今回注目するのは、ガソリン車にいつまで乗れるのか?
ガソリン車の販売が規制される。
そんなニュースがあふれる今日このごろ。
クルマ好きのあなたは、慣れ親しんだガソリン車に
いつまで乗り続けることができるのか、非常に気になっていると思います。
この記事では、「ガソリン車はいつまで乗れるのか問題」について切りこんでいきます。
日本でもガソリン車が乗れなくなる未来が近いらしい。。。
でも、ガソリン車に乗り続けたい!
日本のガソリン車の未来は?
海外の状況は?
ハイブリッド車はどうなる?
軽自動車は?
そんな疑問にお答えします。
【目次】
日本のガソリン車の未来は?
長らく慣れ親しんだガソリン車。
ガソリン車がもつ特有のエンジン音、心地よい振動は
何ものにも代えがたい魅力がありますよね。
そんなガソリン車が誕生したのは1885年頃と言われています。
日本では明治次代ですから、本当に長きにわたって
パワートレインの雄としてガソリンエンジンが君臨してきたのです。
しかし、時は流れてガソリン車を取り巻く環境は大きく変わりました。
日本政府も、2035年までにガソリン車の販売を終了させることを目標にすると
ハッキリと発表しています。
第204回の通常国会において、新車販売における電動車100%を
2035年までに実現すると、施政方針演説で述べているのです。
さらに東京都は、日本政府に先立って規制を前に進める方針を打ち出しました。
2030年までに乗用車を、そして2035年までに二輪車を、
ガソリン車の新車販売規制していく考えであると表明したのです。
加えて、日本政府のグリーン成長戦略として
2050年にはガソリン車の利用も完全禁止とする目標を掲げています。
このように、近い将来にガソリン車に乗れない未来が到来するのは
間違い状況と言えますね。
でも、ここで冷静になって事実を確認していきましょう。
まず、政府が「電動車」と呼ぶクルマは、以下の通りです。
EV、又はBEV(電気自動車) |
FCV(燃料電池自動車) |
PHEV、又はPHV(プラグインハイブリッド自動車) |
HV(ハイブリッド自動車) |
つまり、ハイブリッド車も電動車に含まれているため、
ハイブリッド車は2035年以降も新車購入が可能です。
日本においては、すでに普通車の新車販売の50%以上がハイブリッド車となっています。
ここまで浸透しているHVのマーケットが急激に縮小するとは考えづらく、
当面のところ、ガソリンスタンドが消滅するという心配は無用でしょう。
しかも、2035年以降であっても
「中古車」であればガソリン車を購入可能です。
これはあくまでも現時点の見通しですが、
今のところは、中古車については販売禁止の方針が示されていないのは、
ガソリン車ファンにとっては、胸を撫で下ろすところですね。
海外の状況は? ガソリン車の未来
ノルウェーは、日本よりも10年先んじて2025年にはガソリン車の販売を禁止すると宣言しています。
スウェーデン、オランダ、ドイツ、アイルランドなどは2030年にガソリン車販売禁止。
イギリス、カナダ、アメリカ(大部分の州)、中国、香港などは2035年にはガソリン車販売禁止をうたっています。
ハイブリッド車はどうなる?
前述の通り、日本の場合は
政府がいうところの「電動車」にHV(ハイブリッド自動車)も含まれるため
2035年以降もハイブリッド車の新車購入が可能です。
しかしながら、日本以外の多くの国では
ガソリン車のみならず、ハイブリッド車、
プラグインハイブリッド車も含めた販売禁止を目指している点は注目に値します。
ヨーロッパを中心に、日本よりも厳しい基準を設けて
ガソリン車廃止に向けた取り組みを進めているのが現状と言えます。
軽自動車はどうなる?
日本の軽自動車比率は約40%と非常に大きいボリュームを占めます。
多くの軽オーナーも、ガソリン車を取り巻く環境変化に
無関心ではいられない状況となりました。
日本政府は、ガソリン車廃止に向けた計画において
普通自動車と軽自動車を分けて制度設計していません。
つまり、軽自動車においても
電気自動車やハイブリッド車といった「電動車」でなければ
2035年以降の新車販売が禁止されることになっているのです。
現在の技術では、物理的に車体が小型である軽自動車に
一般的なハイブリッドシステムを載せることは困難な状況です。
よって、現在は一部の導入にとどまっている
マイルドハイブリッド(通常よりも小型で出力の低いモーターで駆動する
簡易型のハイブリッドシステム)搭載車がより増えていくことが想定されます。
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まとめ
今回は、わたしたちが愛するガソリン車にいつまで乗れるのか?
についてガソリン車をとりまく現状を見てきました。
ガソリン車ならではの走る喜び。
ガソリン車を楽しむカーライフは捨てがたい。
そう思うガソリン車ファンは少なくないでしょう。
環境を意識した政策をしっかりとフォローしながら、
ルールはルールとして受け入れつつ
自分らしいファンドライブを楽しんで行きましょう。