今回は、台風が来た時立体駐車場が車の避難場所になるのかについてご紹介したいと思います。
つい先日も大型の台風が日本列島を襲い、大きな被害が出たのは新しい記憶だと思います。
川の氾濫や大雨洪水によって推定10万台の車が被害に合いました。
そんな時人間は避難所など避難する事が出来ますが、車は避難することは出来ないのでしょうか。
それでは、台風が来た時立体駐車場が車の避難場所になるのかについてお届けしていきますので、お見逃しなく!
そんな時立体駐車場に停めておくことが出来れば少しは安心ですが、可能なのでしょうか?
【目次】
台風の時に立体駐車場は車の避難場所になるの?
コインパーキングは多数ありますが、青空駐車場のものから立体駐車場など様々ありますよね。
台風の際避難所として安全なのでしょうか。
修理費より駐車代の方が安く済む!
立体駐車場に移動させておくことで、台風で飛ばされた看板や瓦礫などから愛車を守ることが出来ます。
もちろん屋上では高さはありますが、物が飛んでくる可能性もありますので意味がありません。
車の傷や窓ガラスの修理は数万円、交換となれば10万円以上かかりますが、駐車料金であれば数千円で済みます。
傷や故障の修理費用を考えれば断然安い出費ですよね。
また立体駐車場では、車のガラスやボディーを守るだけでなく、もし浸水してしまった場合も水没を免れる可能性が高くなります。
ショッピングモールの立体駐車場には避難しない
大型のショッピングモールでは〇時間まで無料など、条件付きの有料駐車場もあります。
この場合は大丈夫かもしれませんが、やはりショッピングモールの無料の駐車場に避難して放置してはいけません。
これは営業妨害で通報されてしまう可能性もあります。
1番近いのがショッピングモールだと言う場合もあるかもしれません。
ですが、ショッピングモールも緊急事態に備えて食料などを買いに来るお客さんもいるわけですから、避難の車が沢山あるとお客さんが停められなくなってしまいます。
パチンコ店が開放してくれるケースもある!
台風19号の際にパチンコ店のツイートが注目されたそうです。
パチンコ店では、立体駐車場を完備している店舗も多くあります。
ツイートされたパチンコ店にも『車を避難させて欲しい』と多数の問合せがあったそうです。
また、こちらの店舗では駐車場の開放だけでなくシャッターを開けておきトイレなども開放し避難所としても利用できるようにしたそうです。
パチンコ店は日本全国多数ありますが、ショッピングモールについで防災拠点として活躍してくれるそうです。
パチンコ店では日頃からパチンコをしなくても喫煙所やトイレだけの利用も、大歓迎だそうですから、1度覗いてみるのも良いですね。
数千円の出費で水没や破損を免れれるならば、安いものですよね!
台風で立体駐車場を車の避難場所として利用する時に気を付ける事は?
では台風の際に立体駐車場に避難する場合に気を付けておかなければいけないことはあるのでしょうか?
『避難した意味がなかった。』なんて事になってしまうと辛いですよね。
車も早めの避難で安全確保
まずは車を立体駐車場まで避難するタイミングです。
天気がひどくなってきてから、車の危険に気付き移動させるのでは遅すぎます。
なぜなら車を立体駐車場に避難させてから、自分は歩いて帰らなければいけないからです。
上記のパチンコ店のように駐車場だけでなく、避難所として施設も開放してくれている場合は車を避難しそのまま自分も避難すると言う事も出来るかもしれません。
ですが多くの方は車だけ避難させると思います。
その場合、帰りは徒歩で帰らなければいけなくなりますので、大変危険な状況が考えられます。
その為早め早めの行動で、車を避難し自分もまだ安全に外を歩ける状況の際に車を避難させましょう。
駐車場所にも気を付けて!
立体駐車場に到着し、少しホッと安心する方も多いのではないでしょうか?
『はぁ~これで車は無事だー』と。
ですがここで安心してはいけません。
同じように立体駐車場車避難させようと考える方多いと思います。
その場合たくさんの車が駐車していれば停める場所も考えると思います。
車を停める場所は、まず屋上と地下は絶対に避けましょう。
屋上はわざわざ避難させたのに雨ざらしですから、何が飛来してくるかわかりません。
また、地下は地上よりも低いわけですから洪水や氾濫が起きてしまうとみるみるうちに浸水してしまう可能性もあります。
ですから、屋上と地下を避け屋内となるフロアに駐車しましょう。
そして出来れば駐車場の中でも真ん中よりの方が良いと思います。
横もしっかり壁のある駐車場では問題ありませんが、横が開いている駐車場では、やはり飛来物が飛んでくる可能性がありますよね。
せっかく避難したのですから可能な限り安全な場所に停めたいですね。
コインパーキングでは停電で出庫出来ない可能性もある
近年の台風では大きな被害によって、長時間停電してしまったといったと言った被害も頻繁に起きています。
コインパーキング利用中に停電が起きたらどうなるのでしょうか。
たとえば、フラップ板が上がってタイヤをロックさせるパーキングの場合は、停電によってフラップ板を動かしている油圧装置が作動しなくなるため、復旧するまで車が出せなくなってしまいます。
また、もし冠水してしまった場合でも故障してしまうことが多いようです。
そうなると、もちろん出庫出来ませんよね。
もちろん、停電すれば精算機も止まってしまいます。
更に、エレベーター式の立体駐車場も同じく、停電すると動かなくなるため、自家発電装置でもない限り車が出せないことがありますので注意が必要です。
マンションなどでも最近はエレベーター式のカーポートもあるようですが、こちらも止まってしまう可能性があるので注意しましょう。
また、このような停電や故障などのトラブルが起きた場合には、警備会社の担当者が現場を順番に回って手動で対応してくれます。
ですが、このような災害は1カ所だけ起きるのではなく1度に多くの場所で起きてしまいますので、自分のところが対応してもらえるまでしばらく時間がかかってしまう可能性があります。
その為、立体駐車場などコインパーキングに避難する場合は停電や冠水で車が出せないという最悪の事態に遭遇しないためには、初めからフラップ式や立体式のパーキングを選ばないこともポイントです。
停電などが起きると、翌日にでも急いでで水や食料を買いに行かなくてはいけない可能性もありますし、車を使う必要がでる可能性もあります。
その為車を避難させる場合は、『車が出せなくなる可能性もある』ということは理解しておきましょう。
また、愛車を守る事に気を取られすぎて、自分は大丈夫なんて過信しないように注意しなくてはいけませんね!
立体駐車場が満車で避難出来なくても車を守るには?
台風の場合立体駐車場は、皆さん車を守りたいですからすぐ満車になってしまう可能性が高いです。
もし、避難できなかった場合でも少しでも被害を最小限に抑える方法はないのでしょうか?
自動車専用のカバーをかけよう
カバーで自動車を覆うだけですが、これだけでも小さな枝くらいであれば傷を防ぐことが出来るようになりますし、自動車の隙間から車内に雨水が入り込むことを防止することが出来ます。
また、愛車の上に毛布や厚めの布などを掛けてテープで固定し、その上からカバーで覆うといった方法も効果的です。
万が一、危険な飛来物が吹き飛ばされてきて自動車に当たっても、毛布や布がクッションの役割を果たしてくれるからですね。
ただ、台風の強風を思いっきり受けることになるので、毛布やカバーの固定はしっかりとしておくように注意してください。
車の停める場所と向きにも注意する
隙間風のある所に駐車している場合は移動しましょう。
やはり建物と建物の隙間は、台風の際はかなりの風になる可能性がありますので隙間風のある所の駐車はやめましょう。
そして、車を屋外に駐車しておく時は建物側にフロントガラスを向けて駐車するようにしましょう。
これも隙間風によって飛んでくる飛来物を避ける為です。
ただ、風が車体に横から当たる場合は避けましょう。
飛来物が飛んでくる可能性だけでなく、車が横転しまう可能性もあります。
過去の災害履歴を調べておく
過去の災害履歴を調べることで、災害が起きる前に起きる可能性のある災害を予測することが出来ます。
例えば、冠水が起きやすい土地には特徴があり、『近くに川がある』・『周辺の地域と比べると標高が低い』・『強い台風が上陸しやすい』などの条件があります。
このような特徴が、自宅周辺や車を駐車している場所の近くにあるかどうかを知っておくと、自分自身や愛車を避難させる際の目安とすることが出来ます。
過去の災害履歴はネットなどハザードマップで調べることが出来ます。
そんな場合でも、少しでも被害を抑えられるように事前準備をしておきたいですね。
新車・中古車を買う時の下取りで損しない必勝法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きを頑張ってもらうのが一番簡単ですが、下取りに出す車があるのならば、下取りに出すことで更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ディーラーは『下取り金額を低めに提示』しているのです。
といったセールストークに使うために、少しずつ下取り価格を上げて交渉の材料にしているのです。
これまで大切に乗っていた愛車は、1円でも高く下取りに出したいですよね?
その為には、あなたの愛車がいくらで売れるのか下取り相場を知っておく必要があります。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
愛車を一括査定した見積書をディーラーへ持って行き、『この見積りより高くならなければ下取りに出しません』と言うことで、下取り価格の交渉が有利になります。
私がディーラーでフィットを下取りに出した時、初めの提示金額は45万円と言われました。
そこで、無料一括査定を試してみた結果、62万円という査定金額が出て唖然としました。
一括査定を知らずに下取りに出していたら、あやうく17万円も損するところでした!
その後ディーラーに査定金額を伝えたところ、17万円+1万円で18万円アップしてくれました。
ディーラーのやり方に疑問を感じつつも、相手も商売なので知らなければ損してしまっても仕方ありませんよね。
どこのディーラーでも最初は下取り価格を低く提示してくるので、一括査定で買取相場をチェックしていくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取りで損したくない方、比較用に見積りを取ってみたい、相場だけ知りたいという方は、無料で簡単にチェックできるのでお早めに試してみてくださいね。
まとめ
今回は、台風が来た時立体駐車場が車の避難場所になるのかについてご紹介してきましたが如何でしたか?
近年大型台風も増え、大きな被害を残すことも少なくありません。
特別警報が発令されるなど、命を守る行動はもちろん大切ですが、愛車の命も台風が過ぎ去った後に大きく影響すると思います。
その為、大きな被害が出る前に立体駐車場などに避難したり、少しでも被害を減らせるように事前部準備を行い愛車を守れるようにしたいですね。