目に出る事も多いのが、最近の世の中のようですね。
どんな突然の不具合に遭遇しても慌てずに行動して下さい!