今回注目するのは、車両保険について。
以前の記事で、クルマの所有にかかわるコストの観点から、クルマ不要論について触れました。
そして同時に、それでも私はクルマを買う、と書きました。
また、前回の記事では、クルマ不要論がある中で
それでも買うのであれば絶対に考慮したい「リセールバリュー」について切り込んでいきました。
この記事では、「クルマを買っても、車両保険は買わない」、
そんな考え方についてご説明します。
誰が何と言おうと、クルマが必要。
だから買うことに決めました!
でも、保険についてはどうしよう。。。
特に、車両保険については毎回迷うよ〜
どうするのがオススメ?
そんな疑問にお答えします。
車両保険はいらない
そもそもの「保険の役割」とは、何でしょうか?
世の中には様々な保険商品がありますが、この保険の役割を知らないと
トータルで考えると生涯にわたってとんでもなく高額な出費を余儀なくされます。
さあ、「保険の役割」の答えは、以下の通り。
「起きる可能性が非常に低いが、起きてしまったら大損害になるトラブルに備える役割」です。
低確率でも、非常に大きな損失を被ると
万が一の時に生活が立ちいかなくなる。
そんなリスクに備えることは合理的な判断です。
というか、絶対に必要な備えですね。
一方で、高確率×損失小のリスクに備える場合、
保険料を払い続けること自体が無駄な出費になりがちです。
(貯金で備えるほうが効率的)
ちなみに、高確率×損失大のリスクに備える保険は、そもそも商品がありません。
(保険会社が大損することになるので、商品化できない)
その意味で、車両保険は不要と言えそうです。
なぜなら、万一の事故の可能性は低く、損失も小さいから。
自分のクルマの修理代は、人生終了のようなリスクではないですよね。
車両保険は、割に合わない?
例えばの話、車両保険に加入していたとしましょう。
まず、めったにないケースですが、新車の全損事故のような大きな事故を起こした場合を考えます。
その場合、新車価格の保険代は絶対に出ません。
保険会社からは、著しく安い価格しか払われないと思ったほうがよいでしょう。
そもそも、高額な新価特約を付けないと新車価格を保証されませんし、
クルマの時価額は、毎年数十パーセントずつ毀損していくからです。
逆に、軽い事故の場合はどうでしょうか?
これが曲者で、例えば修理費5万円程度の軽い事故の場合、
車両保険は使えません。
というか、もちろん使えるのですが、翌年度の等級が下がって保険料が上がってしまう為、
普通は保険を使わないのです。
大きな事故では、満足な保障を得られず
小さな事故では、保険を使いにくい。。。
ちょっと合理的な保険とは言いづらいですよね。
個人的には、車両保険は不要だと思います。
それでも、日本人の4割以上が加入していると言われる車両保険。
あなたはどうしますか?
冷静になって考えてほしいのですが、
修理代金が支払えないくらい厳しい状況で、
無理をしてクルマに乗るのは、ちょっとアンバランスだと言えるのではないでしょうか?
今回の記事は、書籍「お金の大学」(両@リベ大学長 著)を参考にさせて頂きました。
資本主義社会のリアルとして、「お金なくして自由なし!」と言い切って、
貯める力、稼ぐ力、増やす力、守る力、使う力、という人生を豊かにする5つの力の獲得方法を教えてくれる本になっています。
かなり人気の本になっていますが、非常に分かりやすい内容で、売れている理由がよくわかります。
新車・中古車を買う時に下取りで損しない方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、クルマ不要論がある中で、それでも買うのであれば
車両保険に入るかはしっかりと考えるべきだという意見を述べさせていただきました。
いかがだったでしょうか?
経済合理性だけでは割り切れないカーライフ。
でも、クルマがある生活を賢く楽しむには、
保険の見直しは避けて通れないと考えてください。
なぜなら、保険商品が家計に及ぼすインパクトは小さくないからです。
生涯にわたって支出する累計額が、非常に大きくなるのが保険商品なのです。